概要
突如として現れたボーカルドール・ファルルの圧倒的なパフォーマンスがプリパラを席巻するようになってからしばらくした時期。SoLaMi♡SMILEもDressingPaféも打倒ファルルに燃え、研鑽を積んだにもかかわらず、30話にて再度敗れ去ってしまった。31話にて北条コスモの応援で一同は立ち直りはしたものの、南みれぃは依然としてファルルに対抗する手段について思い悩んだままであった。
そんな南みれぃであったが、バレンタインも目前に控えた頃、ついに自分がアイドルとしてキャラづくりをしてるがために、ファルルに対抗できないという結論に達する。そうして彼女は「~ぷり」が語尾のアイドルみれぃのキャラを捨て去り、ありのままの自分でプリパラに臨もうとしていく。
ところがこの結果、私生活でもアイドル活動でも空回りし続け、プリパラに入るためにマイチケをスキャンしようとしていたところ、間違えてマイタケをスキャンしようとしていたことに真中らぁらに指摘されてようやく気が付く有様であった。
というわけで結局、風紀委員会の部下の雨宮春希のアシストなどもあり、「ぷりのまま」で南みれぃはあり続ける決意をする。つまりこの話は、ファルルに絡む本筋に戻っていく前に描かれた、南みれぃのあり方を掘り下げた一エピソードであったのだ。
のだが、そもそもこのプリパラのアーケードゲームは新機軸として打ち出したプリチケを用いた新筐体の一つであり、このプリチケのうちマイチケは各ユーザーのゲームデータが保持されている、大事な販促物の一つである。そのため、アニメの方のプリパラでもライブシーンに入る前に必ずマイチケをスキャンするシーンが描かれるのだ。というわけでそもそもアニメの劇中でもマイチケの出番が多かったうえ、販促物を使ったギャグであったため視聴者の印象に余計に残り、その後もマイチケをスキャンするシーンでは、「マイタケもスキャンできるよ」、「マイタケはスキャンできないよ」とコメントが打たれまくったのであった(結局スキャンできるのかできないのか、識者の意見も分かれている)。
なお後継作品であるキラッとプリ☆チャンにおいては、各ユーザーのゲームデータがオンライン上に保存されるようになったためマイチケという名前は廃止されたが、アニメでプリチケをスキャンするシーンでは依然としてコメントにおいてマイタケの出番も多かったりする。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt