お願いいたしますハマーン様
概要
マシュマー・セロ とは、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の人物。
ネオ・ジオンの将校で、ハマーン・カーンを心底崇拝している。
公式設定は身長185cm、体重70kg。血液型AB型。担当声優は堀内賢雄。
MSパイロットであると同時にネオ・ジオンの宇宙巡洋艦エンドラの艦長でもあり、「騎士」を自称する。シャングリラに入港したアーガマを追う過程でジュドーと遭遇し、ガルスJやズサ、ハンマ・ハンマを駆って幾度も渡り合った。この頃は初代のシャア、Ζのジェリドなどのライバルキャラには無かったギャグ要素が取り入れられ、ガルスJのコクピットハッチが故障しているのにそのまま出撃し「風通しが良くて結構!」と言い放ってみたり、事あるごとにハマーンから賜った薔薇の花を愛でては彼女への崇拝と愛の言葉をささやき、その度に副官のゴットン・ゴーからのツッコミを受けたり、はたまたファ・ユイリィに一目惚れして「天使殿」と呼ぶなど、やる気はあるのに全部空回りする三枚目的な面白おかしい人物として描かれ、敵ながら憎めないキャラクターだった。
だが、幾度もの失敗によりついに更迭され、第12話から姿を見せなくなる。その後は強化人間に改造されてしまい、第36話にて再登場する。それ以降は冷酷非情な人物へと変貌し、ダブリンへのコロニー落としを実行するなど非人道的な作戦をも辞さないようになる。それでも良心を完全に捨てたわけではなく、コロニー落としを実行した際には「このようなことをした私には薔薇は相応しくない」として、副官のイリア・パゾムに薔薇を差し出してもいる。
グレミー・トトが反乱を起こした際には、ザクⅢ改を駆りクイン・マンサのファンネルとメガ粒子砲をかわし切り、ビームサーベルで一太刀浴びせてみせるなど凄まじい強さを見せる。ラカン・ダカラン率いるスペースウルフ隊との戦いでは、ドーベン・ウルフ5機と互角に渡り合ってみせ、有線式アームに絡め取られて電撃を受け、その状態で四方からメガランチャーを食らっても全部跳ね返し、逆にドーベン・ウルフを手繰り寄せて頭をねじ切るというバケモノじみた力を発揮する。
だが、このときには既にマシュマーの精神エネルギーにザクⅢ改が耐えられる状態ではなく、最後は
このマシュマー・セロ、己の肉が骨から削ぎ取れるまで戦う! ハマーン様、万歳!
という、ハマーンを讃える絶叫とともに、ドーベン・ウルフ1機を巻き込んで爆散。どれだけ落ちぶれようとも最後までハマーンへの忠誠心を捨てず、彼女のために殉じた彼はまさに「騎士」と言えよう。
主な搭乗機・搭乗艦
関連項目
- アクシズ
- ネオ・ジオン
- ハマーン・カーン
- ジュドー・アーシタ
- ゴットン・ゴー
- キャラ・スーン
- プルツー
- ラカン・ダカラン
- ゲモン・バジャック
- ヤザン・ゲーブル(小説)
- 薔薇
- 何の光!?
- ヤン・シッキネン(発行体仲間)
- 堀内賢雄
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