マウリシオとは、テクモ版キャプテン翼シリーズに登場するキャラクターである。
概要
翼が全日本に帰らず、サンパウロFCでプレーを続けるDルートにのみ登場。
クラブチームによる世界大会「ワールドクラブカップ」を前に、戦力補強のためユースチームから昇格してくる。
前年の『キャプテン翼3』のサンパウロユースにはいなかったので、マウリシオはユースに加入してから一年もせずにいきなりプロ昇格を果たした事になる。ユースでは翼やコインブラ以上の大活躍をしていたのか、それともサンパウロが「もう誰でもいいから使えそうな奴はすぐにも引っ張って来い」というくらいにまで戦力が逼迫していたかという事になるが、そのチーム事情を身を以て知っているプレイヤーからは後者に思えてならない。プロ昇格時点のマウリシオはそんな超人的な活躍ができる能力では無く、必殺技もドリブル技「スキルステップ」しか覚えていないのである。
だが、さすがに若くしてプロ入りしたためか加入時点で周りの先輩選手たちをザコ呼ばわりするなど増長しており、チーム内で孤立してしまう。それでもサッカーに向かう姿勢は真摯なものであったのか、キャプテンを務めていた翼からかばわれ、後輩として心を開いていく。試合中にドライブオーバーヘッドを会得したり、何度も失敗を重ねながら独自の必殺シュート「ジョルトシュート」を開発するなど将来性は確かなものがある。翼にとっても年下の後輩マウリシオや、先輩のベテラン選手ネルソンといった全日本にはいないタイプの選手たちとの触れ合いは人格的に大きな成長を促す体験となるのだった。
『キャプテン翼5』のマウリシオ
顔が4と似ていない(子供ではなく成人男性に見える)、必殺技をスキルステップまで含めて全て失っている、翼との会話イベントも存在しない、という扱いで、どうも4のマウリシオと同一人物なのかどうか疑わしい面がある。一応、チームの中では主力となる能力を持っており、ドリブルの数値も高い。
関連項目
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