- プロ野球選手一覧 > マイク・グラン
マイク・グラン(Mike Gulan、1970年12月18日-)とは、アメリカ合衆国出身の三振製造機元プロ野球選手(内野手)である。日本では横浜ベイスターズに所属。
概要
OB | |
---|---|
マイク・グラン Mike Gulan |
|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | オハイオ州 |
生年月日 | 1970年12月18日 |
身長 体重 |
185cm 95kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 三塁手 |
プロ入り | 1992年 |
引退 | 2004年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
1992年のMLBドラフト2巡目でセントルイス・カージナルスに入団。
1997年にメジャーデビュー。メジャーでは結果を残せず、2001年に数試合だけフロリダ・マーリンズでメジャー昇格した以外はマイナー生活だった。
2002年、2000年に退団したロバート・ローズの後釜として横浜ベイスターズに入団した。
オープン戦では持ち前の広角打法が光り、結果を出し、開幕戦「4番・三塁手」で先発出場した。しかし、シーズン開幕後は広角打法は鳴りを潜め、打率2割台に低迷。そして、あの日を迎える・・・。
2002年8月22日 巨人戦
この日、グランは「6番三塁手」で先発出場。読売ジャイアンツの先発は入来祐作。2回無死1・3塁、その入来に空振り三振に斬って取られる。3回1死1塁、またしても空振り三振、6回表には先頭打者として空振り三振、8回2死には一発狙いのスイングで空振り三振、延長10回も2死1塁で一発狙いで空振り三振。プロ野球タイ記録の1試合5三振、5打席連続三振をやってのけた。
この日の試合は5-6で辛くも横浜が勝利したが、1点を勝ち越し、なおも延長11回無死満塁の大チャンスに金城空振り三振、鈴木尚投ゴロ併殺とこの年の横浜を象徴する試合となった。
余談ながら、この日、木村拓也・喜田剛のトレード相手であり、山田の呪いとして知られる山田真介が「8番右翼手」としてプロ初先発出場し、吉見祐治からプロ初安打を放つなど2安打(二塁打1本・三塁打1本)を放っている。また、横浜の石井琢朗内野手が1500本安打を達成した試合でもある。
その後
上記の一件後、完全にネタ外人と化し、代打で出ても三振を量産するなど、完全に三振製造機になっていた。2002年オフに退団し、アメリカ球界復帰もメジャー復帰はならず、2004年にひっそりと引退した。
ちなみに、グランのプロ初安打は広島東洋カープの黒田博樹投手からであった。
通算成績
通算:3年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MLB:2年 | 11 | 18 | 15 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 7 | 0 | .000 | .167 |
NPB:1年 | 67 | 263 | 248 | 20 | 56 | 10 | 34 | 1 | 0 | 2 | 10 | 3 | 83 | 4 | .226 | .262 |
関連項目
- 2
- 0pt