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マイルズ・マイコラス(Miles Mikolas、1988年8月23日-)とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー(投手)である。
概要
セントルイス・カージナルス #39 | |
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マイルズ・マイコラス Miles Mikolas |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州 |
生年月日 | 1988年8月23日 |
身長 体重 |
196cm 100kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2009年 |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
2009年、MLBドラフト7巡目(全体204位)でサンディエゴ・パドレスと契約。2011年までマイナーで過ごす。
2012年5月5日にメジャーデビューを果たし、中継ぎとして25試合に登板した。
2013年は2試合の登板に留まり、シーズンの大半をマイナーで過ごした。11月にトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍したが、12月にテキサス・レンジャーズにトレード移籍した。
2014年は先発陣に故障者が相次いだために先発投手に転向したが、2勝5敗、防御率6.44といまいちな成績に終わった。オフにウェーバー公示され、読売ジャイアンツに入団した。背番号は39。
巨人時代
2015年5月28日の埼玉西武ライオンズ戦で来日初勝利。そこから閉幕まで11連勝を挙げた。これは外人投手51年ぶりのタイ記録である。勝率.813で最高勝率のタイトルを獲得した。
2017年はWBCに出場した菅野智之に変わって開幕投手を務め、7回4奪三振2失点でシーズン初勝利を挙げた。8月は4勝44奪三振、防御率1.46と活躍し、月間MVPを獲得。27試合に登板し、14勝8敗、防御率2.25。さらに187奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得した。オフに契約満了で自由契約となった。
MLB復帰
2017年12月にセントルイス・カージナルスと2年契約を結んだ。背番号は39。
2018年は開幕から絶好調で、17試合に先発してチーム最多の9勝を飾り、防御率も2.63と活躍し、チームの先発ローテーションの一角となる。またその活躍が評価され、日米通じて自身初のオールスターゲーム出場の切符も勝ち取った。後半戦も好調を維持し、マックス・シャーザー、ジョン・レスターと共に18勝で最多勝のタイトルを獲得した。
2019年は前年の活躍から一転し、9勝14敗(リーグワースト)と大きく負け越した。
2020年はスプリングトレーニング中に右前腕痛を発症。そのため調整が遅れ、7月28日に故障者リスト入りし、手術を受けた。このためこの年の登板はなかった。
人物・その他
性格はかなりやんちゃな様子で、故障中に妻の芸能活動に同行したり、近距離ノックの練習中に乱入して、ノッカーからバットを奪い、弾丸ライナーをぶちかます等かなりの問題児。
また、感情的になりがちな面が多く、巨人時代は空振り三振に打ち取られた際にバットをへし折ったり、小林誠司のメチャクチャなフレーミング(ミットずらし)に「コバヤシィ!」と怒鳴りつけるなど荒々しい面が目立った。
だが、実は「練習の鬼」と言われるほどの努力家で、日本球界に適応するべく他の選手の二倍以上の練習量をこなしていたようであり、チームメイトやスタッフからも尊敬される程だった。
また、感情的になりがちな面も同僚のケーシー・マギーに説教されて以来はかなり改善し、後の試合で長野久義が後逸をやらかしてしまった時に「気にするな」というジェスチャーを返すなど、精神的に成長していった。
また、美人妻と噂のローレン氏とはジュピター高校時代の同級生で、2014年に結婚。
大学卒業後は幼稚園の先生をやっていたが、結婚後の2015年、夫の巨人移籍を機に退職している。また、同年6月26日に日本の芸能事務所と契約を交わしている。
成績
年度別投手成績
年度 Year | 球団 Team | 登板 G | 先発 GS | 完投 CG | 完封 SHO | 勝利 W | 敗戦 L | セーブ SV | ホールド HLD | 勝率 W-L% | 投球回 IP | 与四球 BB | 奪三振 SO | 失点 R | 自責点 ER | 防御率 ERA |
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2012年 | SD | 25 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | .667 | 32.1 | 15 | 23 | 2 | 0 | 3.62 |
2013年 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 1.2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0.00 | |
2014年 | TEX | 10 | 10 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | .286 | 57.1 | 18 | 38 | 43 | 41 | 6.44 |
2015年 | 巨人 | 21 | 21 | 4 | 2 | 13 | 3 | 0 | 0 | .813 | 145.0 | 23 | 107 | 34 | 31 | 1.92 |
2016年 | 14 | 14 | 1 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | .773 | 91.2 | 23 | 84 | 35 | 25 | 2.45 | |
2017年 | 27 | 27 | 0 | 0 | 14 | 8 | 0 | 0 | .636 | 188.0 | 23 | 187 | 53 | 47 | 2.25 | |
2018年 | STL | 32 | 32 | 1 | 1 | 18 | 4 | 0 | 0 | .818 | 200.2 | 29 | 140 | 70 | 63 | 2.83 |
2019年 | 32 | 32 | 1 | 1 | 9 | 14 | 0 | 0 | .391 | 184.0 | 32 | 144 | 90 | 85 | 4.16 | |
2021年 | 9 | 9 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | .400 | 44.2 | 11 | 31 | 24 | 21 | 4.23 | |
MLB:6年 | 110 | 83 | 2 | 2 | 33 | 27 | 0 | 1 | .550 | 520.2 | 106 | 377 | 242 | 223 | 3.85 | |
NPB:3年 | 72 | 62 | 4 | 2 | 31 | 13 | 0 | 0 | .705 | 424.2 | 69 | 378 | 122 | 103 | 2.18 |
タイトル・表彰・その他
タイトル | |||
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MLB | 最多勝率 | 1回 | 2018年 |
NPB | 最高勝率 | 1回 | 2015年 |
最多奪三振 | 1回 | 2017年 | |
表彰 | |||
NPB | 月間MVP | 2回 | 2015年6月、2017年8月 |
その他 | |||
NPB | 開幕投手 | 1回 | 2017年 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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