ポーク・パイ・ハット小僧とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物である。
とるにたらないこのボクに生きる目的が出来たことに本当に感謝したんだ
正に3部承太郎並みの無敵感を持っていた初期ジャイロをアッサリ「餌」にした強敵。
目的が遺体の回収ではなく二人の殺害だったらレースが開幕して早々に第7部完!となっていた可能性も高い。
小さな竹を雑に束にして頭の周りを覆っている。小僧とあるように、子供に感じられる見た目をしている。
ファニー・ヴァレンタイン大統領がジョニィ達2人に差し向けた「聖人」の遺体を狙ってきた最初の敵。ただこの後登場するフェルディナンド博士のように遺体が誰のモノであるかまでは知らされていないようであまりその価値はわかっていなかったようだ。ジョニィを見失った時の壊れっぷりや遺体を眺める様などを見るに、スタンドは第5部に登場したペッシの能力のオマージュだが、本体は同じく第5部のセッコっぽさがある。
万年筆のインクを美味しそうにチューチューチューゴクゴクしたりするなど悪食である。列車の中でルーシーが大統領にぶちまけそうになったコーヒーも釣りあげてポットの中身全てを飲み干している。
ジョニィをジオシュッタ―、ジャイロをジャイルォ・ツェッペリンッと発音する。また24歳のジャイロをポコロコ同様オジンと呼ぶ。
このバトルから7部が『聖人の遺体』をめぐる戦いにシフトしたりジャイロがジョニィを相棒として信頼したりタスクが覚醒したりとかなり重要な意味合いを持つ戦闘である。
しかしSBR序盤の敵にありがちだが、とにかく影が薄く滅多に語られない。「グギギギゴギグガガベロベロオ」や「ハイッ!」(ドグ)(ボグッ)(ボスッ)などの印象的なセリフや擬音はあるし大統領からは十分役割を果たしたと評価されているのだが…
名前とスタンド名の由来は、イギリスのミュージシャン「Jeff Beck」のアルバム「Wired」に収録されている「Goodbye Pork Pie Hat」から。また戦闘潮流に登場した鋼線のベックのセルフオマージュの意もあると思われる。
2019年11月16日発売のTCGデュエル・マスターズのデッキセット「ガチヤバ4!無限改造デッキセットDX!!ゼーロのドラゴンオーラ」に収録されている「ポットパイハット小僧」というカードはこのキャラのパロディ。
お前は「餌」だ‼
- ワイアード
【破壊力:D / スピード:B / 射程距離:B / 持続力:B / 精密動作性:D / 成長性:D】 - 第5部に登場したビーチ・ボーイのセルフオマージュのような能力。
小僧の口から2本の釣り針を垂らして水を中間地点にし、目標を異空間を通して釣り上げる。
針は様々なモノに紛れ込ませてルアーとし、引っかかった(触れた)者を釣り上げることができる。
糸は「物凄いパワーをほこる」と単行本の紹介にもあるのだがなぜか破壊力はD評価。スタンド像が直接攻撃できないはずなのでこれは少し奇妙と言わざるを得ない。
この「関連動画」をぼく自身で破壊して粉々にしてやる
ギィ――ガッシャン
さっさと『関連コミュニティ』こっちへ渡しやがれェーッ
ジョニィ……「関連項目」って何のことだ?
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