ボルガ式とは、時限式の爆発物をはるか上空から投げ捨てる行為である。
概要
対象を航空機など飛行する乗り物に乗せて、時限装置のタイマーが0になる少し前に空中や海など人的損害が少ない場所に落とすという実にシンプルな作業工程である。ちなみに対象が意志を持ち、なおかつ飛行能力を有していた場合は飛行能力を奪ってから投下するのが重要となる。
航空機などから相手を攻撃することが目的である爆撃とは違い、ボルガ式は主に爆発物から人命を守ることが目的である。(ただ、人命を守るついでに爆発物を敵に向けて投下し、撃墜するケースもある。)爆発物が人だった場合、その人の命は守れない。
ボルガ式の起源
宇宙局大ホールにて開かれたレセプションにて、東京湾海上工業都市の設計者でありレセプションの主催者でもあるボルガ博士がレセプションの最中に突如現れた少年に拉致され、当時地球侵略を企てていたジュラル星人の宇宙船に向けて投下されたのがボルガ式のはじまりとされている。
宇宙船とボルガ博士が接触する際に大規模な爆発が起きており、ボルガ博士の体内に爆弾が仕掛けられていたと見られている。爆弾が仕掛けられた位置については諸説あるが、少年の「頭の中に爆弾が」という発言から、爆弾は頭の中に仕掛けられていたという説が最も有力である。
またこの数日後の19時頃ボルガ博士を投下したのと同じ航空機から海にむけて青色の物体が投下され、その直後爆発が起きたのが目撃されている。目撃者の証言によれば青色の物体にはプロペラが付いていたらしく、爆発する前に何らかの方法によって飛行能力を奪われていたと思われる。
批判
人命を守るためとはいえ、敵に向けて人を投下し爆発させるという少年の衝撃的な作戦(独断)に「あまりにも非人道的すぎるのではないか」と各所から批判の声が上がっている。
また、ボルガ式にも使われていた少年が搭乗している航空機は尋常ではない火力と機動力を有しており、ジュラル星人の宇宙船をスピードで攪乱した後、一撃で撃墜するのが頻繁に目撃されており(複数の宇宙船を同時に撃墜した目撃例もある)、「わざわざボルガ博士をぶつける必要はなかったのではないか」と少年のとった作戦の必然性に疑問を抱く声も出てきており、批判的な世論にさらに拍車をかける形となっている。
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