ホッキョクウサギ(けものフレンズ)とは、メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の格好をした擬人化キャラクター)である。
概要
『ホッキョクウサギが立ち上がった時のコレジャナイ感UC』でお馴染みの動物・ホッキョクウサギのフレンズ。丸くモフモフな胴体と比較してアンバランスなほど長い脚が特徴。時速60㎞もの速さで疾走出来るスプリンターでもある。
ほんわかした雰囲気を持つ、見た目通りゆるふわな性格の女の子。温厚・平和的で緊張感が無く、セルリアンに襲われて戦う場面になっても緊張感や凄みの欠片も無い掛け声を発しながら戦う(サーバルが「す、すごい、迫力のカケラもない・・・」と思わず賞賛するほど)。ウサギ目の中で最もデカくなる種類であるためか、そのフレンズである彼女は体重の事を気にしており、体重管理に気を遣っている。油断するとあっという間に太ってしまうらしい。
人の姿になっても俊足は健在で、セルリアンを寄せ付けない猛スピードを発揮する様はまさに「脱兎の如し」。寒さを和らげる最は丸まって表面積を小さくする事で体温の低下を和らげるが(元動物のウサギのイメージそのままな姿)、雪玉と見間違えるほどの真っ白真ん丸さらしい。
外見
アプリ版
ホッキョクウサギの雪景色に溶け込む冬毛を思わせる、全身真っ白な外見。ステータス画面のにこやかな笑顔はAAとしても知られるウサギの顔を模したものか。
髪型はクリーム色のセミロングヘアー。頭頂部からは長く突き出たウサギの耳がウサ耳リボンのように生えている。
服装は、アクセントとして空色リボンが飾り付けられた青みがかった白色のコートと真っ白なミニスカートを着用し、真っ白なタイツとブーツを履いている。もふもふで暖かそうな服に手袋も填めて、防寒対策はばっちり。
新デザイン
2017年11月28日スタートのファミリーマート・けものフレンズクリスマスキャンペーンにて、グッズ収録フレンズの一人として新デザインが公開された。
アプリ版のイラストからの最も目立つ変更点として、目が開眼。瞳の色はこげ茶色。髪型はそのままにボリュームがアップ。前髪の分け目には動物としてのホッキョクウサギの鼻を模した黒いワンポイントが入った。
服装は白いケープコートを羽織るスタイルとなり、空色のフリル付きのインナーと白いもこもこのドロワーズ風ショートパンツを着用。靴は白いパンプスを履く。足首のベルトはもこもこのワンポイント付き。
ゲームでの扱い
「雪原いきますか? なら、ホッキョクウサギなんていいんじゃないですかね?」
ウサギ目の中でも最も大きくなってしまうホッキョクウサギは、油断ならないのでダイエットに余念がないです。
極寒地域はお手の物ですから雪原はお任せです。
手と鼻で雪を掘るのも得意ですよ。
ピュア属性(緑)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはM。グループ所属は無し。固有スキル「ウサウサドロップキック」は敵軍団先頭1体に自身の攻撃力の5倍ダメージを与える。癒し系だけど戦闘時はアクティブ。
ユキウサギ・ヤブノウサギと仲が良く(北国ウサギトリオと命名されている)特にユキウサギからは実の妹同然に可愛がられている(昔はユキウサギの亜種と考えられていた事を反映させたのか)。ユキウサギ曰くふわふわフカフカほわほわな抱き付き具合がたまらないとの事で、度々かわいいと言い、ホッキョクウサギのお願いや提案は断れるわけがないと断言するほど溺愛しているようだ。ユキウサギのヤブノウサギへの対決時に見届け人としてよく招集されており、ヤブノウサギとの仲もその縁な模様。なお、ヤブノウサギの抱くユキウサギへのヤンデレ気味な愛には気付いていない様子。
フレンズ化してジャパまんなど新たな食生活を得た後も元動物時代の名残として、降り積もった雪の下に隠れている木の実などを探し出しては、自分で食べたり相手に御馳走したりしている。雪に埋もれたアイテムを見つける際には抜群の感度を誇る嗅覚を使い探し出して掘り出す。またこの「掘る」技能を活用して、『タチコマフレンズ』ではオグロプレーリードッグ、アードウルフ、トナカイ、アメリカビーバーと協力して合体タチリアンを嵌める落とし穴を作ったことも。
メインストーリーでは第5章で登場。雪国エリア・ホッカイチホーの温泉郷で北国ウサギトリオ揃って温泉を堪能していた。第9章のパーク・セントラル奪還戦にも参加している。
ぱびりおんでの扱い
「重いとか太いとか言わないでー。」
2018年12月12日ゆきやまエリア解禁に伴い観察可能になった。 けもトークアイコンの背景色は緑。
一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~ちゃん」で呼ぶ。
新デザイン版が採用されており、その触り心地はモフモフしているらしい。
本人曰く「耳の黒い模様がチャームポイント」とのことである。
他の子に「丸い」と言われることや体重を気にして「だいえっと」するべく、よく走っている。
なお走行時には(タッタカタッタカ)という擬音が使用されている。
同じような悩みを持つマヌルネコと一緒に運動した後にじゃぱりまんを食べてしまっており、
マヌルネコからは「……アナタが痩せない理由がわかったの。」と言われてしまった。
本人も別のけもトークでは「あー、私って自分に甘いのかなー?」と言っている。
その一方でホッキョクウサギなだけあって走ると速いようで、その走る勢いを見た博士や助手は
「あんなに速く走れるのなら、だいえっとしなくてもいいような気もするのです。」と言っている。
ラッキービーストⅢ型によると、動物のホッキョクウサギが体積の割りに表面積が小さいこと、
脂肪を溜めやすい体質なことが「太った」という感覚に繋がっている要因と推察している。
思い込みもあるかもしれないが本人もこの太りやすい体質は自覚しているようである。
またホッキョクギツネやホッキョクオオカミが近づくと、体が勝手に逃げてしまうことがあるらしい。
これは元となったホッキョクウサギとの捕食者・被捕食者の関係が原因と推察される。
珍しい行動は「お友達になりましょー(雪のうさぎ)」
ホッキョクウサギあーかいぶ5では、あそびどうぐの「雪のうさぎ」に対して
ホッキョクウサギが「ウサギのフレンズがうずくまっていると思った」と勘違いしていたり、
ジャイアントパンダも「ホッキョクウサギちゃんが2人になった」と勘違いするという内容であり、
フレンズの視界がヒトのものと異なっている可能性を考察できなくもない内容になっている。
ちなみにこのあーかいぶでは他のフレンズのことを「~さん」付けで呼ぶジャイアントパンダから
「ホッキョクウサギちゃん」と呼ばれている事も判明している。
関連項目
- 1
- 0pt