ホイミスライムとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
概要
初出はドラゴンクエスト2。それ以降の作品では皆勤賞であり、ドラゴンクエストシリーズでも最もメジャーなモンスターの一体。
通常のスライムの下部から無数の触手が生えたクラゲのような姿をしており、ホイミを唱えて仲間モンスターの傷を癒す。そのため、レベルが低い状態で戦うとダメージを回復されて長期戦になることも多い。戦闘中に他の敵に呼ばれて途中参戦する場合もある(さまようよろいなど)。同種の上位モンスターとしてベホイミスライム、ベホイムスライム、ベホマスライムなどがいる。
また似たような姿で主に海上に生息する「しびれくらげ」もいるが、あくまでもクラゲなのでスライム系ではない。ただし7では同じ姿で陸上に生息している「しびれスライム」が登場している。
ドラクエのエロ同人誌などではまず間違いなく触手担当。他にも触手モンスターいるんだけどね…。
ホイミン(仲間モンスター)
ドラゴンクエスト4では人間になりたいと願うホイミンという名のホイミスライムが第1章でライアンの仲間となり、戦士ゆえに呪文が使えないライアンの回復を任されることになる。この働きが神々に認められ、ホイミンはのちに人間として生まれ変わることになる。
このホイミンが史上初の仲間モンスターで、思いのほか好評だったため以降の作品でモンスターが仲間にできるようになったといわれ、仲間モンスターの原点的存在とされる。
5以降に仲間になるホイミスライムも回復系を中心に呪文を覚えていく。特に回復系はホイミからベホマズンまで(転職なしで)全て覚える仲間モンスターはホイミスライム以外あまりいなかったりする。ベホマスライム・スライムベホマズンなどの上位モンスターが仲間になる作品もあるが、馬車要員でも一匹は欲しい仲間モンスターである。5・6の1匹目の名前はもちろん「ホイミン」。
10の2nd以降からはまもの使いの職の時にスカウトの書を使用してスカウトアタックを使用することによって、仲間になることがある。因みにこの作品ではレベルアップでホイミ系統は覚えられないので、スキル(ホイミン流回復術)で覚えられるようになってる。スティック装備なので回復魔力も上がります。
なお、PS2版「いただきストリートSP」では、ライアン&ホイミンのペアが登場する。COMにすると時々ホイミンが話しかけてくる。
トルネコの大冒険3ではポポロを使用すれば仲間にする事が可能。クリア後ダンジョンの「異世界の迷宮」のポポロ攻略の鍵モンスターとしても有名である。
ドラゴンクエスト4の小説版ではライアンと出会い、旅の同行者となる。ホイミスライムでありながら詩人に憧れており、ライアンに乞われて美しい声で歌を披露してみせた。
誘拐された子供達が閉じ込められた塔では、ピサロのてさき(アシペンサ)によって子供と共にスライム一族も虐待されていた。彼らを助ける為に戦い、仲間達の力も借りて見事アシペンサを倒す。
だが最後にライアンの隙をついたアシペンサの最後の悪あがきを身がわりに受け止めて死亡。ライアンはその後十年以上の歳月をかけて勇者を探す旅を続けるが、「亡霊でも構わない、どうか傍にいてくれ。共に行こう」と心の内で呼びかけるなど、種族を超えた友として強い絆で結ばれていた。
その後、大いなる意思(マスタードラゴン)により人間へと転生。その姿はかつて憧れた詩人であり、竪琴の音色をもって幻惑の霧を払うなどの技を見せる。デスピサロを倒した後はライアンと再会し、二人で並んで光の中へと消えていった。後に導かれしものたちの物語を人々に歌い聞かせる、永遠の存在となる。
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