マギルスとは
本項では2.について記述する。
概要
1866年にドイツ・ウルム市で消防隊長をしていたコンラッド・D・マギルスによって創業され1936年に総合機械メーカー『ドイツ社』の傘下に加わった後、1975年にイタリア・フィアット社の商用車ブランド『イヴェコ』傘下へ移っている。
日本では1982年に東京消防庁へはしご車が配備されたのを機に近鉄モータースが代理店を務めて日本で展開を始めたが2005年に近鉄グループの再編に伴い別企業に事業を譲渡したが程なく解散したことから2007年に株式会社モリタの車両整備部門『モリタテクノス』に改めて事業が引き継がれた。
その後2025年になって『モリタテクノス』から傘下に同業の『日本機械工業』を持つ『片倉工業』グループへ代理店が変更された
。
製品
はしご車
マギルスの代表商品。
特色
- はしご
はしご長は2020年時点で27mから68mまでカバーしているが日本では最高40mに留まっている。
これは道路交通法等各種規則に加え、マギルスが導入された最大の理由が小回りが利く事から大型車より30m前後がよく採用される。
また、バスケットを運用する際に下方へはしごを伸ばす機能も重宝されている。 - 先端屈折機構
1995年に発表。梯子最終段の先端に屈折機構を備える事で梯子を横に旋回せずともバスケットを接地させる事で人員の乗り降りをし易くした。2005年には屈折機構以後の梯子にももう一段追加=伸縮機構が追加され実用性が増した。
現状は最高42m仕様までに留まっている。 - シャーシ
基本的に『イヴェコ』社製のトラックシャーシに艤装されるが日本では2008年から排気ガス規制に適応させるため日本製シャーシへの艤装を開始した。
但しこの場合シャーシを一度ドイツの工場に送り艤装する手間があるが2019年から規制に適応した海外メーカー製シャーシも採用されている。
マルチスター
27mのバスケット付塔体を持ちつつターンテーブルを小型化する事でポンプを配置した後部を除く周囲を資機材庫化し水槽も装備した多機能型屈折はしご車。
日本では2009年に導入した四街道市消防本部のみが保有している。
エアコア
無線操縦の装軌式の車体(全長3m、最大車高3.2m強)に排煙用ファン(ブロアー)を装備し回転軸に4000Ⅼ/分の放水砲、外壁に沿って噴霧ノズルを円状に備えて倉庫など閉鎖性の高い火災現場での排煙+有害ガスの排除と危険物火災での大量放水or噴霧による冷却を行える。
2023年に東京消防庁、豊田市消防本部(愛知県)に相次いで配備され更に2024年には総務省消防庁が指定した消防本部に編成された特別高度救助隊向け車両『特別高度工作車』の装備として採用された。
関連リンク
関連項目
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