ホウオウとは、ポケットモンスターに登場するNo.250のポケモンである。初登場は金・銀。
基礎データ | |||
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名前 | ホウオウ | タイプ | ほのお ひこう |
英語名 | Ho-oh | 高さ | 3.8m |
分類 | にじいろ | 重さ | 199.0kg |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | プレッシャー |
― | |||
グループ | タマゴみはっけん | 隠れ特性 | さいせいりょく |
孵化歩数 | 30720歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第2世代 | 努力値 | 特防+3 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #250 | タイプ | 赤 |
ジョウト | #248 #253(HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスター金、リーフグリーン、ハートゴールド
- なないろの みごとな つばさで せかいの そらを とびつづけると しんわに つたえられる ポケモン。
- ポケットモンスター銀。ファイアレッド、ソウルシルバー、X
- からだは なないろに かがやき とんだあとに にじが できると しんわに のこされている ポケモン。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン、Y
- こころただしき トレーナーの まえに なないろの つばさを ひからせながら すがたをあらわすと つたえられる。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- ひかりの あたる かくどに よって なないろに かがやく ハネは しあわせを もたらすと いう。にじの ふもとに すむと いわれている。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール - なないろの つばさを もつ。 ホウオウを みた ものは えいえんの しあわせが やくそくされるという。
概要
- ジョウト地方に伝わる伝説のポケモン。飛んだあとには虹が残る、羽は幸せをもたらす、ホウオウを見たものには永遠の幸せが約束される、というように数多くの伝承が伝えられる。
- ハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS)では和風で威厳のある専用曲が流れ、かなり評価の高い曲である。海外でもとても人気が高い曲だが、作曲者の一之瀬剛曰く「和を押し出しすぎてポケモンっぽくない」ので没にする予定だったとのこと。
- 金色のモヒカンのセンスが光る。心正しきトレーナーの前に七色の翼をはばたかせ現れる伝説のポケモン……3色くらいにしか見えないのは気のせい。
- カネの塔の落雷による火災で死んだ名も無き3体のポケモンを蘇生させた。その3体がライコウ、エンテイ、スイクンであり、ホウオウはそれぞれに塔に落ちた雷、塔を焼いた炎、塔の炎を消した雨の力を与えたという。
- どう見ても特殊技の「せいなるほのお」を物理技と言い張る自重できない子。
どこぞの唯一神などとは違うのだよ!
第六世代では弄られる我が子を哀れに思ったのか、生命を与えた時に渡っていた力が14年の時を経て覚醒したのか、エンテイは「せいなるほのお」を継承、(ネタ抜きで)唯一神の名にふさわしいポケモンとなった。 - 野生のホウオウは「せいなるはい」という珍しい回復アイテムを持っている。例外として「へそのいわ」のホウオウは持っていないが戦闘後、ホウオウのいた場所に設置されている。ルビー・サファイアでは野生のホウオウは出現しないが、データ上捕まえると持っていることになっている。
- 初登場の第二世代当初は技の物理特殊がまだタイプごとに決まっていた時代のため、炎技は特殊、飛行技は空を飛ぶ()程度しかないというやや唯一王的な扱いであった。まぁあちらと比べれば遙かにマシなのだが・・・
- ポケモンスタジアム金銀ではホウオウとルギアがいればウルトラカップとジムリーダーの城は余裕でクリア出来てしまう。弱点の水タイプには「10まんボルト」「かみなり」「ソーラービーム」、岩タイプと電気タイプには「じしん」、格闘タイプには「サイコキネシス」、回復技に「じこさいせい」、400を超えるHPなどバランスブレイカー。
- 禁止伝説級に相応しい高い種族値なのだが、彼の戦場には相性の悪いカイオーガ、ドラゴンタイプや「聖なる炎」の追加効果である火傷が、特殊アタッカーの多い禁止伝説級相手には意味が薄く、向かい風が強かった。
しかし何気に高い特攻(代償として素早さを失ったわけだが)のおかげでイトケの実等の対策をしていれば「かみなり」必中の恩恵もあって、麻痺させればカイオーガを落とす可能性も十分ある。ブレバ習得でドラゴンタイプにも等倍を取れるようになった。 - WCS2010(GSルール)では、メジャーな一般ポケモンのメタグロス・ルンパッパや、流行のユキノオーミュウツーの並びに非常に強く、攻撃と特殊耐久の高さ及び攻撃範囲の都合水技を持たない特殊タイプの禁止級伝説全般にも安定するという高いポテンシャルを有する。苦手なカイオーガは相方にルンパッパやドクロッグをおいて対策しよう。
- 特防が高いが4倍弱点の岩技はほぼ全部といっても良いくらい物理技。実際、上記ルールではバンギラスがホウオウ対策として登用されることもある。これはカイオーガも同様の話。
- 夢特性は「さいせいりょく」。不死鳥のイメージを表したのだろう。ハートゴールドのROMを3DSに挿した状態でポケモンARサーチャーを起動する事で、一回だけ夢特性ホウオウを入手できるが、仕様上まともな厳選はほぼ不可能。
- 金・HGではレベル40だが、銀・SSではレベル70、クリスタルではレベル60のホウオウが出現する。銀・クリスタルだと「せいなるほのお」を忘れている上、当時は技を思い出す事が出来なかった。なお、クリスタルの場合だとライコウ・エンテイ・スイクンを捕まえていないとホウオウに挑戦出来ない(しかも交換での入手はカウントされない)。
- オメガルビーではクスノキ館長から「とうめいなスズ」を入手後、シーキンセツの舳先に現れる不思議な輪っかに近寄るとバトルになる。
ホウオウ、又はルギアを手持ちに入れると三犬が出現するマボロシの場所「未開の森」が現れるので過去作から連れてこなかった人は捕まえておこう。 - アニメにおいては初代第1話のラストにてサトシの上空を飛んで行く姿が確認されている。この時、サトシのポケモン図鑑は認識することができず『データなし、この世界にはまだ知られざるポケモンがいる』としている。実際、初代第1話の放送された1997年4月1日は「ポケットモンスター2(仮代/現在の金銀)」当初の発売予定日の半年前であった(1997年末)ため、登場予定のゲームが発売される前に登場するという極めて珍しいケースであった。ただ、当時コロコロコミック誌上等で半年後に発売を控えた「ポケモン2」の告知と共に、ホウオウは早期に公開されていたポケモンであったため、アニメがホウオウの初出というわけではない。
しかし「ポケモン2(金銀)」の発売日がその後延期を何度も繰り返した結果、2年後の1999年11月に発売となってしまい、当時のポケモン人気や劇場版アニメ第1作の反響とは裏腹に、長らくホウオウは当時のファンの間で宙に浮いた謎の存在になってしまっていた。この為ファンの関心自体は高く、今でもこの件が印象深いという当時のファンも存在する。ただ「金銀」発売の直前に、ポケモンショックの影響でこちらも公開が延期されていた劇場版アニメ第2作目「幻のポケモン ルギア爆誕」が公開となり、ファンの関心が銀版に集中してしまうという歯痒さもあったのだが…。
それ以降もアニメ版ではサトシの行く先を導くような形で大空を飛ぶホウホウが目撃されており、直接の絡みが無く影が薄い神秘的な存在として扱われている。 - 2009年の映画「アルセウス 超克の時空へ」エンドロール後の次回予告でホウオウとルギアが戦っている映像が流されたため、来年にもしかするかもしれない……とかなんとか言って2010年の映画が改めて発表されたらメインが、ライコウ、エンテイ、スイクン、セレビィになっていた。ホウオウがメインを張れる日は来るのだろうか…と思っていたら、2017年の映画「キミにきめた!」のポスタービジュアルにホウオウが描かれることになり、ようやく劇場版メインとなりそうである。
関連動画
関連静画
関連項目
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