マザーボードとは、CPUやメモリー、拡張カードなどの部品を装着する、全てのパーツの土台となる基板である。略称は「マザボ」「ママン」「M/B」など。
概要
基本的にコンピュータにおける、半導体やコンデンサまた銅線の配線を埋め込んだ板のことであり、折れたり水につかったりすることは厳禁である。
ニコニコ動画においては、ニコニコ技術部関連でコンデンサをハンダ付けする際などにお目見えすることが多い。また自作PCを組み立てる際やパーツ交換の時に顔を覗かせることも
最新のCPUに載せ替えようとしたらマザーボードが対応しておらず、交換したらメモリも新規格になっており泣く泣く交換という光景は自作PCユーザーあるあるだろう。
マザーボードは時代の流れとともに形状やサイズが変遷しており、用途によっても選択肢がたくさんある。なお、下記に挙げたもの以外にもBTXなど他の種類のマザーボードが存在するが、一般的ではなかったり過去のものだったりするのでWikipediaなど参照とすること。
マザーボードの種類
一般
種類 | 詳細 |
---|---|
ATX |
もっとも基本的なマザーボードの形式。多く生産されており、PCケースもこの規格に合わせた「ミドルタワー」と呼ばれるものが多い。 |
Micro-ATX |
おそらくATXに次ぐ基本的なマザーボード。ATXよりも若干小さい正方形サイズ。ただしMicro-ATXに扱われながらMini-ITXより少し大きい程度のサイズという特殊なものもある。「ミニタワー(マイクロタワー)」サイズのPCケースに入るが、Micro-ATXに対応しているミドルタワーがあれば、それにも入れられる。 |
Mini-ITX |
「17cm x 17cm」と、Micro-ATXよりもさらに小さいもの(小型のマザボでは、他にNano-ITXやPico-ITXがあるが一般的ではない)。近年、小型PCに対する需要は高いため、CPUが最初からついているものから、CPUソケットを搭載しているものまで、多種多様にある。 その非常に小さいという特性から、キューブ型やノート型など様々な形状のケースが発売されているが、Mini-ITXに対応しているミドルタワーケース、ミニタワーケースがあれば、それにも入れられる。 |
その他
種類 | 詳細 |
---|---|
Extended-ATX |
ATXよりも若干大きいサイズ。奥行きが長くなっているため、正方形に近い形になっている。大きい分ATXよりも拡張性に優れており、サーバ用PCやハイエンドPCなどで利用される。 |
NUC |
2010年代より登場したマザーボードの規格。これで「ナック」と読む。「10cm x 10cm」とMini-ITXよりもさらに小型なサイズを実現しており、PCという枠ににこだわらず幅広い機器に搭載できるようになった。 |
関連動画
関連項目
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