ホンダ・コンチェルトとは、ホンダが1988年~1992年に製造をしていた小型の乗用車でセダンと5ドアハッチバックの二種類が用意されていた。
概要
1980年代当時ホンダは、イギリスの自動車メーカー・ローバーと業務提携をしていた関係でシビックをベースに共同開発。日本とヨーロッパで発売される。日本仕様はホンダで生産し、欧州仕様はイギリスで生産をしていた。スタイリングはヨーロピアンスタイルを強く押し出し、内装も上級グレードでは本革シートをメーカーオプション採用するなど豪華な雰囲気があった。また、クラス初の運転席パワーシートを採用をしていた。1990年のマイナーチェンジでは、最高峰グレードに本革シートを標準装備化をする。
ボディスタイルは4ドアセダンと5ドアハッチバックの二種類を用意。エンジンはガソリンの直4の1500ccと1600ccを
用意。駆動方式は、FFと4WD(リアルタイム4WDとINTRACの2種類)を用意した。
1500ccの廉価グレードは、覆面パトカーや教習車になることもあった。
モデルの流れ
1988年に登場。当初はFF駆動の4ドアセダンのみであったが、すぐに5ドアハッチバックと4WD仕様も追加設定される。
1989年には外装デザインを一部変更、フロントウィンカーの色がアンバーからクリアに変更された。また、1500ccにお買い得仕様車である「JEエクストラ」と、1600ccにスポーティーグレードである「JZ-i」がセダンに追加される。
1990年にマイナーチェンジ。フロントとリアデザインの変更と、グレード整理と、新グレード「エクスクルーシブ」を
4ドアセダンに設定。本革シートを標準装備とした最高峰グレードで、車両本体価格も210万円とかなりバブリーな
グレードとなった。
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関連項目
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