ホームルーム(Homeroom)とは、学校の主教室のことである。
転じて、ホームルーム活動(Homeroom Activity)のこと。
曖昧さ回避
概要
その学級が主に使用する教室のこと。
例えば、3年1組ならホームルームは通常3年1組の教室となる。
日本の場合、多くの中学校・高校では実験や実習のある授業以外の座学をホームルームで行う。しかし、単位制を取る一部の学校は、同じクラスといえども受ける授業が異なる場合がある。そのような場合はホームルームに集合する機会がホームルーム活動ぐらいしかないこともある。
ホームルーム活動
学習指導要領に定められた領域「特別活動」の一つ。「学級活動」とも呼ぶ。
学級の運営に関わる活動の時間で、ショートホームルーム(SHR)とロングホームルーム(LHR)に分かれる。
ショートホームルーム
1校時目の前および教科終了後に行われる。それぞれ「朝の会」「帰りの会」と呼ばれる。
「朝の会」では、その日1日の見通しをもたせるために必要なことを確認する。以下は小学校での例。
「帰りの会」では、その日1日を振り返るとともに、翌日以降の予定や自宅での課題・宿題を確認する。以下は同じく小学校での例。
ロングホームルーム
週1回、1-2校時をまるごと使って行う学級活動。時間割には「学級活動」と表記されることが多いが、学校独特の名前になっていることもある。
学校行事や係決め、選択教科のオリエンテーションなど、学校・学級に対する話し合いが時間を取って行われる。
LHRの名称
多くの場合は「学級活動」であるが、「ゆとり」「ふれあい」「なかよしタイム」「その地域特有の名前(例えば、近くに筑波山があったら「つくば」など)」などになっていることも。
これは「総合的な学習の時間」や「どの教科にも使える時間」も似たような傾向のため注意が必要である。例えば、学級活動は「ふれあい」、総合学習は「さくら(付近の川の名前が「桜川」)」、ワイルドカード枠は「ゆとり」になっていて、保護者などは説明会に出るか学校に質問しないとわからないことも。学校によってはこれとは別に縦割り班の時間も特有の名前になっていてわけがわからない。
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関連項目
- 学校
- 領域
- 特別活動
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