『ホンマでっか!?TV』とは、明石家さんま司会のバラエティ番組である。
概要
かつては毎週月曜日23:00~23:30に、いわゆる深夜枠での放送であった。しかし初期から視聴率10%以上をキープしていたこともあり、2010年10月よりゴールデン進出した。
内容はタイトルの通り「ホンマでっか!?」と言いたくなるような(テーマに沿った)話を各専門分野の方々が毎回紹介していく。
この番組がゴールデン進出までになったのには主に二つの理由がある。
人気の理由
一つはキャラが濃い専門の方々である。
- 自分の知っているを相手が知っている前提で話そうとする脳科学者・澤口俊之
- 人読んで女澤口。美顔評論家・森智恵子
- 軍事訓練経験者の元傭兵のテレンス・リー
- 教育学者なのにオネェ系(しゃべり方はオネェだが既婚者。2児の父)の尾木直樹(通称、尾木ママ)
- 路チュースポットを時間指定までしたのに自分はしたことない。エロ系の話題を提供してくれていた。流通ジャーナリスト・故・金子哲雄
- 男なのに男と付き合っていた過去をもつ池田清彦
- たどたどしい話し方で、一度は番組を降板するも復帰し、さらに勇気を出して植木告白したものの撃沈した。ドスケベな経済評論家・門倉貴史(降板しないでください。)
- 心理学的なダメ男のパターンも知っているのにもかかわらず「だめんず・うぉ~か~」まっしぐら。結婚おめでとうございます。・植木理恵
- そっち系なのか?と思いきやところどころ男っぽいところも見せるみんなの「お師匠はん」・岩下尚志
- 会社でのいろんなリストラ回避の方法を教えてくれるものの自身も3回リストラに遭っている。リストラ評論家・砂山擴三郎
- しゃべり口がたどたどしく、さらに持ってくるテロップは雑(スタッフ協力してやれよ)、挙句突っ込まれると弱い。スポーツ心理学評論家・児玉光雄
など他にも多くの個性豊かな専門家たちが登場する。
また、レギュラーのブラックマヨネーズや準レギュラーのマツコ・デラックス、磯野貴理、島崎和歌子の計4人のキャラも充分濃いので、流石のさんまも収集がつけられなくなるこが多々ある。
そしてもう一つはみんな大好き、Hなお話である。
当初は深夜枠だったこともあり、ほぼ毎週のように専門家から豆知識という名のエロ話を発表していた。その甲斐あってか中高生からの支持も高かった。そしてゴールデン進出の際、人々は思う。
そして始まったゴールデン番組。確かに深夜時代に比べたらかなり減ったが話す時はとことん話している。また、スペシャル等で22時以降(←ここ重要)になると『男と女の〇〇』と銘打ってたくさんのエロ話をしてくれる。やったね!
ゴールデン昇格後も強敵の「世界仰天ニュース」や、「相棒(秋季・冬季のみ)」を裏番組に回しながら健闘を続けている。平均13~14%の安定した視聴率を記録しており、深夜枠から昇格した番組の中では成功している部類の方に入る。テーマの選択ミス?で、まれに1ケタ台を記録することもあるが、それはご愛嬌。
主なコーナー
- レギュラートーク
特にコーナー名は規定されていないものの番組のもっとも有名で核をなすコーナー。冒頭で回る地球をバックに「そこのアナタ・・」というナレーターの語りかけから始まりその日のテーマに関する記事や論文を発表し、さんまの反応を見た後、テーマ曲のTANK!がかかり、そのことに関して専門家の先生方がしゃべり始めるところからはじまる。番組の原則的なルールとしてチンベルを鳴らして話すことになっているのだが、鳴らすのが下手だったり、熱くなってくると無視することも多々。ある程度テーマにそって話しているのだが途中から話がちょっとづつずれていき、全く関係ない評論家の身内話でオチをつけることもしばしば・・ - ホンマでっか!?人生相談
一言でいうなら「相談に来た芸能人ゲストを学術的にフルボッコにするコーナー」。とりあえずの死亡宣告や病気宣告は日常茶飯事。中には現在のレギュラー番組をやめろと言われたり(加藤浩次、タモリetc..) 、テロリストや凶悪犯罪者と同じ思考や脳だと言われたり、旦那の相方と浮気しろと言われたり(大田光代)、基本的にこのコーナーに来て悩みが解決することはまずない。多少の手加減はあるものの相手が子どもであろうと基本的に容赦しない。 - ホンマでっか!?ランキング
正式名称は「これだけは私に言わせて!ホンマでっか!?ランキング」。毎回ある一人の評論家がそれぞれの得意分野に応じたランキングを発表する。 印象の重田先生が出てくる回は基本的にエロ回 - 教えてホンマでっか!?
簡単に言えば「才能の無駄遣い」「時間の無駄遣い」「金の無駄遣い」。視聴者からの素朴な疑問(金魚すくいでいっぱい掬いたい。缶入りコーンスープのコーンの粒を無駄なく食べたい)に対して、学術的な立場から提言を行う。初期のころは理系以外の人が頭を悩ますような物理の公式が出ていた程度で済んでいたのだが、回を重ねるごとにエスカレート。わざわざ小さな疑問のためにウン千万かかる機械を使って計測したり、何カ月もかけて真面目に計算したり、まさしく無駄遣いというべき惨状。さらに事前実験の段階で「あれ?これなら悩む必要なくね?」というぐらいに器用に立ちまわった挙句、本番の実験で今までの前振りが何だったと言うぐらいな失敗をやらかすブラマヨ小杉の行動がコーナーのグダグダさにさらに拍車をかける結果となっている。(ただ、本人はこの件を無茶苦茶気にしているのであまり突っ込まないであげよう) - ロケ企画
「地獄絵図」 限られたスタジオの中でさえ手綱を取るのに苦労する評論家を野に解き放った結果、さんまはまるで学級崩壊したクラスで叫び続ける教師のごとき立ち周りを求められるため、ロケコーナー冒頭でのさんまのテンションは恐ろしく低い。また、普段は冷静な加藤アナがキレて声を荒げる、半泣きになってスタッフに助けを求めるなど、割とレアなシーンが多い。なお、このコーナーに限りチンベルは指につけることが出来る小型のものになっており必要に応じて鳴らすことになっている。筆者は門倉先生と植木先生のリア充っぷりを見るのがひそかな楽しみだったが!2014年の元日放送分にて、門倉先生が植木先生に周りにおだてられる形で正式にプロポーズ。しかし、撃沈。おまけに実は「植木先生の結婚発表をサプライズでしよう」と計画されていた最中でのプロポーズだったため、その事実を知っていたさんまは「(バラエティ的に)良いエサが・・」といいつつも、「本気で謝るわ。」と謝罪。途端にカマ口調になった門倉先生が「早く言ってよぉ~」とうなだれつつもお祝いの花束を植木先生に渡した。ネットでは放送直後からこの演出に対して賛否両論出ている。
関連項目
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