概要
機関部から伸びた長い銃身、やや水滴状のグリップ、グリップに追加できるストックに代表される自動小銃を思わせる外観から数々のメディア作品に登場するため広く知られるが開発されたのは1896年=19世紀 末の事である。
構造
前述の外観になったのは既に開発されていた『グリップに弾倉を装着する』方式がコルト社の特許だったため使えなかったためである。
実包補充の際は基本的に実包を装填したクリップを弾倉上方から装着してから実包を指で入れ、クリップを抜く事で補充が完了する。
使用する実包は25口径7.63㎜弾だが後述する派生型、模造型には9㎜パラベラム弾、11.4㎜弾を使用できる型が存在する。
派生型・模造型
- マウザー・シュネルフォイャー(M712)
機関拳銃仕様で着脱式弾倉を使用。但しストックを追加しても反動が抑制できないため命中精度は低い。 - アストラM900
スペイン・アストラ社製の模造品。外観こそ似ているが構造は別物。しかし本家に先駆けて機関拳銃仕様を開発した結果、前述のシュネルフォイャーに繋がったという逸話を持つ上、ナチス政権時のドイツ国防軍も輸入している。 - 山西17式
辛亥革命後に軍閥に支配されていた中国・山西省の軍事工廠で生産された型で11.4mm弾を使用するが弾倉は10発に削減。この実包を採用したのは同じ工廠でトンプソン短機関銃をコピー生産していた為。
作品
関連動画
関連静画
関連コミュニティ・チャンネル
関連項目
- 拳銃/銃の一覧
- ドイツ
- ウィンストン・チャーチル(従軍時代に使用していた)
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