ポケモンスナップとは、HAL研究所開発、任天堂発売のNINTENDO64用ゲームソフトである。
2021年には、Nintendo Switchから「New ポケモンスナップ」が発売される。
概要
ポケモンスナップ | |
基本情報 | |
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ジャンル | カメラアクション |
対応機種 | N64 |
開発元 | HAL研究所 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1999年3月21日 |
価格 | 6,800円 |
対象年齢 | CERO:- |
ゲームソフトテンプレート |
数多くの野生ポケモンが住む「ポケモンアイランド」でポケモンたちの様々な姿をカメラに収めていくゲームである。
撮った写真はオーキド博士により点数で評価される。その点数が高得点になるように写真を撮っていくのが基本的な目的だが、点数にこだわらず自分の好きなように撮影するのも楽しみ方の一つである。
発売当初はニンテンドウ64でのロムカセットでの発売だったが、2007年12月4日よりWii・バーチャルコンソールで、2016年4月6日よりWii Uのバーチャルコンソールとして配信されている。
そして2020年にNintendo Switch用ゲームソフトとして「Newポケモンスナップ」が開発中であることが発表された。詳細は「New ポケモンスナップ」を参照。
ストーリー
ある日、カメラマンとして活動しているトオルのもとにオーキド博士から手紙が届いた。
手紙にはオーキド博士がポケモンアイランドの研究を行っており、自然なポケモンの姿を研究するために
是非トオルに協力してほしいといった内容が書かれていた。
手紙を読み終えたトオルはすぐに荷物をまとめ、ポケモンアイランドへ向かったのであった。
登場人物
- トオル
かつて一瞬だけ見た幻のポケモンを追い続ける少年カメラマン。
今作ではオーキド博士の依頼により、島のポケモン達の写真を撮って調査に協力することになる。 - オーキド博士
ポケモンだけが住むポケモンアイランドの研究をしている。
今作では写真の評価を行ったり、主人公に様々なアイテムを提供してくれる。
余談
- 発売当時はコンビニのローソンにカセットを持ち込むことで、撮った写真のうち4種類を4枚ずつで一組16枚分のシールとして出力してくれるサービス(一枚300円)が99年3月23日より行われていた。ローソンでのサービス終了後は任天堂のサポートセンターでプリントを受け付けていたが現在は不明。
- バーチャルコンソール版では、撮った写真をWii伝言板で他のユーザーに送信できるようになった。
- 元々は写真を取ることを主軸に開発していたタイトルだったが、「遊びの動機がはっきりしない」などの理由から、開発途中でポケモンのゲームへ変更された。
- 開発スタッフは「ジャックと豆の木プロジェクト」という、理想的な開発環境を用意し、各社から経験者を選抜してゲームを作るという一種の理想郷を作るような計画で集められた。しかしリーダーの不在や明確な納期がないことによる開発の長期化などの迷走を繰り返し、結果3年以上の開発期間が費やされることになった。
- 一般的なN64ソフトと異なり、小さくて縦長のパッケージで発売された。これは「写ルンです」などインスタントカメラのパッケージをイメージしたもので、パッケージの上部にはフックに引っ掛けられるような穴が付いている。
- 主人公のトオルはオーキド博士の開発した「ゼロワン号」という自動運転ビークルでポケモンアイランドを調査するのだが、モデリングから書き起こされたイメージイラストでは操縦パネルがN64コントローラーを模したものになっている。ちなみに当時の開発者インタビューによると、「ゼロワン号」のネーミングは一寸法師の「お椀(O-WAN)」から来ているらしい(開発当初は川のステージがメインで考えられていたそう)。
- ゼロワン号は2001年発売の大乱闘スマッシュブラザーズDXにもフィギュアとして登場している。
- 製品版はZトリガーでカメラを構えAボタンで撮影する仕様だが、開発中はRボタンで撮影するという本物のカメラを模した仕様が考えられていた。しかしRボタンは手の小さい子だと指が届かない可能性があり断念されたそう。
関連動画
プレイ動画
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関連項目
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