ペーパーテンコとは、つなみ~(ユーザーページ)制作の東方Projectの二次創作ゲームである。
概要
任天堂とインテリジェントシステムズのゲームシリーズ、「ペーパーマリオシリーズ」を東方Projectでパロディした作品。特にマリオストーリーの要素が強く、作者は事前にプレイしておく事を薦めている。
天界で天子が栽培していた桃が逃げ出してしまったのでそれを回収するのがゲームの目的だが桃には特別な力があり、しかも勝手に増殖してしまうという困った機能まで付いている。
主人公は比那名居天子。天子を操作して桃を回収していく事になる。冒険の途中で永江衣玖や上海人形らが仲間になる。土管から出たり入ったりする時はちゃんとくるくるする。
ペーパーマリオシリーズを素にしているだけにキャラクターは皆ペラペラ。
絵、プログラム、背景等は作者一人で製作しているがBGMは音屋から提供して貰っている。東方の曲とマリオストーリーの曲を組み合わせた戦闘曲もあり、両方をプレイした事があるプレイヤーは思わずニヤリとしてしまうだろう。
現在体験版が配布されている。→詳細
3面までプレイする事が可能。
システム
ゲームシステムは基本的に今までのペーパーマリオシリーズを合わせ混ぜたような形になっている。
フィールドはスーパーペーパーマリオのように2Dで構成されていて、アクション要素も高い。
仲間の能力を使って進む場面やペーパーマリオRPGのような技を使う場面もある。
敵に接触するとマリオストーリーやペーパーマリオRPGのようなバトル画面になり、ターン制のバトルが展開される。アクションコマンドももちろんあり、これにより攻撃力や被ダメージ量が上下する。
バッジは、「ナイスデボウギョ」といったお馴染みの物も登場する。
レベルアップは強化対象を「HP」「BP」「デッキ最大枚数」の3つの中から選べ、スーパーブロックによる仲間のランクアップも出来る。
東方らしいシステムに「カード」と「デッキ」があり、バトルにスペルカードのデッキを組んで使用できる。
施設
ゲームを進めると活動拠点となる妖怪広場に辿り着く。セーブブロックの他に、情報提供してくれるルーミアが居る。
パルスィハウス
マリオストーリーで言うキノピオハウスか。パルスィが務める宿屋で、ベッドインするとHPが全快するが、原作と違って有料で休むには1000円が必要。
にとりショップ
回復アイテムなどを買えるアイテムショップなのだが、お値段異常。買えば買うほど商品の価格が上がっていくという狂気の仕様なため金を吸い取られまくる。条件を満たすと、にとりショップでアリスがバッジ屋を開く。
ミニゲームも出来るが作者曰くバグまみれなためやらない方が良いらしい。
ボロ家
壁にヒビが入った家。中には土管が2つあり左は3面へ、右は八雲道場へと通じている。橙、藍、紫が居るが紫と戦えるのは製品版からである。マリオストーリーで言う道場か。奇しくもあちらの道場にもチェンというメットがいる。
仲間
いくさん
一番最初に仲間となる竜宮の使い。ステージ中に点在する丸太に羽衣を絡めて乗り移る事が出来る能力を持つ。
意外と物知りらしく、敵の情報やHPを見抜ける。一度見抜いた敵のHPはずっと表示されるため、とりあえず見抜いておくと良い。いわゆるクリオポジションだがジャンプ技は無い。
しゃんはい
アリスが製作した自律する上海人形。カタカナで喋り、何故か魔理沙口調。急に様子がおかしくなったアリスの下から逃げ出してきたところを天子に発見された。
攻撃技は自爆。体が小さいので天子が通れない狭い道を通って、その先にあるスイッチを押す事が可能。マリオストーリーでいうピンキーポジション。しかしピンキーと違って空中の敵にも攻撃できるため結構高性能。
めんるい
鈴仙・優曇華院・イナバ。うどんげだから麺類なのだろうか。うどんを打っていたため割烹着姿で仲間になる。
波長を歪めて、天子が敵に察知されなくする能力を持つ。敵の飛び道具が鬱陶しい時に活躍する。戦闘中も使う事ができ、敵の強力な攻撃を回避するのに便利。レサレサポジションか。
もこう
藤原妹紅。炎を操る能力を持つため、隠された扉を出したり暗いところを照らしたり出来るアカリンポジション。
天子が妹紅を持ち上げる姿はシュール。攻撃技はパレッタ似。暗いところで戦闘になると天子の行動に大きく制限が掛かる事から暗所でのパートナーはもこう一択となる。
ゆうぎ
力自慢の鬼。その怪力を活かして邪魔なブロックを退かせる事が出来る。戦闘でもその怪力を活かして攻撃する他、天子を敵に投げつける攻撃技もある。
関連動画
マイリスト
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 0
- 0pt