ホグワーツ・レガシー(Hogwarts Legacy)とは、2023年2月10日発売のゲームである。
対応プラットフォームは、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Steam/Epic Games Store)、Nintendo Switchなど。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション アドベンチャー RPG |
開発元 | Avalanche Software |
販売元 | Warner Bros. Games |
機種 | PS4 PS5 XB1 XBX|S Switch Windows |
発売日 | 2023年2月11日 |
価格 (税別) |
¥ 8,778 (STD) [1] ¥ 10,978 (DX) |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
世界的ベストセラー小説『ハリー・ポッター』の世界をベースに、1800年代のホグワーツで冒険の世界へ飛び込む、オープンワールド・アクションRPG。シリーズの時系列は最も古く、1890年のホグワーツを舞台にしている。(『ファンタスティック・ビースト』3作が1926~1930年、『ハリー・ポッター』本編が1991~1998年の出来事。『呪いの子』が2017年で最も新しい)
デベロッパー(開発会社)はアヴァランシェ・ソフトウェア [2]。パブリッシャー(販売会社)はワーナー・ブラザーズ。
5年生からホグワーツに入学した主人公を操作し、他の生徒と交流を深めたり、魔法を極めたり、学校や郊外を探索したりと、魔法使いとしての学園生活を楽しむことができる。
熱烈なファンコミュニティに寄り添うデザインで、発売前から多大な注目を集め、禁忌の闇魔術「アバダケダブラ」も使えることから「違法アバダケダブラ」といったワードがTwitterでトレンド入りするなどした。
没入感は高いが、完全なオリジナルストーリーなこともあって、シリーズを知らない人でも問題なくプレイ可能。
キャラクリのち難易度と性別[3]を選択し、自分だけのレガシーを築こう。
商品
商品は「スタンダード・エディション」(STD)と「デラックス・エディション」(DX)の2種類がある。DXは72時間分の早期アクセス権や追加アイテムなどの特典がある。
システム
フィールドガイドという、様々なことを記録・指示するアイテムを駆使することで快適な魔法使い生活を送れる。
あちこちに「煙突飛行粉の炎」という、炎を灯すことでファストトラベル地点となる場所が点在する。
呪文は、杖の先を動かし、魔法の軌跡をなぞることで習得する。学校外で習得する魔法も多い。
物語の導入
特殊な事情により、特例で五年生からホグワーツ魔法魔術学校への途中入学を許可された主人公は、自分に魔法の事前指導を行ったエリエザー・フィグとその友人のジョージ・オズリックとともに学校へ向かうも、乗っていた馬車がドラゴンの強襲を受ける。
フィグの亡くなった妻が生前に送ったポートキー[5]でこの危機を脱し、謎の遺跡を調べグリンゴッツ魔法銀行で世間を騒がすゴブリン・ランロクと対峙する過程で、主人公は遠い過去に滅んだ古代魔術の痕跡を視ることが出来る人間だと判明。
予定より少し遅れて学校にたどり着き、組み分けの儀式で自分にあったクラスに編成された主人公は、秘密の眠る魔法界で魔法使いとしての生活をスタートさせる。
主な登場人物
生徒
主人公
5年生として中途入学することになる生徒。魔法界を引き裂きかねない古代の秘密を解く鍵を握る。
ナツァイ・オナイ
活発なグリフィンドール生。親の転勤の都合でウガンダにあるワガドゥー魔法学校から転校してきた。
ポピー・スウィーティング
魔法生物好きなハッフルパフの生徒。
セバスチャン・サロウ
冒険好きのスリザリン生。呪いに罹っている妹がいる。
オミニス・ゴーント
スリザリン生。ホグワーツ創設者の一人、サラザール・スリザリンの直系だが、血統主義には嫌気が差している。
教師
エリエザー・フィグ
主人公に入学前の個別指導を行った魔法理論教授。教師として優秀なだけでなく、直感に優れた類まれな魔法使い。
フィニアス・ナイジェラス・ブラック
ホグワーツ魔法魔術学校校長。ハリー・ポッターの名付け親であるシリウス・ブラックの曽祖父。校長に就任したのは名声を得るためで、生徒の教育にはあまり関心がない。後世には「ホグワーツ史上最も不人気な校長」という有難くない烙印を押されてしまっている。
マチルダ・ウィーズリー
洞察力の高い、クレアおばさん似の副校長。変身術の教授。
ミラベル・ガーリック
薬草学の先生。見た目も言動もディズニー映画のプリンセスのよう。
魔法省
ジョージ・オズリック
揉み上げを生やした役人。お世辞上手なことから結構高い地位に就いていたが、ドラゴンに襲われてしまう。
ゴブリン
ランロク
魔法省と魔法界全体に対するゴブリンの反乱を主導しようとしているゴブリン。生半可な魔法ではビクともしないほど頑強。
関連動画
関連静画
関連商品
関連リンク
関連項目
- ハリー・ポッター
- ゲームのタイトル一覧
- 薩摩ホグワーツ - 本作の発売に伴って現れたネタ
- ワイのワイルドワイバーンや!
脚注
- *ただしPS5版やXBX|S版は¥ 9,878であるなど、対応機種や販売取扱店によっては値段が違う場合がある。
- *アヴァランシェ・ソフトウェア(Avalanche Software)はソルトレイクシティに拠点を持つデベロッパー。『Mortal Kombat』シリーズやディズニー映画のゲーム版の開発で知られている。ちなみに『Just Cause』や『MAD MAX』の開発で有名なストックホルムのアバランチ・スタジオ(Avalanche Studio)とは名前が似ているが別物である。
- *「魔女」が女子で「魔法使い」が男子。
- *マグル世界におけるサッカーに相当するスポーツ。明らかな欠陥競技であることで知られる。
- *触れると他の場所に瞬間移動する道具。
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