曖昧さ回避
ホリンとは以下のものを指す。
- ホリン(ファイアーエムブレム) - ゲーム『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』に登場するキャラクターである。この記事で記述。
- 柊のホリン - メディアミックス作品『陰陽大戦記』のアニメ版に登場するキャラクター。
ホリン(ファイアーエムブレム)とは、死神兄妹の父親(候補)である。
概要
クラスはソードファイター→フォーレスト。個人スキルに「月光剣」。兵種スキルとして「追撃」。血統にオード弱。
聖戦の系譜で分割された「剣士」と「傭兵」のクラスのうち、傭兵側を担当する。
初登場は第1部第2章。城の中にある闘技場にてレベル7の敵として登場し、倒すと仲間になる。
名前の由来はおそらくケルト神話の英雄クー・フーリン(ク・ホリン)。
キャラクターとして
容姿は金髪碧眼の剣士。闘技場の王者として登場し、金のために戦っていたが、自らを打倒したキャラクターについていくといった求道的な面も見せる。
ストーリー上の恋愛会話があるのはアイラのみ。第3章ではアイラと会話すると「その剣で身を守れ。おまえを助けてやれるとは限らないからな」と彼女に勇者の剣を贈る。第5章の恋人会話にて、実はホリンはアイラの故郷であるイザークの領主の息子であり、アイラとは親戚同士で幼少のころに出会っていたこと、幼少時に既にアイラに恋焦がれていた幼馴染キャラであることが判明する。
二次創作などにおいて
他のイザーク出身者が黒髪なのに対して、ホリンのみが金髪なため、当時多数発売されていたアンソロジーコミックなどではよく頭髪ネタでいじられることになった。
ユニットとしては傭兵系に分類され、初登場も闘技場という金に関わる場所なのだが、傭兵にありがちな雇用料などの金に関するネタはほとんど見られない。この原因は仲間になった際の金とは関係ない力を相手に感じたなどの会話にもあるが、それ以上に同じ章にて初登場する金で寝返る傭兵ベオウルフの存在があるためと思われる。
大沢美月による聖戦の系譜コミカライズ版ではキャラ数の削減のため存在をオミットされている。それでもあとがきパートにて闘技場での休憩シーンが描かれた。
ユニットとして
HPの成長率がよく、剣歩兵としての仕事の他に壁役としても使えないこともない。
しかし、剣歩兵のライバルとしてよりによってアイラが上がるため、どうしても剣歩兵としての評価は一段下がってしまう。
個人スキルの特殊剣「月光剣」は発動すれば敵の防御力を無視してダメージを与えるというアーマー殺しの強力なスキルなのだがやはりこれも5連続攻撃というアイラの「流星剣」と比べると見劣りしてしまう。
クラスチェンジ後のフォーレストというクラスもアイラがクラスチェンジするソードマスターと比べると一歩劣る。
ただし、一段下がる評価はあくまでも【アイラと比べると】という枕詞付きの話である。アイラ関係なしに見てみればオード傍系の補正もありHP・技の成長率が前半ユニット中最高値という恵まれたキャラである。
父親として
セールスポイントはスキル「月光剣」とHP成長率の高さ、オード傍系の血筋。月光剣を引き継げるのは剣歩兵に限るという縛りがあるのでそこはマイナスポイントであるが、HP成長率はどの子供にも有用である。オード傍系の血筋も持っているので技の成長率に補正がかかり、剣の武器レベルが一つ上がるのもありがたい。
戦士系の子供が生まれるカップリングであるなら誰でもそれなりの子供は生まれるうえに、使用武器が割と継承が簡単な剣なので相手はあまり選ばない。
ここではせっかくのスキル「月光剣」を使いこなせるカップリングを取り上げる。
この場合のオススメできる組み合わせとしてはシルヴィア、ブリギッド、そしてアイラである。
シルヴィアとのカップリングの場合、生まれるのはプリーストのコープルと踊り子のリーンである。
コープルに関してはホリンを父親にするメリットはHPと技成長率が上がることだけになるので、前線に出ることが少ないコープルへのメリットは少ない。
一方リーンの方は低くなりがちな踊り子のHPが補正され、万が一の際の生存性が上昇する。剣レベルも上昇するので勇者の剣を装備でき(しかも月光剣も使える)、闘技場で便利というメリットがある。
ブリギッドの場合、ボウファイターのファバルとシーフのパティが生まれる。
ブリギッドカップルの武器継承は通常の父親→男子、母親→女子と逆に母親→男子、父親→女子となるため、ホリンの剣はスムーズにパティに継承される。
このカップリングのパティは月光剣に加え、剣レベルが上昇するため強力な剣を使いこなせるようになる。こうなったパティは前線にも出ていけるようになるため、月光剣を持つ剣歩兵が一人増えることになる。
デメリットはパティの戦闘力が上がる分、盗賊としての役割を果たしにくくなる(敵を倒してしまうと金を盗めない)事。
ファバルはスキルが増えないため、他のカップリングのファバルと比べるとパッと見では見劣りする。
しかしオード傍系の補正で技成長率が高くなるので、命中率が心許ないイチイバルを扱うファバルには十分に有用なカップリングである。
そして最後に取り上げるのが最強の死神兄妹を誕生させ、シャナンを涙目にするアイラとのカップリングである。
このカップリングではスカサハ・ラクチェという二人の剣歩兵が生まれるが、二人ともオード直系並みの血筋をもって生まれ、個人スキル「月光剣」「流星剣」「見切り」と高成長率という神器なしでは太刀打ちできない、場合によっては神器持ちすらも完封するユニットとなる。
この二人を見れば『聖戦の系譜』世界では同じ血筋を持つ者同士の結婚が禁止されるのも納得できるだろう。
バルムンク記事で言及した最強死神兄妹。彼らが生まれるかどうかはホリン次第なのだ。
関連動画
関連項目
- ファイアーエムブレム
- アイラ(ファイアーエムブレム) - 運用上のライバル 兼 恋人候補
- スカサハ(ファイアーエムブレム) / ラクチェ - アイラの子供
- 傭兵(ファイアーエムブレム)
- オグマ - FE傭兵の元祖
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