ポッカサッポロフード&ビバレッジとは、サッポロビールグループのソフトドリンクメーカーである。
2013年に「サッポロ飲料」(動画タグ)と「ポッカコーポレーション」(動画タグ)が合併して誕生した。
概要
サッポロ飲料
サッポロビールの子会社として1957年に「国際飲料」を設立。
アメリカのカナダドライ社の共同出資で設立されたため、カナダドライを販売していた。
のちにカナダドライとは資本提携解除し独立することになる。
東京リボン飲料に社名変更し、リボンブランドの飲料水を発売する。
当初は関東地区を中心にした販売会社だったが、系列のソフトドリンク会社を統合して現在に至っている。
リボンシトロン、リボンナポリン、がぶ飲みシリーズを主に取り扱っていた。
また、不二家から不二家ネクター、レモンスカッシュの販売も行っていた。
ポッカコーポレーション
1957年にレモン果汁を製造、販売する企業として創業。当初の社名は「ニッカレモン」だが、もともとニッカバー向けに販売を行っていたことが元でつけられたもので、ニッカウヰスキーとは資本関係はない。
その後他の飲食店にも販売するようになったことで「ニッカーボッカー」から転じて「ポッカ」とブランド名を変更した。
1972年にポッカコーヒーを発売、翌年には自販機メーカーと共同で冷温兼用の自販機を開発、外でも暖かいコーヒーが飲めるようになった。1976年には820gの缶入りアイスコーヒーを家庭向けに販売しヒットした。
なお、沖縄県には子会社の「沖縄ポッカ」があり、さんぴん茶を販売していることで知られるが、
沖縄ポッカサッポロという社名に変更されてしまうのか、今後の動向が気にかかる。
「北はポッカサッポロから南は沖縄ポッカまで~」という面白くもうまくもないジョークが言えることとなった。
合併
ポッカは1988年に東証一部へ上場するが、安定経営を目的に2005年にMBOを実施して上場廃止した。
2009年にサッポロホールディングスと資本提携を結び、2011年には子会社となった。
その後ソフトドリンク部門の強化を理由に、2013年1月にサッポロ飲料と合併した。
どちらも創業年が1957年と同一であり、同期の企業の合併となった。
近い将来、レモンマンとリボンちゃんの共演も夢ではないはず。
主な商品
関連動画
関連項目
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