『ボボボーボ・ボーボボ』とは、澤井啓夫原作のギャグ漫画、またはそれを原作としたアニメ作品である。
本作の主人公についてはボボボーボ・ボーボボ(キャラクター)の記事を参照。
概要
赤マルジャンプにて掲載された読切が大好評を博し、週刊少年ジャンプおよび増刊誌にて短期集中連載。
そして週刊少年ジャンプ2001年12号〜2005年50号まで連載。新人作家作品ながら鳴り物入りとして連載が開始された。
その後2006年3号〜2007年31号まで、第2部『真説ボボボーボ・ボーボボ[1]』を連載。
『ボボボーボ・ボーボボ』というインパクト絶大なタイトルと「鼻毛真拳」という天才的アイデアをベースに、荒唐無稽なボケ、吐血しまくりの暴力的なギャグ、ソフトンやサービスマンを始めとした下ネタの数々、当時流行していたドラマやジャンプ黄金期作品のパロディなど、出来うる笑いをとにかく詰め込んだカオスな作風が特徴。
時折謎の設定や伏線が登場することもあるが、基本的にその場限りのネタであり、これらが回収されることは全くと言っていいほど無い。細かいことを考えるよりもノリを楽しんだほうがいい作品。
当初はシュールなギャグを中心としており、今でも話題に挙がるギャグは亀ラップや割り箸畑など初期のネタが多いが、連載2年目頃より「子供にもわかりやすいギャグ」と「週刊少年ジャンプらしいバトル要素」を掛け合わせたバトルギャグ漫画へと路線変更。人気はより強固なものとなり、2002年にゲーム化、2003年にアニメ化、2004年にカードゲーム化するなど様々なメディア展開がされた。
現在でも「ジャンプのギャグ漫画といえばコレ」という認識を持つ者は多く、他作品やお笑い芸人のネタでも本作が取り上げられることがある。
あらすじ
西暦300X年、全世界の人々はマルハーゲ帝国(アニメではマルガリータ帝国)に支配されていた。
皇帝ツル・ツルリーナ4世は、国民の毛を刈り取る「毛狩り」を実行。人々は毛狩り隊によって苦しめられていた。
そんなマルハーゲ帝国に立ち向かう1人のアフロがいた。その名は「ボボボーボ・ボーボボ」。毛の王国に伝わる5大毛真拳の一つ「鼻毛真拳」を使い、毛狩り隊の基地を次々と潰していた。
旅を続けるボーボボの周りには、いつしか首領パッチやところ天の助など頼れる仲間たちが増えていく。
これはボボボーボ・ボーボボとその仲間たちによる、愉快でハジケた物語である!!
登場人物
9極戦士
ボボボーボ・ボーボボ
本作の主人公。27歳。巨大な金髪のアフロとグラサン、(アフロを含めた)高い身長が特徴(2m1cm)。
「毛の王国」の生き残りで、自身の故郷を滅ぼしたマルハーゲ帝国を倒すため、一人旅を続けていた。
五大毛真拳の一つ「鼻毛真拳」の使い手で、鼻毛をムチのように操り戦う。
(技によっては鼻毛を使わない鼻毛真拳もあるが、基本的に勢いで鼻毛真拳と言っているだけであり、深く考えなくて良い。)
いつもハチャメチャで、誰も先を読めないハジケた行動をとるキング・オブ・ハジケリスト。
仲間思いな一面もあり、戦闘で仲間(特にビュティ)が傷つけられた時は本気でブチギレる。
しかし全員に対して仲間思いというわけではなく、首領パッチや天の助は平気で武器や盾にしていたりする。
ビュティ
この物語のヒロイン。14歳。第1話で登場したボーボボの初めての仲間だが、なぜ仲間になろうとしたのかは不明だった。
基本的に戦闘は行わず、ボーボボ達のボケに全力でツッコんでいる。特にコマの左側で目玉が飛び出ながら大口を開けて行うツッコミ(右イラストの左側)は印象的。他にも様々なツッコミをしており、ツッコミ方で連載時期を推察することも可能。
ボーボボたちと旅をしていた目的は2つあった。1つは、行方不明の兄を探すこと。そしてもう1つは…?
首領パッチ
ボーボボの相棒。年齢は自在に変えることができるらしい。好物はコーラ。
真拳は使わないが、そのハジケっぷりと高い戦闘能力でボーボボをサポートする。
また、ボーボボと融合することで「ボボパッチ」「パッチボボ」といった戦士に変身することも。
身体のトゲは武器になったりエキスを注入できたりと、その生態について謎は多いが、第1部最終話にて意外な正体が明かされる。
自身を本作の主人公およびヒロインと思い込んでおり、戦闘中でもハジケるために味方を妨害したり、ヒロインの座を奪う女狐としてビュティをいじめたりとやりたい放題。
自分への怒りの感情が高まると怒んパッチに変身する。
新・毛の王国編では、自分が主人公でないことに気づいた怒りで怒怒んパッチへとパワーアップした。
特に人気の高いキャラクターであり、読者人気投票では連続1位を記録。
ところ天の助
元毛狩り隊Aブロック隊長の心太。39歳(賞味期限切れ)。
元はスーパーで売れ残っていた心太であり、自分を買わなかったやつらに復讐しようと毛狩り隊に入隊した。
プルプル真拳の使い手で、プルプルした身体を活かした技を使う。
ボーボボに誘われ仲間となるが、プルプル真拳は弱い技ばかりで、途中からコビ売りによる寝返りを図ってはボーボボに制裁を食らうことも多くなる。
首領パッチ同様、ボーボボと融合することで「天ボボ」に変身する他、首領パッチと三人で「ボボパッチの助」に変身も可能。
ひらがなの「ぬ」が大好きで、愛用している「ぬのハンカチ」はグッズで人気を博した。
とにかく情けないシーンは多いが、その不屈の精神と「ね」「豆腐」などよくわからないライバルに立ち向かう泥臭さで、彼も読者人気は高い。
ヘッポコ丸
プップーシティ出身の戦士。16歳。
マルハーゲ四天王の軍艦に征服されたプップーシティを救うため、ボーボボの下で修行をする。軍艦から町を救った後も、強くなるためにボーボボについて行くことにした。
オナラ真拳の使い手で、オナラを飛び道具として扱う。
オナラ真拳の潜在能力は首輪で封印しており、これを外すことで最強の力を発揮できるが、彼自身が赤ちゃんのようにバブバブ言い出してしまい、味方ですら止められなくなる。
自身を「へっくん」と呼ぶビュティにバレバレの恋心を抱いており、ボーボボ達からおちょくられている。
『真説』ではネオ毛狩り隊Aブロック隊長として登場。ボーボボ達の敵として立ちはだかる。
作者が1番初めにつくったキャラクターであり、彼を主人公とした漫画は担当編集から相当不評だった様子。
ソフトン
Cブロック基地でバイトとして働いていた戦士。25歳。ソフトクリーム型の顔をしており、仲間からはウ◯コと呼ばれているが、ビュティは頑なにソフトクリームだと主張している。
バビロン真拳の使い手で、彼の体術を食らった相手はバビロン神の裁きを食らう。
ふざけた見た目に反して一切ボケず、いつもクールに仲間をサポートする。しかし、アイスクリーム屋を経営していたり口臭を気にしていたりと、ツッコミどころはたくさんある。
「オレと同じ匂いがする」というビュティに対し優しく接しているが、その正体は…。(この設定は連載前から決まっていた。)
頭部の色は茶色だが、アニメでは『Dr.スランプ アラレちゃん』よろしくピンク色に変更された。
破天荒
毛の王国の生き残りで、ボーボボの幼馴染。24歳。自由気ままな性格で、単独行動をとることも多い。当初はマルハーゲ帝国の2重スパイのような役割だったが、多分なかったことにされている。
カギ真拳の使い手であり、自身の持つカギで「LOCK」した相手を行動不能にする。
見た目・技ともにクールな印象のあるイケメンだが、実は首領パッチ率いるハジケ組の下っ端。首領パッチに心酔しており、おやびんの命令であればキャラ崩壊レベルでハジケまくる。
魚雷ガールに惚れられていた過去があり、散々追い回され死にかけたことを理由に魚雷ガールを恨んでいる。
田楽マン
元毛狩り隊Zブロック隊長。ハジケリスト。こう見えて生後1歳半の犬。本作のマスコットキャラクター。
犬の大家族の末っ子であり、兄たちからいじめられていたトラウマから孤独を極端に恐れ、「友達欲しい」と常に悩んでいる。
ボーボボとの戦闘を経て、ピンチに陥ったボーボボを救い仲間となるが、その舐めきった性格でボーボボ達からは冷たくあしらわれており、首領パッチ・天の助と共にボーボボの武器として乱暴に扱われている。
魚雷ガール
マルハーゲ四天王OVERの真の姿。28歳。「なぜなら私は魚雷だから!!」が決め台詞。
伝説の「ボケ殺し」の生き残りであり、高速体当たりでボーボボ達のふざけた技を無効化する最強の女戦士。
偉そうな態度を取るが最強なため誰も逆らえず、ボーボボ達からは「魚雷先生」と呼ばれ形だけ慕われている。
『真説』では戦闘員としては参加せず、ボーボボ達の修行の師匠として登場。
ボーボボの仲間たち
つけもの
第1話から登場する使い捨てキャラ。なぜかボーボボに冷たく扱われるかわいそうなつけもの。
その後第2話にて「犬に食われて死んだ」とだけ説明され、以降は姿だけの登場となる。
当時から人気の高いキャラだったようで、新・毛の王国編では10人目の仲間として再登場。改めてボーボボの仲間になろうとするが、「ただしつけもの テメーはダメだ」と断られる。
KING鼻毛さん
ボーボボの鼻の中で長く眠っていた伝説の鼻毛。陽気な喋り方をする。
復活と共にボーボボの必殺技となるかと思いきや、そのデカさから「邪魔」と引き千切られてしまう。
その後は鼻毛真拳㊙奥義「聖鼻毛領域」の住人として登場。ボーボボ達と共にハジケながら闘う。
自称ペナント真拳の使い手で、ペナントをペチペチして攻撃する。
サービスマン
全裸の上に布1枚だけを被っており、布をめくって自身の下半身を晒す「サービス」を行う変質者。
そのためビュティにはかなり嫌われているが、ある子供からはサービスを求められたり、とある国からサービスと引き換えに大金を用意されたりと、その価値はよくわからないことになっている。
その後はボーボボ達の仲間として出オチ的に登場するようになる。広範囲にダメージを与える「サービス」はかなり強い。
外見がオバケのQ太郎に似ていることから、アニメではデザインが大幅に変更された。
『真説』ではサービスマンの後輩「サービスガール」が登場。やることはサービスマンと変わらないが、流石に女性でこれをやるのは問題があり、首領パッチがブチギレた。
ブブブーブ・ブーブブ
兄ビービビによる新・毛の王国の悪政に苦しめられていた、ボーボボの姉。29歳。その容姿は田ボに酷似(ブーブブのみ胸元にハート型の露出がある。)しており、田楽マンから敵視されている。
この弟にしてこの姉ありで、ボーボボ以上にハチャメチャな発想をする。
戦った相手は骨の髄まで残さず殺すという残虐な考えの持ち主。
首領パッチに「カスはカスでもカステラなんだよ」とガンを飛ばされてから、彼に恋をする。
ガ王
『真説』第1話より登場した新たなテコ入れマスコットキャラクター。元ツルリーナ3世のペットのコアラで、ボーボボと同じく3世に復讐するため、ボーボボの仲間となる。
ポコミ
その正体はネオ毛狩り隊Fブロック隊長。ネオマルハーゲ帝国に騙され、兄をボーボボから救うために人体実験のモルモットとなっていた。ボーボボに敗北してからは和解し仲間となり、戦闘員として大活躍した。
ラブリーマジカル真拳の使い手で、魔法少女らしいファンシーな技で戦うが、一部残虐な技もある。
ナメ郎とは毛狩り戦士育成学校「ツルリーナ・エリート・アカデミー」の同期であり、同じ戦闘能力を持つ彼になついている。
マルハーゲ帝国
ツル・ツルリーナ4世
嫁のマコちゃんはエイリアン(映画)のような見た目をしており、4世から何かを吸収していた。
その後、新皇帝決定戦にてマコちゃんは一発キャラではなく伏線として回収され、謎の進化を遂げていた。4世も「宇宙エネルギーがたまる」などと発言していたが、ハイドレートの登場を理由にそのまま逃亡。ボーボボとは一切戦わず終わった。
ライス
毛狩り隊ハジケブロック基地に現れた、毛狩り隊にボーボボ達を殺すために雇われた戦士。
首領パッチが蹴ったキング・オブ・ハジケリストの称号を継いだハジケリストだが、譲り受けた称号の価値に納得しておらず、首領パッチに戦いを挑む。その後はボーボボに戦闘・ハジケ共に負けを認め、彼に称号を渡した。
美男子だが、男のおっぱいを揉みしだいたり、マゾだったり、パジャマがスクール水着だったりと文句なしの変態。
スズ
軍艦の部下。19歳。テレポート、サイコキネシスなどの超能力を使う。
生真面目すぎる性格であり、ボーボボに命じられてシーラカンスを残さず食した。
ハレクラニ編にてボーボボの仲間となるが、担当編集に認められずギガ編にて離脱した。
マルハーゲ四天王
マルハーゲ帝国最強の四天王。…という設定だが、後に登場する暗殺部隊隊長「ねんちゃく」は彼等よりも強いという設定になっており、その辺の設定もテキトーにされている。
ツルリーナ4世直属の部下だが、プルプーを除いて誰一人彼に忠誠を誓っていない。
軍艦
ボーボボよりも鼻毛真拳の才能はあったが、毛の王国の人間ではないという理由で真拳の継承を拒否されてしまう。以後ボーボボに自分の存在を認めさせるため、多くの部下を引き連れ世界征服を狙う。
我流鼻毛真拳として、ボーボボに引けを取らないハジケ技で戦う。また、ボーボボ同様そのリーゼントからは様々なものが出てくる。
威圧感のある巨漢だが、本当はとても部下想いの心優しい性格。ボーボボ曰く「一番の親友」だが、他の仲間同様扱われ方は雑。
短期集中連載版ではボーボボの仲間として登場した。
アニメでは部下のスズのことを1人の女性として認識しているシーンが追加されており、田楽マンにモテモテかどうか聞かれた際に「そ、そうだな…スズもいるし」と答えている。
OVER
マルハーゲ四天王で最も残虐な性格。27歳。口癖は「ギギギ…」、笑い声は「殺殺殺(シャシャシャ)」。
極悪斬血真拳の使い手であり、巨大なハサミを使って攻撃する。ちなみに技の名前に果物の名前が多いのは「果物の名前が好きだから」。
腹の怒りメーターが6つ溜まることで魚雷ガールに変身する。逆に魚雷ガールからOVERに変身するタイミングは「なんとなく」。
ハレクラニ
四天王最強の男。遊園地「ハレルヤランド」を経営している。前職は銀行員。
ゴージャス真拳の使い手で、金や宝石を操り戦う。幼い頃はパン屋で盗みを働くほど貧乏な少年で、その時の金への執着が後にゴージャス真拳を編み出した。
魚雷ガールとは面識があったが、再会した際には「2秒以内に消えろ」と一蹴された。
サイバー都市
ギガ
ツルリーナ4世の親友であり、サイバー都市の皇帝。プロフィールはサイボーグのような感じであり、血液型はハードディスク型。語尾は「じゃん」。
オブジェ真拳の使い手。周囲のものをオブジェにして闘う。高いIQの持ち主でもあり、ボーボボ達の読めなすぎるハジケ行動も予知できる。
「4世と同等の実力」という設定が足を引っ張ってしまい、再登場する度にヤムチャ化しているかわいそうなキャラクター。後に四天王よりも弱くなってしまった。
絶望君
人生に絶望しており、常に死にたがっているヤバい人。しかし、好物のクッキーがあれば生に前向きになる。
同じくソニックの部下「スーパーラビット」は「最高のコンビ」。
裏マルハーゲ帝国編で何故かボーボボと共闘。ボーボボや破天荒を吐血させられる程の強さを見せた。
旧マルハーゲ帝国
ツル・ツルリーナ3世
真紅の手品真拳・青藍の手品真拳の使い手で、マジシャンのように謎の技を使って戦う。
その正体は人間ではないらしく、毛の王国の人間のみが持つ毛の力の源「毛玉」を取り入れることで真の姿を手にすることができる。
当初はボーボボの毛玉を狙うも敗北。その後、第1部ラストにて死にかけていたビービビの毛玉を吸収し、『真説』のラスボスとしてボーボボ達の前に立ちはだかる。「マルハーゲ帝国バンザァアアアイッ!!」
CVの置鮎龍太郎は、ボーボボ出演前から何故かコミックスにサインを寄稿していた。
ハンペン
旧Aブロック隊長であるハンペン。隊長格最強の男だが、人望は薄い。
真拳を使わない漢であり、衝撃波「ハンペン承」一本で戦う。
子供の弁当からうっかり落ちて川に流れてしまい、森の生き物たちに食べられそうになったが、彼らを打ち倒して現在の強さを持ったという過去をもつ。天の助にはその境遇から敵対心を燃やされていた。
『真説』では自身を見捨てた3世に真相を聞くため、ボーボボと共闘する。
ランバダ
力を浴びせた物や生き物をポリゴンに変えるポリゴン真拳の使い手で、その能力を活かした変身能力で他人に化けることができるが、微妙に似ていない。しかしそれを誰も教えてくれないため、似てないことに気づいていない。
レム
旧Dブロック隊長。露出度の多い銀髪ショートヘアの巨乳美女で、旧隊長の中でもトップクラスの読者人気を誇る。
常にスヤスヤ眠っており、眠りを妨げる者は爆睡真拳で永遠の眠りに陥れる。
布団を両親に持つ布団の子供だったが、何故かヒト型に生まれてしまい「布団の癖に人を眠らせられない」と親から虐待されたため、全人類に復讐を誓った。実際レムみたいな布団だったら寝るどころの騒ぎじゃ(ry
その後ボーボボに「この世に1枚ぐらい眠れない布団があってもいいと思う」と慰められ改心した。
コンバット・ブルース
初登場時は冷静な分析キャラのようだったが、その実態はただのスケベであり、ウォータースライダーにて水着の女の子2人を従えて戦った。
トラップ真拳の使い手で、戦闘力は高いがボーボボ相手にはほとんど力不足。魚雷ガールにふざけすぎと怒られながら散った。
その後は3世の側近的立場に収まり、常にエロ本を読み耽っている。
『真説』では旧毛狩り隊の中で唯一3世の配下に加わっているが、別に強くなったわけではない。
カンチョー君
両側のジェットで空を飛び、頭部の両手で相手のお尻を突き刺す。これにより天の助はお尻に大ダメージを食らった。(大ダメージを食らっただけで戦闘不能になったわけではない。)
しかしカンチョー君は、その一撃に全力を込めることで絶命してしまう。その儚き散り様にボーボボは「敵ながらあっぱれ」と称賛した。
その後は当然のごとく生き返り、ハイドレートや3世にカンチョーを食らわせ都度死んでいたが、『真説』最終話にて同種の個体が何人かいたことが発覚。死んでいたのは全員別人であることが明かされた。
裏マルハーゲ帝国
ハイドレート
ツルリーナ4世の実の弟であり、自身を闇に封じ込めた兄への復讐を誓う。
ベベベーベ・ベーベベ
ハイドレートの左腕。28歳。ワカメのような髪型と、前髪に隠れたキラキラお目々が特徴。本人はこの目が嫌いらしく、見られた場合は相手を抹殺するようにしている。
ボーボボの兄であり、兄貴絶対主義者として弟のボーボボを見下していた。ボーボボも実の兄を前に実力を出せずにいたが、ガネメで兄への思いを振り切り何とか勝利する。
新・毛の王国編ではビービビに加勢しようとするが、ビービビに裏切られたことを機にボーボボと共闘する。しかしボーボボやブーブブからもぞんざいに扱われしまう、5兄弟の中では1番不遇な人物。
その他敵キャラ
ビビビービ・ビービビ
5兄弟の次男。30歳。ビタとミンという2人の娘がいる。母親は不明。
カミの毛真拳と毛狩り真拳の使い手で、マルハーゲ帝国を扇動し毛の王国を滅ぼした張本人。
ボーボボとの戦いで重症を負っていたところをツルリーナ3世に殺されてしまうが…。
世の中ナメ郎
その正体は3世の血を引く「ツル・ツルリーナ5世」で、後に帝王真拳を身につける。
アニメ版
2003年~2005年まで、テレビ朝日系にて放送。制作はまさかの東映アニメーション。
子供人気を狙ったゴールデン時間帯放送で、『クレヨンしんちゃん』『あたしンち』との合同特番「情熱のオラは咲いちゃったスペシャル」を放送したこともあった。
原作より表現がマイルドになっているものの、内容は不条理さとシュールさがパワーアップ。なぜなら脚本は斜め上をすっ飛んでいくことで有名な浦沢義雄だからである。
『ボボボーボ・ボーボボ』という超強力な題材を得た浦沢はまさに水を得た魚状態だったことだろう。
(ちなみに、本作で構成を担当した浦沢の弟子である大和屋暁が数年後、別方向にカオスなジャンプアニメを手がけることになるが、本作の影響を受けているかは不明。)
極めて気合の入った作品ながら、悪ふざけにも見える意味不明な作風に大人たちは凍りつき、PTAによって「子どもに見せたくない番組」にランクインしてしまったことも。こういった背景もあり、本作は常に打ち切りの影がついてまわっていた。
結果、二度の放送範囲縮小を経て番組はなんとか1年以上放送されたが、途中からスポンサーが1社もつかなくなるなど厳しい運営を強いられており、最後は裏マルハーゲ帝国との戦い直前で打ち切り終了となってしまった。
2018年4月25日にフロンティアワークスよりBD-BOXが発売。
無駄に豪華すぎる声優陣
本作最大の特徴といえば、東映アニメーションならではの無駄に豪華過ぎる声優陣と、レギュラー・脇を問わない参加声優達の気合の入りっぷりである。
まずその豪華っぷりは本記事のキャラクターCVを見てみれば一目瞭然。
2003年当時はルーキーだったが今見ると「この人がこんな役かよ!」となる声優もいるが、それを差し引いても「こんな大物がこの役かよ!」とツッコミたくなるような配役が多い。
- ハジケ組若頭 → 野島健児
- 選挙に立候補した犬「ポチ」 → 三宅健太
- お茶漬け星人 → 檜山修之
- ケセランパサラン・筆箱など → 中井和哉
- テスイカツ → 乃村健次
- ゲチャッピ → 高橋広樹
- ハーゲン → 黒田崇矢
- パピットマン → 川田紳司
- デスマスクなど → 阪口大助
- ソーメン老師、マグロ師匠 → 青野武
- 6月7日、タカシなど → 鳥海浩輔
- うさちゃん(うさぎの人形) → 斎藤千和
- ショウ・メイ → 谷山紀章
- N&Ns → 龍田直樹
- カネマール → 小西克幸
- メンマ → 中原麻衣
- ヤシの実マン → 神谷浩史
また、本作品のアフレコ現場の熱気は相当なものであったと参加キャストが語ったこともある。
第一にアフレコでは笑いを堪えなければならないという前提条件がある中、レギュラーメンバーは 「自分が一番目立ってやらぁ!」と常にド本気で収録に臨んでおり、各話ゲスト・脇役たちも「レギュラーを食ってやる」という気持ちで現場に入ってきたという。
そのためアフレコスタジオは毎回修羅場と化していたそう。その中に放りこまれた当時23歳の野中藍の心中はいかほどだったことだろう…。
ボーボボ役の子安武人は、ボーボボ自身が演じる様々なキャラクター(女子高生・子ども・偉そうな社長など)を見事吹き替えている。様々な人気キャラを担当している子安氏だが、ボーボボを代表作に挙げる声も多く、子安ファンはそのハジケっぷりに抱腹絶倒すること請け合いである。
また、首領パッチ役の小野坂昌也もハマり役として評価が高く、子安氏からも「首領パッチを演じるために生まれてきた」と絶賛されている。
2014年、『Jスターズビクトリーバーサス』に本作が参戦した際、子安氏は『ボボボーボ・ボーボボ』のアニメ本編を見返し、「よくこんなの何年もやってたな!」と自分たちのかつてのハジけっぷりに驚いている。
主題歌
オープニングテーマ
- 「WILD CHALLENGER」(第1話 - 第32話)
- 作詞 - 永田雅規、宮下昌也
- 作曲・編曲 - 宮下昌也
- 歌:JINDOU
- 「バカサバイバー」(第33話 - 第76話(最終話))
- 作詞・作曲 - トータス松本
- 編曲・歌 - ウルフルズ
エンディングテーマ
- 「幸せ」(第1話 - 第19話)
- 作詞・作曲 - はるよピ
- 編曲・歌 - マニ★ラバ
- 「キライチューン」(第20話 - 第32話)
- 作詞・作曲・歌 - FREENOTE
- 「H.P.S.J」(第33話 - 第76話(最終話))
- 作詞 - hiroko and mitsuyuki miyake
- 作曲・編曲 - mitsuyuki miyake
- 歌 - mihimaru GT
スピンオフ
2011年、首領パッチを主人公としたスピンオフ『ふわり!どんぱっち』が最強ジャンプにて連載。
『ケロロ軍曹』や『よつばと!』にインスパイアされたような日常系コメディに路線変更したことで話題となった。
コミックスでは『ボーボボ』の番外編も収録。本編には登場しないボーボボが、首領パッチ・ビュティとショートギャグを繰り広げる。
その後、ふわり!の作風をベースに世界観をリセットした『ほんのり!どんぱっち』が少年ジャンプ+にて連載された。
リバイバルブーム
BD-BOXの発表を皮切りに再ブームが到来。2021年に漫画20周年、2023年にアニメ20周年として、様々なコラボグッズの発売やイベントが開催された。
コラボカフェ
BD-BOX発売記念として、2018年4月24日〜5月14日にニコニコ本社nicocafeにて「ボボボーボ・ボーボボ×nicocafe」が開催。
詳しくはリンク先を参照。→https://blog.nicovideo.jp/niconews/69190.html
その後TreeVillage Cafeでもコラボカフェが開催された。
ミュージックステーション
『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE 2019』にて、ゴールデンボンバーが「テレビ朝日の人気アニメキャラとコラボ」を実施。
普通に考えたら『ドラえもん』か『クレヨンしんちゃん』の2択だが、まさかの『ボボボーボ・ボーボボ』登場で視聴者を騒然とさせた。
これを機にSNSではボーボボを懐かしむ投稿が急増するようになる。
ボボボーボ・ボーボボ展
2021年に「ボボボーボ・ボーボボ展 ハジケ伝説よ 永遠に…!?」が開催。
割り箸畑の再現や、プレミアムバンダイによる「無敵要塞ザイガス」立体化など、シュールな展示内容で話題を呼んだ。
2026年には「ボボボーボ・ボーボボ展 DIVE INTO THE BO-BOBO WORLD」が開催予定。
グランブルーファンタジーコラボ
ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』エイプリルフールイベントとして2022年に登場。アニメキャストによる亀ラップの新録が行われた。
そして翌日「エイプリルフール2日目」が開催。ボーボボらしい無茶苦茶なイベントでユーザーをざわつかせた。
プリキュアコラボ
同じく東映アニメーション作品として、アニメ『ふたりはプリキュア』とのコラボグッズが発売。
他にも舞台『Dancing☆Starプリキュア』とのコラボ企画も発表された。
舞台化
演劇ユニット「SUGARBOYS」川尻恵太が脚本・演出を手掛ける舞台『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』が2024年に上演。
2026年には2作目『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ〜因縁!鼻毛!決戦!〜』が上演。
関連動画
関連静画
関連生放送
関連リンク
関連項目
- 漫画作品一覧
- 週刊少年ジャンプ
- ふわり!どんぱっち / ほんのり!どんぱっち
- チャゲチャ
- 関東野菜連合
- ただしつけもの、テメーはダメだ
- ボーボボ人気投票
- 無敵要塞ザイガス
- 渋谷区大型デパートヨコセヨ
- 亀ラップ
- ドンパッチソード
- 魔剣ダイコンブレード
- キバハゲデュエル
- 殺してやるぞ天の助
- ぬ献上ゲーム
- 2003年のアニメ作品一覧
- ボーボボアニメ12話のあらすじ
- 浦沢義雄
- 世紀末リーダー伝たけし!(連載開始して間もない頃からコラボを行なっている。また、澤井は尊敬する漫画家に島袋光年を挙げている。)
- 遊☆戯☆王(作者本人による武藤遊戯が登場した回がある。なお、遊☆戯☆王にぬのハンカチが登場するシーンがある。)
- DEATH NOTE(互いの作品を1話分描く企画を実施。)
- 魔人探偵脳噛ネウロ(作者本人による至郎田正影が登場した回がある。なお、作者の松井優征は澤井のアシスタントであり、『暗殺教室』コミックスでぬのハンカチのネタを使用している。)
- DRAGON BALL(あるエピソードをボーボボキャラに置き換えた企画を実施。また、本作は特にドラゴンボールのパロディネタが多い。)
- NARUTO(背景に「ぬハンカチ」と書かれたシーンがある。)
- ぬらりひょんの孫(ぬのハンカチが登場するシーンがある。)
- ジョジョジョージョ・ジョージョジョ(「ジョジョの奇妙な冒険」MADタグ)
脚注
親記事
子記事
兄弟記事
- 89
- 0pt























