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ポスタリィとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「limited」にて出演。郵便配達人魔法少女。
概要
| ステータス | |
| 破壊力 | ★ |
| 耐久力 | ★★ |
| 俊敏性 | ★ |
| 知性 | ★★ |
| 自己主張 | ★ |
| 野望/欲望 | ★ |
| 魔法のポテンシャル | ★★ |
| 好きなもの | 少年漫画 卵焼き |
| 嫌いなもの | 人ごみ 馴れ馴れしい人 班決め |
文化祭清掃委員会の打ち合わせのために集まった波山中学校の理科準備室にて、妖精トコの力で本物の魔法少女にされてしまった女の子。イギリスのビクトリア朝時代の郵便配達人のような格好の魔法少女。
正体は酒己達子(さかき たつこ)という中学1年生。三 香織(にのつぎ かおり)＝レイン・ポゥとは親友関係にある。臆病で引っ込み思案な性格で何時もオトオドしており、人見知りな面もあるため、他者との交流はたどたどしく、香織くらいとしかまともに行えない。一方で卓越した観察眼の持ち主でもあり、他人を観察し特徴などを正確に見極める能力に秀でている。
その性格のためか幼い頃から友達を作れず孤独であり、イジメに遭う事もしばしばだった。そんな生活の中で達子は自己防衛手段として「徹底した隠密術によって自分の存在を消し去る」という手段を選ぶ。とにかく目立たない事で身を守ろうとし、その過程で他者の動向を探るようになり、人を観察する能力が鍛えられた。達子と出会う直前の時点では、常に1人でいるのに誰も不審がらない、成績は常に中央をキープ、隣の人に尋ねても「普通の子」と返される、裏世界に数年身を置く百戦錬磨の達子が名簿を見るまで存在に気付かない、という某漫画の４部ラスボスもびっくりの隠密スキルを身につけている。そのような生活を送っていたためか、友達への憧れはとても強い。しかし、いじめられる事や失敗への恐怖心・不安感から、積極的に友達作りに動く事は無かった。
そんな葛藤と処世術は中学生となってからも変わらないかと思われたが、香織との出会いによって変化する。クラスで物凄い隠遁術を行う達子に驚愕した香織は、積極的に達子と友達になろうとアプローチを掛ける。その結果、香織の勢いに飲まれる形で友情を築き、今では親友と呼べる仲となった。今まで憧れながらも1歩踏み出せず、憧れのままで終わっていた友達を得て、その暖かさを知ってからは、唯一にして無二の親友である香織のために動くようになる。しかし、魔法少女としての戦いよりも平穏安全な日常生活に戻る事を欲しており、それは魔法少女に拘る香織と相反する思いであった。
嫌いなものを見る限り、元々群れるという行為が嫌いだったようだ。また、学校生活でイケてなかった人が体験するトラウマシチュエーションも経験した模様。
外見
イギリスの近衛兵や正装用軍服のような派手な金色の房飾りやチェーンで装飾された、赤白2色の軍服風ワンピース服を着ている。胸元にはハートマークの飾りが付いている。腰には大きな房飾りから白色の羽毛を蓄えた翼が生えている。黒色のブーツを履いている。今現在の町中を走り回る郵便配達人と同じ職業モチーフとは思えないエレガントでクラシカルな外見。在りし日の郵便配達人の衣装らしい。
髪の色は黄緑色とピンク色の2色で、上下2層に分かれるように彩色されている。髪型はショートヘアで、まるで空で羽搏き広がった翼のように髪がぶわぁっと広がっている。丸っこい郵便帽子を着用。
能力
- どんなものでも持ち主のもとに送り返せるよ
手に触れたモノを、その持ち主の下へ送り届ける配達魔法。対象となったモノには2枚1対の翼が生えて、持ち主の所へ自動的に飛んでいく。対象となったモノの移動速度は「普通郵便」と「速達」の2種類からポスタリィが選べる。「普通郵便」は人でも頑張れば追いかけられる速さで、「速達」は魔法少女でも追跡出来ないほどの高速配達。対象となるモノに大きさ・重さなどの制限はない。配達途中で障害物にぶつかるなどで墜落・配達失敗というのもある。対象物に生えた翼は配達完了・失敗に関わらず配達後に消滅する。
関連コミュニティ
関連項目
limited 16人の魔法少女
波山中学校の魔法少女たち
魔法の国捜査班
反体制派
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