ホワイト家族とは、
- ソフトバンクモバイルの家族割引制度の通称。正式にはホワイト家族24。ホワイトプランと併用できる家族割引のサービスで、家族内の国内通話がすべて無料になる。犬の「お父さん」のCMで有名な白戸家は、このサービスの宣伝を主として制作されている。
- プリキュアにおけるキュアホワイトのポジションに位置する声優達の総称。
- 歴代プリキュアの白・青・緑色系のグループ「ブルーチーム」の別称。
本記事では2.と3.について解説する。
2.の概要
雪城ほのか(キュアホワイト)、美翔舞(キュアイーグレット)、水無月かれん(キュアアクア)の中の人のことを指す。
キュアホワイト役のゆかなが、キュアブラックを筆頭とするブラック家族に対抗して、キュアホワイトの系列に繫がるプリキュアのグループを作ろうと提唱したものであり、ブラック家族と相対する存在である(そもそもブラック家族の名前の由来が、1.の一般に言われるソフトバンクのホワイト家族にちなんだものである)。そして、この三人の集合写真が撮影されたことによって、ホワイト家族が暫定的に決定した。
しかしブラック家族とは異なり、その認定は若干難航している。その理由としては、ブラック家族はその構成員である初代キュアブラックを歴代一番手とするプリキュア群が、『ピンクチーム』という別名の通り全員ピンク色で統一されているのに対して、各二番手は作品によって「白・赤・青」等そのカラーリングがバラバラであることが挙げられる。
美翔舞を演じた榎本温子曰く、「ブラック家族はボケ役、ホワイト家族はツッコミ役」とのことであり、単純に二番手のキャラというわけではないとされる(歌手陣では、うちやえゆかがブラック家族、五條真由美がホワイト家族にあたるらしい)。
2.のホワイト家族の条件
といったような、雪城ほのか(キュアホワイト)に通ずる要素が関係している。しかし、いずれの条件にも当てはまるキャラクターを選ぶとなるとこれが意外に難しい。
まず、いずれの該当項目にも当てはまり、間違いなく確定しているのが「スイートプリキュア♪」の南野奏と「ドキドキ!プリキュア」の菱川六花である。
「フレッシュプリキュア!」は、蒼乃美希が最もこれらの要素を引き継いでいるが、ファンの間では桃園ラブの相手役として中盤から仲間入りした東せつなを推す声も高く決定打には至っていない。と言うより、二人ともホワイト家族でいい気がする。ブッキー・・・
「ハートキャッチプリキュア!」は、来海えりか一択・・・と思われたが、話が進むにつれてブラック家族並のアクティブさとお調子者キャラ化が進行し、ホワイト家族の要素がどんどん薄れてきた(ボケツッコミについては、意外にツッコミも得意なのだが)。そしてプリキュアオールスターズDX3の舞台挨拶では、ブルーチームながらブラック家族入りが明らかになった。また、他のプリキュアである花咲つぼみ、明堂院いつき、月影ゆりもホワイト家族の素質を持っているため、判定が一番難しいと思われるこちらも結論は出ていない。同様に、「ハピネスチャージプリキュア!」の白雪ひめも、ホワイト家族らしからぬキャラである。
「スマイルプリキュア!」は青木れいかが本命である。唯一指摘するならば、れいかは天然ボケ属性が強く、ツッコミキャラでは日野あかねや緑川なおのNISSANコンビに軍配が上がるという点である。
「Go!プリンセスプリキュア」は、海藤みなみでほぼ確定している。みなみもやや天然だが、それ以上にしっかり者で母性的なキャラであること、他にツッコミキャラがいないこと(天ノ川きららはツッコミより寧ろ、マイペース・小悪魔キャラ)などが挙げられる。
「魔法つかいプリキュア!」も、十六夜リコで確定。ポンコツ傾向は見受けられるものの、基本的に上述の条件は全て満たしている。
「キラキラ☆プリキュアアラモード」では結構ややこしいことになっており、青系の立神あおいがこの系統には珍しく自由奔放で気が強いキャラ設定となっている。さらに公式でのキャラ序列として黄キュアの有栖川ひまりが2番手かつ理知的なキャラに位置づけられている(ただしあおいも後述するように大企業の令嬢ゆえ実は勉学も優秀)。もっともも順当に行くのなら紫の琴爪ゆかりがふさわしいのかも知れない。
「HUGっと!プリキュア」は、ツッコミ以外に関しては薬師寺さあやがその要素を満たしている(ツッコミ役は輝木ほまれが主に担う)ので彼女でほぼ確定だろう。
「スター☆トゥインクルプリキュア」はバディ的な要素から基本羽衣ララが受け持つものの、変身前はボブカット(変身後はセミロング)かつ宇宙人という地球の常識がわからないキャラ。しっかり者の香久矢まどかもお嬢様という点からも考えると、ツッコミ面に関しては金髪ロングヘアの天宮えれなに期待か。
「ヒーリングっど♥プリキュア」は沢泉ちゆが完全に条件を満たしている。もっとも平光ひなたのダジャレで爆笑するほどの笑いの沸点が低かったりするが。
「トロピカル〜ジュ!プリキュア」は主人公の夏海まなつが後述するように白基調であるものの、性格的にはブラック家族。二番手になると紫の涼村さんごになるが、理知的な面は黄キュアの一之瀬みのりが担うことになる。ただ、開始当初からまなつに次ぐメイン格扱いとなっており、その後プリキュアとなった人魚のローラも二番手と見なすことは可能(キャストクレジットもプリキュアになって以降は2番目に)。
「デリシャスパーティ♡プリキュア」は基本青の芙羽ここねが役割を担い、それに加えて白と紫を要素として持つ菓彩あまねも該当する。
但し、ホワイト家族のネーミングが決まった中の人同士による集合写真や、担当声優のブログなどではこの三人以外の進展が特に見られないことから、ブラック家族に比べて話題になることは少なく、誰がホワイト家族に該当するかは、この記事の掲示板でも論議が続いている。
3.の概要(ブルーチーム)
プリキュアオールスターズDX3におけるグループのひとつ。この時の該当者は、雪城ほのか(キュアホワイト)、美翔舞(キュアイーグレット)、秋元こまち(キュアミント)、水無月かれん(キュアアクア)、蒼乃美希(キュアベリー)、来海えりか(キュアマリン)、南野奏(キュアリズム)の7名。
プリキュア5を除き、いずれも二番手のプリキュアメンバーで占められている(夏木りん/キュアルージュはイメージカラーが赤であるためブルーチームに加われず、二番手プリキュアでは唯一イエローチームに入っている)。彼女たちの共通点は、ピンクチーム(ブラック家族)をサポートする相棒ポジションであり、知的でたおやかな面子が揃っている約一名を除く。
が、自分から率先して動くことが苦手であり、真っ先に動くピンクチームの相棒がいないバトルで当初は苦戦を強いられる。しかし機転が利く頭脳戦が得意なチームであることを活かし、敵をうまく挑発して氷の攻撃で不安定な水上の足場を凍らせることに成功。これによって、有利な状況に持ち込んで逆転勝利した。なお、ブルーチームが戦った相手は、「映画ふたりはプリキュアMaxHeart」の魔女、「雪空のともだち」のフリーズン&フローズンと、いずれもホワイトにとって因縁深い難敵だった。
ブルーチームの条件
プリキュアオールスターズDX3のメンバー編成を見る限りでは、白・青・緑のプリキュアがブルーチームに該当する。
そのため、DX3上映後にプリキュアになったキャラクターで該当するのは、黒川エレン(キュアビート)、緑川なお(キュアマーチ)、青木れいか(キュアビューティ)、菱川六花(キュアダイヤモンド)、白雪ひめ(キュアプリンセス)、海藤みなみ(キュアマーメイド)、花海ことは(キュアフェリーチェ)、立神あおい(キュアジェラート)、キラ星シエル(キュアパルフェ)、薬師寺さあや(キュアアンジュ)、羽衣ララ(キュアミルキー)、ユニ(キュアコスモ)、沢泉ちゆ(キュアフォンテーヌ)、ローラ(キュアラメール)、芙羽ここね(キュアスパイシー)、ソラ・ハレワタール(キュアスカイ)、虹ヶ丘ましろ(キュアプリズム)の15名であり、2023年2月時点では合計24名がブルーチームのメンバーとなる。
※ただしビートについては雑誌記事によっては紫系とされる事もある。フェリーチェも髪の色がピンクであるため、緑系とすることに異論が上がるが後述の「カワいろパレット」での分類などから公式的に緑系で確定している。ミルキーは青緑系の色だが玩具グッズ等では緑と扱われている。パルフェとコスモに至ってはキャラクターとしてのイメージカラーは「虹色」と扱われているが、カラーリングの主体色や玩具展開の関係などからそれぞれ緑系、青系ともされている。
またスカイはシリーズで初めての青キュア主人公となっており、「これまでの主人公ポジションの集合」となるとピンクチームでも扱うこともできうる。
また、場合によってはカラーリングが白の坂上あゆみ(キュアエコー)や、紫系のプリキュアである美々野くるみ(ミルキィローズ)、月影ゆり(キュアムーンライト)、剣崎真琴(キュアソード)、氷川いおな(キュアフォーチュン)、琴爪ゆかり(キュアマカロン)、ルールー・アムール(キュアアムール)、香久矢まどか(キュアセレーネ)、風鈴アスミ(キュアアース)、涼村さんご(キュアコーラル)を加える場合もある。
十六夜リコ(キュアマジカル)は2番手ポジションでは初の紫系キャラクターではあるが、立場的にブルーチームとして自動的に組み込まれることになる。
※但し、ローズとムーンライトはDX3ではイエローチームに属している。また、NewStage3公開以降にプリティストアで発売されたiPhoneケースから始まる「カワいろパレット」シリーズや2014年12月に発売されたコンピレーションCD「カラフルコレクション」では青・紫系が「サファイア/トゥインクルブルー/ラグーンサファイア」、緑系が黄系と合わさって「シトラス/キラキラシトラス/シトラスラビット」、エコー以外の白系が赤系と合わさって「紅白/ハッピーレッド&ホワイト/紅白羊」に編成されている。また『魔法つかいプリキュア!』ではフォームチェンジの1つとして「サファイアスタイル」という青系のコスチュームが用意されている。
ややこしいのが夏海まなつ(キュアサマー)で、公式的にカラーリングが「白×トロピカルカラー」という状態。ただ立場的性格的にやはりピンクチーム(ブラック家族)扱いになるだろう。菓彩あまね(キュアフィナーレ)も変身前は紫、変身後は金メインで紫と白を差し色に使用しているため、こちらについても判断が難しいところではある。
ブラック家族に比べて条件が曖昧なためか、ニコニコ静画ではブルーチームを描いたイラストはピンクチームに比べて少ないが、pixivではこのカテゴリに該当するイラストがあるのでそちらも参照にして欲しい。
内部派閥?
そんな知的な面々が多いブルーチームではあるが、その中で異彩を放つのが数名いる。来海えりか(キュアマリン)と白雪ひめ(キュアプリンセス)、立神あおい(キュアジェラート)の3人である。
えりかは安定のえりかの記事で分かるとおり、ひめは初回からの王女様とは思えないやらかしっぷりで、どちらも青色プリキュアらしからぬ言動行動が目立つ。さらに共通する点では、どちらも長峯達也SDの作品のキャラクターである、共にファッションに長けている、基調色が青と言うよりも水色が中心である、それぞれのチームの中で一番背が低い、頻繁に顔芸を見せる、などである。
とはいえ、ポジティブな性格かつ、お節介焼きだけれども勉強嫌い(やればできる子だけど)なえりかと、ネガティブに考えがちでコミュ障気味だが勉強はちゃんと取り組むひめという違いはあると言えばある。
もっとも、似るのは当然で、ハピプリのデザイナー、佐藤雅将が意図的にやったことであり、ひめのデザインを考えたときにえりかが頭にあったこと、さらに佐藤自身がハトプリのデザイナーの馬越嘉彦の弟子なので馬越のデザインを意識したことがその要因となっている。
しかしながら、ひめの初回のインパクトから既にPixivでは「キュアマリンセス」というタグができてしまっているほど。さらにえりか役の水沢史絵もブログで「今年のブルーであるキュアプリンセスは何かマリンに通じるような香りがひしひしとしております!」と書いており、ついには「長峯ブルー」という言葉まで作ってしまっている。無論ひめ役の潘めぐみもそれを受けてTwitter上で反応も返していたりする。しかも潘は単独映画での舞台挨拶で「マリンを先輩としてリスペクトしている」という発言までしている。さらにはプリティストアで展開を始めた「アイドルシリーズ」ではこの二人がコンビを組んだ「おしゃれぼりゅーしょん」まで登場する始末。
一方、あおいはと言えば、クールにされやすい青系キャラには珍しく熱血系で、勇敢で気が強く、腕力もあり、さらにロックバンドのボーカルも務めているが、実は大企業の令嬢というかなりの変化球キャラ、あるいはギャップ萌えの固まりとなっている。えりかやひめとは別の方向性を見せるのかもしれない。ちなみにプリアラのデザイナー井野真理恵も馬越の弟子筋なので、えりかやひめとはデザイン的に同系列であるとも言えるだろう。事実「プリキュアオールスターズ キラキラカードグミ」ではマリン・プリンセス・ジェラートが一緒に揃ったカードが用意されている。
ホワイト家族・ブルーチームの中で異彩を放つ3人、今後の活躍に期待……すべきなんだろうか?
関連動画
大百科では2.3.のプリキュアシリーズについて説明したが、このタグが付いた動画は本来の意味である1.のソフトバンク関係の動画が大半である。
関連静画
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