基本的には女性用の水着として知られるが、男女双方のためのマイクロビキニが存在する。
概要
上記のとおり、布面積の小ささを追求したビキニ型水着であり、胸の乳首部分と股間(局部)を隠すために最小限の布地があるだけで、それ以外は紐であり、臀部もTバック状になっている場合がほとんどである。これはもはや水着本来の目的である「泳ぐ」ためのものというより、体型を見せ付けるために特化したものであるといえる。
そのため、着エロイメージビデオなどに多く用いられる。普通の水着と違って遊泳目的で作られたものではない為、これを着て泳ぐ人はあまりいない(泳げないわけではないが)。
このような水着が誕生したのはヌーディズムによるものが大きい。
かつて70年代にアメリカでヌーディスト・ビーチに足を運んでいた常連者が、裸でいることを禁止する法律が制定された事に対して「裸ではないが、できるだけ裸に近い恰好でいられる水着」を作ったとされるのがマイクロビキニの始まりとされている。
その後も、法に接触しない範囲でヌーディズムを見せ、ファッション及び異性を誘惑(挑発)する服装としてデザインや実用性が洗練されていった。マイクロビキニとヌーディズムは切っても切れない関係があるといえるだろう。
近年ではビキニ(ブラ+パンツ)の形式に捉われず、スリングショットなど保護部分が最小限しかない様々な形の水着が世界中で作られている。また水着に限らず、衣服による拘束や衣服の肌触りを快く思わない人のために、面積の少ない下着も作られている。
イラストが描かれる際は、マイクロビキニの定義などが絵師によってまちまちとされる為、ブラ1つとっても「乳輪含め隠しきれているもの」「乳首は隠せても乳輪がカバーしきれてないもの」など色々。ビキニ部分に至っては「露出は少ないけど隠しきれているもの」「一応隠せてるけど陰毛が見えてるもの」といった風に描かれ方が異なる等、描く側の変態度合イメージによって様々である。なお、ヒモや枠の部分しか無くて肝心の局部を全く隠せていないものはピーカブーと呼ばれ区別されている。
pixivやTwitterなどでは単純にマイクロビキニの絵を投稿するに限らず、「(作品名)マイクロビキニ部」と銘打って啓蒙活動を行うものも多い。確認できる最古のものは2014年10月上旬に投稿された#アイカツマイクロビキニ部というイラストで、ここからこの文化が派生していったものと思われる。
関連動画
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関連項目
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