ポップとは、テレビアニメ『スマイルプリキュア!』に登場する絵本の国メルヘンランドの妖精でござる(シリーズでは20番目の歴代妖精)!
TV本編ではサブキャラクターだが、プリキュアオールスターズの歴代妖精には含まれており、本作のもう一匹の妖精といえる存在(ただし、『プリキュアまんがえほん』シリーズ(本作や次作『ドキドキ!プリキュア』以降のプリキュアがメイン)では未登場。また、サブキャラのためか、玩具やアパレルなどのグッズのデザインにも登場しない)。
声優は阪口大助。雄妖精で男性声優が演じるのは、『フレッシュプリキュア!』のタルト以来となる。
概要でござる
ライオンのようなたてがみと狐のようなふさふさ尻尾を持ち、右目を毛で隠している。キャンディのようにおしゃれをしないのでわかり難いが、妹と同じく長い耳を丸めており、6話であかねの手を払い除ける際に耳を伸ばした姿を見せている。
一人称は「拙者」で、語尾に「ござる」をつけるなど時代がかった話し方が特徴。
自分の男らしさに誇りを持っているようで、「かわいい」と言われると気を悪くする。「かっこいい」と言われると照れて後ずさりし、何かにぶつかってこけるのがお約束。
波が打ち寄せる岩場に立っている姿が心象風景として使われることが多い。
幼い部分の多いキャンディとは違い真面目でしっかり物だが、22話ではジョーカーにさらわれたキャンディを単身助けに行こうとした際に号泣し、23話で再会した時にもまた涙を見せていた。
上記のエピソードからもわかるようにキャンディとの絆は深く、妹想いの良きお兄ちゃんである。「キャンディにはいつも笑顔でいてほしい」という彼の言葉が、みゆきが「スマイルプリキュア」の決め台詞を思いつくきっかけになった。
忍法の心得があり、巻物を口に咥えて「ドロンでござる」と唱えることによって変化の術を使うことができる。この術を活かし、バッドエンド王国との戦いにおいてプリキュアをサポートすることもある。また、何かとプリキュアに乗られることが多い。なお、変化しても尻尾はそのままである。
他に尻尾の毛を使ってみゆき達を妖精の姿に変えたり、バッドエンド空間の出現を察知することができる。
メルヘンランドと行き来する際はキャンディ同様本の中に入る。登場時にみゆきが顔面キャッチするのもお約束である(6話、21話、31話)。また、キャンディと同じく一般人の前では身を隠しており、21話ではやよいのバック、33話ではなおのバックの中に隠れていた。
なお、メルヘンランドで任務を与えられているために人間界には常駐できないが、電話デコルを「デコルデコール」にセットして通信している。
バッドエンド王国との最終決戦時にもみゆき達の元に現れ、彼女達のサポートをした。すべてが終わると、キャンディと同様強制的にメルヘンランドへと帰る事になった。エピローグには登場しなかったが、最終回のエンドカードには登場している。
オールスターズ映画での活躍でござる
『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』と単独映画『絵本の中はみんなチグハグ!』には出演しておらず、『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』から映画初出演となった。なお、最終回後もみゆき達やキャンディ(前シリーズや後作のプリキュア達や妖精達も含む)と共に人間界には常駐せず、メルヘンランドで暮らしているが、みゆき達の所に遊びに来る事がある。
「NS2」では2代目クイーンである妹のキャンディの教育係を務めており、まだクイーンとしての未熟であるキャンディを厳しく教育している(日野あかね曰く「ポップは真面目やからな」)。影の誘拐から逃れたキャンディの助けで、妹と共に水晶にされてしまったみゆき達を含む歴代プリキュア達と捕われた歴代妖精達の救出に向かう。
NSシリーズ完結編の「NS3」ではオープニングとエピローグのみ登場(声はなし)。DXシリーズ完結編の「DX3」のエピローグの場所であった高台で、『ハピネスチャージプリキュア!』までの歴代プリキュア(『ハピネスチャージ』のキュアハニーは除き、「NS」シリーズの坂上あゆみ(キュアエコー)を含む)・歴代妖精(「NS」シリーズのグレルとエンエンを含む)・『ハピネスチャージ』の神であるブルーと共に記念撮影をした。なお、みゆき達とキャンディと共に高台に向かう途中でやよいに抱き合い、彼女と話をしていた。
変化の術の一覧でござる
- プレス器(6話)・・・プリキュアとの合体技「プリキュア・ぺちゃんこアタック」でアカンベェをぺちゃんこにした。
- ペガサス(21話)・・・「ペガサスの日」の説明をする際に変化。みゆきとやよいを乗せたら、ちっと重かった。
- 盾(22、23話)・・・23話ではジョーカーの撃破に貢献した。
- 鳥(23、47話、NS2)・・・23話ではみゆきたち5人を余裕で乗せられるほどの巨鳥に変化し、バッドエンド王国に運んだ。47話では巨鳥の姿で復活したプリキュアの元に駆けつけ、力尽きたキャンディを運んでいる。NS2では落ちてしまうグレル・エンエンをキャッチし、キャンディとグレルとエンエンと共に『スイート』までの歴代妖精の救出に向かう(『Max Heart』のルルンから『スイート』までの妖精は、『5GoGo!』のシロップが載せていた)。救出後、キャンディ・グレル・エンエンを降ろし、水晶にされた『スマイル』までの歴代プリキュア達の変身アイテムを届けるために向かった。
- 人間(33話)・・・映画出演のために美少年剣士に変化。この姿の時は調子に乗り、自分だけおいしい所を持っていった(この時あかねは怒り、やよいとキャンディはなぜか喜び、みゆきとなおとれいかは苦笑いしていった)。「トホホで、ウルトラはっぷっぷー…。」by星空みゆき
そなござでござったか……
さて、こうしたなかなか優秀な妖精ではあるのだけれども、彼に関して放送から5年以上経ってなおツッコまれる、ネタにされるうっかりがあったりする。
第45話でのこと。後がなくなったバッドエンド王国の三幹部は最後の力を振り絞って猛攻を繰り出すが、最終的にプリキュア達に浄化される。そしてその真の姿を現したとき、ポップの口をついて出た言葉が……
三幹部は元はメルヘンランドの妖精だったわけだが、「いやいやいやいや、お兄ちゃんずっとメルヘンランドにいたのにいなくなった時点でなんで気づいてなかったの!?」と視聴者総ツッコミとなったのだった。
この発言のインパクトがあまりにも強いためか、ポップと言えばこの事が今もネタにされ、「そなござ」と略されて呼ばれるようになり、以降の作品において敵キャラが実は妖精だった(ファントム→ファンファン、ロック→クロロがフード状の本体であるのロックに乗っ取られた、ジュリオ→ピカリオ)という展開が見られたときに実況では「そなたでござったか!」と言うパターンができあがってしまっている。
関連静画でござる
ポップの関連動画でござる
ただし、東映アニメーションの皆の衆らに怒られるような動画は載せてはいかんでござる!
関連コミュニティでござる
関連項目でござる
- プリキュアの妖精一覧
- 阪口大助
- スマイルプリキュア!
- キャンディ
- ロイヤルクイーン
- 星空みゆき / キュアハッピー
- 日野あかね / キュアサニー
- 黄瀬やよい / キュアピース
- 緑川なお / キュアマーチ
- 青木れいか / キュアビューティ
- シロップ(同じ能力を持つ妖精)
- ダビィ(次回作におけるまとめ役の妖精)
- アロマ(同じ妹持ちの妖精)
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- Let's go! スマイルプリキュア!
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- スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!
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