概要
レクス・ゴドウィンに代わって治安維持局の長官の座に台頭した謎の3人組「イリアステル」のメンバーの1人。
大柄な体格を持つジジイ老人といった風貌で、あごヒゲと顔の下半分を覆う「∞」マーク入りの仮面がトレードマーク。
イリアステルメンバーのまとめ役的存在。CVは菅生隆之。
名前の由来はプラシド、ルチアーノと同様、世界三大テノール歌手の名前から。
(プラシド・ドミンゴ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラス)
冷静沈着な性格で、目的を達成する為には冷酷非情なまでの冷静さを見せる。事実、「完全なる形で」目的を達成することにこだわりを持っており、プラシドやルチアーノからは「回りくどい」やり方だと思われている。
また、83話でジャックの偽者を作り出しジャック達にそれをけしかけた張本人でもあり(レッド・デーモンズ・ドラゴンをコピーしたのはルチアーノだが)、これによって目的の1つである「サーキットの出現」を一部実現させる事に成功している。
もっとも無機質・無感情に行動しているのかというとそうでもないようで、107話にてプラシドが遊星とデュエルを行おうとするのを、遊星の新たな力を警戒しデュエルを止めるよう警告したり、続く110話で遊星の新たな力「シューティング・スター・ドラゴン」に敗北し体が上半身のみとなってちぎれ飛んで機能を停止したプラシドの身柄を引き上げ、「この男に情けは不要」「もし情けをかけられたとわかったらこの男はたいそう傷つく・・・このぐらいの年頃の男とはそういうものだろう」等といった発言を行った事から、仲間に対しては思いやりを少なからず持っている事が伺える。
またそのゴツい体格に違わず腕っ節も相当強く、リアルファイトを挑んでくるシェリー達を軽くあしらってみせた。
具体的にはシェリーの乗ったD・ホイールが正面から爆走してくるが片腕のみで止めて見せ、あまつさえそれをシェリーを乗せたまま投げ返す。続けてミゾグチが乗り捨てたD・ホイールが目の前に突っ込んでくるも、今度は裏拳一発でそれを爆発四散させる。
この時点で既にリアルファイトで勝ち目が無さそうだと解りそうなものだが、命を引き換えにする覚悟を決めたのかシェリーが胸元が破れるのも構わず関節技を仕掛けるも、ホセはそれを眉一つ動かさずに振りほどき、同時に投げ飛ばす。
以上、ここまでホセは立ち位置を一歩も動いていない。
視聴者「おい、デュエルしろよ」「これ何のアニメだっけ?」「何だ、いつもの遊戯王か」
「サーキット」を出現させる事で歴史を「正しい方向」へ導く事を目的に活動し、プラシドやルチアーノと同様、独自に切り札「機皇帝」のカードを所有している。ちなみにホセの所有する機皇帝は「機皇帝グランエル∞」という。
こらそこ、「よっぽど機皇帝を見せびらかしたかったんだなww」とか言わないように。
カードゲームアニメでリアルファイトを挑んだシェリーに「デュエルで挑め」という旨のデュエル脳的言葉を言ったりプラシドを気遣ったりと、三人の中ではもっとも常識人であった(過去形)。
だが奴は...弾けた (超展開的な意味で)。来たるチーム5D'sとの決戦(132話)にてホセはついにデュエルシーンを初披露するのだが、いつぞやのプラシドすら霞んで見える程の高性能じいちゃんの本性が明らかになるのである。仲間が仲間なら、という事だろうか?
- 並のボディビルダーが裸足で逃げ出す程の身体を全身タイツっぽい服装に包み、コース上へ単身出現。D・ホイーラーのステッカーが妙に小さく見える。
- コースへ出たホセはD・ホイールにもデュエルボードにも乗らず、なんと身体一つでコース上を走り出す。
\HAHAHAHA☆ チーム5D'sよ覚悟するがよい! これからが本当の勝負!/
〃´⌒ ヾヽ ____,.r── 、
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r'、:ヽ::',r‐、 lノ---Vッァ' り}  ̄ ̄ V ',
{:::ヽ::ヽj::::ハ 彡イィノoミく´`ミ __ l / ',
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- さらにこの後、「まさかのランニングデュエル!?」という視聴者の安直な予想を裏拳で叩き飛ばすが如く、コース上に現れた戦車を思わせる造形のD・ホイールが出現、長い顎鬚を靡かせながら高速で併走。
- あとはお察しの通りD・ホイールとドッキング☆を果たす。
まさかのイリアステル三皇帝が全員ネタキャラと化した歴史的瞬間であった。 - 視聴者「もはや誰が一番まともなんだよ?」「おじいちゃん元気すぎるww」「もう下っ端超えたわww」
- その後もホセのカードが小さくみえる、元キングにリアルダイレクトアタックをしかけるなどネタを欠かさなかった。
もはや「やめろプラシド」等と言っていた彼とは別人にすら映るだろう。ちなみに、この衝撃的なシーンに対しMCは
「これぞ!D・ホイールの最終進化形態ッ!!まさに!優勝に懸けるデュエリストの魂を見たーッ!!」
等と実況していた。時空改変後の世界では新世界同盟の所謂『究極形態』はファンにとって名物・風物詩と化しているのだろうか・・・?
あまりのインパクト故に、実況スレの勢いがアクセルシンクロした挙句、この回の翌週のOPのサビに合わせてスレに大量のホセのAAが貼り付けられる怪現象が発生したという…。ちなみに合体形態の名前は『ホセ獣輪態』。…確かに、名前どおり視聴者の腹筋を蹂躙し尽くしたことは否めない。
そしてその正体はルチアーノ・プラシドと同様に未来人アポリアの分身たる存在で、ホセは未来世界で人類滅亡に立ち会い最後の人類となった(アポリア曰く、「愛さえ要らなくなった絶望」)彼の老年時代を投影されたロボットである。
アポリアが未来で老衰の末に死亡した後、彼の遺言を聞き届けたゾーンによって生前の記憶や容姿を元にルチアーノ・プラシドと一緒に3体のロボットとして蘇り、過去の世界へとタイムスリップしたのであった。
そしてWRGP決勝戦にて遊星により機皇帝グランエルを破壊されると、ルチアーノ、プラシドと共に本来の姿であるアポリアへと合体を果たし、シティの未来を賭けて遊星達に最後の決戦を挑んだ。
関連動画
関連項目
- 遊戯王5D's
- プラシド/ルチアーノ(下っ端の部下/サブリーダー)
- ニセジャック(←の製作者)
- アポリア
- ゾーン(遊戯王5D's)
- 高性能じいちゃん
- 大いなる蟹の味噌汁
- このぐらいの年頃の男とはそういうものだろう
- 機皇帝グランエル∞
- 遊戯王5D's107話リンク
- 遊戯王5D's132話リンク
- 無駄に洗練された無駄のない無駄な変形
- 遊戯王関連項目の一覧
- ランニングデュエル
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