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この項目には、一部にネタバレを含むかもしれません。 腹を立ててナイフとか爆弾を投げたりしないでね。 |
ポピーザぱフォーマーとは、瑞鷹(ズイヨー)とキッズステーションが製作し2000年に放映された3DCGテレビアニメである。
概要
とあるサーカスの見習いクラウン「ポピー」と謎の動物「ケダモノ」による、シュールでブラックユーモアに溢れたギャグアニメ。全39話。
一話あたりの放送時間はおよそ5分と非常に短く、また、台詞もほとんど出てこないが、おおよそキャラが何を言いたいかや、何をしようとしているかは判る。
むしろサイレント映画さながらのオーバーアクションと、場面に良く合うBGMが視聴者の想像力を煽ってくれる。
主題歌「POPEE the クラウン」は耳にこびりつく不思議な名曲。
評判
内容が爆殺、刺殺、轢殺、溺殺、斬殺、毒殺、銃殺などなど、それに加えバリエーションに富んだブラックユーモアおの陰で、検索してはいけない言葉の代表格となっている(ちなみに放送禁止回が2話分存在する)。
同じような殺人アニメとして「HappyTreeFriends」が話題にあがるが、「HappyTreeFriends」がR15なのに対して、「ポピーザぱフォーマー」は子供向けとなっている。だが、本当に子供に見せて大丈夫なのか心配になる。
主な登場人物
- ポピー
- 舞台となる「ヴォルフサーカス団」の見習いクラウン。うさぎの被り物にタイトな縞模様の全身タイツ的なものを着ている。日々、パントマイムや投げナイフ、玉乗りなどクラウンとしての修行に明け暮れているのだが、よく失敗する。性格はかなりマイペースで、嫉妬深い。というより、子供っぽい。いい意味でも悪い意味でも無邪気。
- ケダモノ
- 仮面をつけ、二足歩行するが、どう見ても犬的な何か。常に顔は仮面で隠されているが、横から犬的なご尊顔がよく見える。表情が変わるたびに仮面が剥がれ落ちるが、仮面の下も仮面。ポピーの練習の実験台にされたり、同じ練習でポピーよりうまくやったがために攻撃されたりと、とばっちりでひどい目にあうことが多い。肉や飴など、食べ物が死の淵から蘇る原動力になるくらい大好き。
- パピー
- 日輪のかぶりものをしている、なぞの人物。ポピーの父といううわさもあるが、真偽は不明。その行動はポピーを超えるマイペース。ポピーとケダモノに無茶振りをしてみたり、宇宙人を召喚してみたりと自重することを知らない。ポピーに殺されそうになると、ケダモノと入れ替わるため、そのたびにケダモノがとばっちりを食う。
その他の登場人物
- カエル
- よく、そのへんでぴょこぴょこ跳んでいる。踏まれたり斬られたり刻まれたり食べられたり、ひどい目にあうが、本人(蛙?)はいたってクール。作中唯一の「台詞のある」キャラクター。
- パオラ
- 象頭車体の不思議な乗り物。パピーがよく乗っていたりする。感情がある様で、ポピーのことはあまり好きでないらしい。
- 宇宙人
- 見た目がグレイな灰色の小さい人。時々やってきては理不尽な暴力に晒されたり、鍋の出汁にされたりと酷い目に遭う。
- サソリ
- 毒をもつ生き物。サーカスの中をときどきちょろちょろしている。刺されると死ぬ。彼女がいたりして、その子はピンク色。
- 神様
- どうみてもでっかい石仮面。サーカスの外にいる。悪意に滅茶苦茶敏感で、信心深い子の味方。目からビームを出したりする。
関連商品
関連項目
- 増田龍治…原作・脚本・監督担当。なお、本作が3DCGアニメ監督としてのデビュー作である。
- POPEE the クラウン
- シュール
- ブラックユーモア
- キッズステーション
- アニメ作品一覧
- 2000年のアニメ作品一覧
- 検索してはいけない言葉
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