「私はヨークタウン型の末っ子、ホーネットだよ!姉たちほどではないけど、私だって強いんだから!」
ホーネットとは、STGアプリゲーム「アズールレーン」に登場する、第二次大戦時のヨークタウン級航空母艦3番艦〈USSホーネット〉(CV-8)をモチーフにしたキャラクターである。
いい天気~概要日和よ、指揮官!
KAN-SEN名 | |
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ホーネット USS Hornet,CV-8 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 航空母艦 |
レアリティ | SR |
CV | 山本希望 |
イラスト | ハオ |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | バージニア州 ニューポート・ニューズ市 |
造船所 | ニューポート・ニューズ造船所 |
艦級 | ヨークタウン級航空母艦3番艦 |
進水日 | 1940年12月14日 |
就役 | 1941年-1942年(アメリカ軍) |
最期 | 1942年10月27日(沈没) |
備考 | |
女子力高く、容姿通りに快活な性格をしているエンタープライズの妹。
偉大過ぎる姉に対して少しだけコンプレックスを持っているが、負けじと独自のスタイルを磨いており、前向きに活躍の場を広げている。
姉譲りのリーダーシップの持ち主でもあり、友人がとても多い。 【ユニオン】のみならず、合同大演習に参加するメンバー全員を応援するべく【重桜】を訪れた。
ーーーーアズールレーン クロスウェーブ公式サイトより
ユニオン所属の航空母艦。ヨークタウン三姉妹の末妹。銀髪の姉2人と違って金髪のツインテール。衣装も黒と黄色で、全体的に名前の通りの蜂(ホーネット)を思わせるカラーリングである。頭にも黒いテンガロンハットを被っており、黒いマントの下はビキニの上とホットパンツにブーツという出で立ち。胸部装甲も姉たちに勝るとも劣らぬ豊かさが見られる。ちなみにマントの背中に大きく書かれている「8」は艦番号(CV-8)が元ネタ。
性格は明朗快活であり、ダウナーで悲観的な長女、軍人っぽくやや厭世的な次女とは対照的。セリフでは姉二人に加えノーザンプトン(史実の節参照)にも言及している[1]。
2019年5月30日のアップデートで、大陸版2周年の門で用意されたパーティー着せ替え「Bubbly Anniversary!」が実装された。黒基調に黄色のアクセントという基本は変えないながらも、豪華なドレス姿である。シャンパンシャワーを派手に振りまき、グラスでタワーを作るなど、タイトル通りにまさにバブリー。この衣装がほしい指揮官は6月12日までに買うことにゃ。ショップへ急げにゃ。
2020年1月12日からは、アズールレーン×ピザハットコラボキャンペーンで用意された着せ替え「デリシャス・ラブ!」が実装された。いつものウエスタンスタイルを踏襲しつつも、カラースキームをすっかり変えたファッションが新鮮。この限定衣装がほしい指揮官はピザ食ってる場合じゃないにゃ。ショップへ急げにゃ。
2022年8月18日からは、イベントでスポーツ・運動会シリーズの一つとして用意された着せ替え「チアリング・ジャスティス!」が実装された。カウガールからチアガールに変身したホーネット。サスペンダーで支えた胸部装甲を薄いチア服で隠しただけの大胆スタイルである。この限定衣装で応援してほしい指揮官はショップへいらっしゃいにゃ。
Yeah!今はすごくアゲアゲ気分!
スキル2:強襲空母
自身の航空攻撃時15.0%(25.0%)で発動。10秒間自身の与えるダメージを2倍にする(効果は重複しない)
性能は姉のエンタープライズに次ぐ攻撃力を持つ半面、耐久は空母としてはやや低め。ただし総括的に見るとスタンダードな形で纏まっており、防御無視の攻撃一辺倒というわけではない。
スキル1「ドゥーリットル空襲」はホーネットの固有スキルであり、通常の航空攻撃の際に確率で追加のB-25による爆撃を行うというもの。B25による攻撃は12発の100lb爆弾により行われるが、装備品が持つ同様のものよりは強力になっており、人型を優先的に狙い対象を中心とした円状の範囲に降らせる。通常の敵艦船相手に多段ヒットを狙うのは難しいが、ボスセイレーンなどの巨体には全弾命中がしやすいためかなり強い。
スキル2「強襲空母」は「ドゥーリットル空襲」と同じく航空攻撃時に確率で発動し、航空攻撃によるダメージを2倍にするというもの。かなり強力な倍率だが、確率は最大で25%と低確率なため安定に欠ける。しかし、ひとたび発動すれば、予めゲージを2個ストックしておいた航空攻撃を10秒の間に連発して大ダメージを狙うという戦法が取れる。また「ドゥーリットル空襲」によるB25の爆撃にも効果が適用されるため、発動が重なれば爆発的戦果も期待できる。
安心して、私の史実、手を出すのが早いんだから!
日本がロンドン軍縮条約から脱退した後、エスカレーター条項(脱退国が出た場合は制限を緩めるという条項。ぶっちゃけ日本が脱退することを想定した条項である)によって、アメリカは保有枠に余裕が出来た。
本来はここで、ヨークタウン級2隻の運用経験から新型空母を設計・建造したかったが、設計局はこのとき、新型戦艦(のちのアイオワ級)の設計で手一杯だった。とはいえ、日米開戦がもう見えてる状況でのんびり待っているわけにもいかず、新型空母の設計が出来るまで、ヨークタウン級の空母を1隻追加建造することになった。
こうして、1939年9月25日、ヨークタウン級空母の3番艦がニューポート・ニューズ造船所にて起工し、1940年12月14日に進水。1941年10月20日に竣工した。〈USSホーネット〉の誕生である。艦名は「蜂」を意味する。ちなみに「ホーネット」の名はアメリカ海軍で代々受け継がれた名前で、初代「ホーネット」はアメリカ独立戦争時の軍艦にまで遡る。
その竣工日を見てもらうと判ると思うが、〈ホーネット〉が完成したのは真珠湾攻撃のわずか1ヶ月と少し前である。当然、新型空母(=エセックス級)は開戦には全然間に合わなかったわけで、とりあえずヨークタウン級を作ろうという判断は正しかったといえる。
こうして、誕生と同時に日米の戦争に突入した〈ホーネット〉は、しばらくは大西洋側で慣熟訓練を行った。この間の1942年2月には、陸軍のB-25を甲板から飛ばすという、乗組員達が首をひねるような実験を行っている。その理由が判明するのは、4月になってからであった。
1942年4月18日。日本近海まで進出した〈ホーネット〉は、甲板からB-25を16機、東へ向けて発艦させた。この16機は、そのまま日本を横断し、各地を爆撃した後中国大陸へ抜けていった。これがドゥーリットル空襲である。作戦の詳細は秘匿されており、爆撃隊がどこから発進したのかを記者に聞かれたルーズベルト大統領は「シャングリラからさ」と答えたという。
その後、〈ホーネット〉は珊瑚海海戦に参加しようとしたが間に合わず、同海戦では空母〈レキシントン〉を失ってしまう。
そしてミッドウェー海戦。ドゥーリットル空襲で迎撃も出来ずに大恥をかかされた日本は、雪辱を果たすべく、世界最強と言われた一航戦・二航戦を繰り出す。それに対してアメリカは、珊瑚海で大破した〈ヨークタウン〉を不眠不休で修理し、ヨークタウン三姉妹をなんとか揃えることが出来た。
この海戦で〈ホーネット〉の航空隊はというと、たいしたことが出来なかった。ようやく最後に、戦場から離脱しつつあった重巡〈最上〉を大破、〈三隈〉を撃沈したが、艦隊司令だったスプールアンスには〈ヨークタウン〉が〈飛龍〉の攻撃隊に大破させられたのは〈ホーネット〉がちゃんとしなかったからだ、と辛辣なことを言われている。
1942年8月。この頃、太平洋のアメリカ軍は、〈レキシントン〉〈ヨークタウン〉を失い、〈サラトガ〉〈エンタープライズ〉は共に修理中で、動ける空母が〈ホーネット〉1隻しかいない、という危機的状況にあった。そんな中、日本がガダルカナルを攻略するという作戦を立てる。ミッドウェーの痛手を受けつつも、再編した新生一航戦〈翔鶴〉〈瑞鶴〉を中心とした機動部隊をなんとか揃えて、攻勢を仕掛けようとしていたのだ(なお、ミッドウェーで空母を失ったが、艦載機の搭乗員はかなり生き残っており、〈翔鶴〉と〈瑞鶴〉に乗り込んでいた)。
しかし〈エンタープライズ〉が不屈の闘志で復帰(工作艦〈ヴェスタル〉の修理要員を乗せて戦場に向かいながら修理をした、というエピソードはこのときのもの)し、アメリカはなんとか2隻で日本を迎え撃つことができるようになった。日本とアメリカの機動艦隊同士の海戦の第三幕、南太平洋海戦はこうして起こった。
この海戦で、日本は〈翔鶴〉が大破、さらに熟練の艦載機搭乗員を数多く失い、これによる部隊全体の練度低下が後の「マリアナの七面鳥撃ち」につながったと言われている。一方、アメリカ軍は〈エンタープライズ〉が中破、そして〈ホーネット〉は……
10月24日、〈ホーネット〉を飛び立った攻撃隊は日本の空母は発見出来なかったが、重巡〈筑摩〉を見つけて攻撃を加え、大破に追い込んでいた。しかし、それと入れ違いに〈ホーネット〉には日本の攻撃隊が接近してきていた。それを率いるのは"雷撃の神様"の二つ名を持つ村田少佐。村田隊の猛攻撃を受け、〈ホーネット〉は250kg爆弾3発に魚雷2発を受け、大火災を起こす。おまけに魚雷発射後に自機が〈ホーネット〉からの攻撃を受けた村田機が、帰還出来ないことを悟りそのまま〈ホーネット〉に体当たりするという凄絶な最後を遂げた。
相次ぐ攻撃に、機関が停止し、11度傾斜するが、そこで攻撃がやみ、火災は周囲の駆逐艦に消し止められ、重巡〈ノーザンプトン〉が曳航しようとしたが、曳航用ワイヤーが切れるなどもたついている間に、日本軍の第二次攻撃を受けてしまう。〈ノーザンプトン〉が慌てて離脱する中、さらに第三次攻撃まで受け、傾斜はひどくなり、ついに総員退艦が発令され、艦の放棄が決まる。
その後、アメリカの駆逐艦による雷撃処分が行われるが、タフなことに定評があるヨークタウン級だけあってなかなか沈まず、日本軍の接近が伝えられたこともあり、アメリカ軍はなお炎上する〈ホーネット〉を放置して撤退を余儀なくされた。
一方の日本軍も〈ホーネット〉が放棄されたことを知っており、「事情許さば曳航拿捕されたし」と命令する。命令を受けたのは駆逐艦〈秋雲〉〈巻雲〉だったが、アメリカの重巡でももたついて失敗した曳航が駆逐艦に出来るはずも無く、結局2隻による雷撃で、ついに〈ホーネット〉は海に沈んだ。(余談だが、〈巻雲〉はミッドウェーで〈飛龍〉を雷撃処分した駆逐艦であり、唯一の「日米2隻の正規空母を雷撃で沈めた駆逐艦」である)
〈ホーネット〉が沈んだのは、1942年10月27日。竣工からわずか1年と7日という短い生涯であった。しかし、その短い艦歴でバトルスターを4つ受領しており、さらにその魂は建造中だったエセックス級空母に受け継がれることになる。1943年8月に竣工したエセックス級4番艦は当初「キアサージ」という名前だったが、建造中に改名されることになった。それが〈USSホーネット〉(CV-12)である。
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姉さんたちのことを聞きたい?ふっふん、さぁて誰に惚れたのかにゃぁ?
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脚注
- *2018年12月発売の「アズールレーン ファーストアニバーサリーアートコレクション」には、ノーザンプトンと共に敵の爆撃を懸命に回避する場面と、瀕死のホーネットを懸命に救おうとするノーザンプトンのイラストが収録されている。
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