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マジカルゴとは、comicoで連載されているcomicである。作者はおにく…もとい小波で毎週サタデーに更新。
本日の概要は何色ですかな
妖精が人間に力を貸し与え、人間界を襲撃する敵を撃退するというよくある魔法少女もの…かと思いきや、セリフ回しが一々シュールだったり、魔法少女の肝がやたらと座っていたり、魔法少女の武器がことごとく物理だったり、むしろ敵対者の方が良心的に見えてきたり、そもそも人間はアウェーな立場にあったり…と中々型破りな作風に仕上がっている。
一方でギャグの裏に隠れた伏線やシリアス成分も存分に詰まっており、読者の胸をいつも熱くさせている。
グロ要素は(ほぼ)ないが下手なグロよりホラーな面もちらほら…
作者コメントに持っていかれる読者も多い。
登場人物はいつだって俺達の胸を熱くさせやがる！
人間
本作の主人公で自称「ゲームや臨時休校が大好きなごく普通の中学二年生」。その実態は下記のセリフ参照。
基本的にマイペース且つ傍若無人で本作の人間は基本アウェイな立場にあるのも手伝ってどこか他人事な態度をとっている。
一方で困っている者があれば誰だろうが手を差し伸べる謎のボランティア精神を持つ。ただし基本的に扱いはぞんざい。
なお、ゲームをしている描写はないがセリフ回しからしてかなりのゲーマーのようである。
本作きってのシリアスブレイカー。彼女の手にかかればシリアスがギャグに染まる。
武器はコテ(ヘアアイロン)で固有能力は魔法攻撃無効。魔法(物理)を地で行く戦闘スタイル。
レヴェルアップにて大地を削り草木を枯れさせ空を汚し生命を脅かす有害物質を撒き散らせるようになった。羽根の色はとことの心に比例しています。
兎琴の友人。とかく物事を忘れがちで成績もよくなく、授業態度でそれを補っている。
基本的に目が死んでおり、本能的に魔族の急所を斬りに行く危ない人。契約妖精のバニ雄に対する扱いも悲惨極まりない。
しめじという名前の弟が生まれたが…。
兎琴、夢路の同級生の落とし物係。ひょんなことで兎琴に目をつけられ、妖精と戦を強要させられる。
本作の貴重な純ツッコミ役だがやはり一般のJCよりドライな性格。
武器は先端がとがった傘。夢路の計らいで生物を鋭利な物で突く感覚を覚え、森のくまさんに対して躊躇なくぶっ刺した。
兎琴の知り合いだが中学校は別。恋に盲目でメクジ丸をストーカーの如く追いかけている。
兎琴世代の人間キャラで唯一妖精サイドに肩入れしている人物で、怪我した妖精をちょくちょく介抱している。
165話で初対面の相手に「私は柴結華子、愛に生きる爆弾魔の戦士、ちょっとドジで明るい中学二年生よ」と自己紹介した。
武器は描いた絵を実体化させる筆。ただし絵心は微妙で思い通りにものを描くことが難しいためダイナマイト描きに特化した。
固有能力はテレポート。
兎琴の知り合い且つ華子の友人。とある出来事から兎琴を蛇蝎の如く嫌っている。同族嫌悪とも。
加えて華子が下がる成績を尻目に恋にうつつを抜かしたことで生きることに疲れを感じている模様。
・心音
ノイジィの回想に出てくる20年前の魔法少女。ノイジィ曰く「人の話を聞き入れない、人の気持ちを尊重しない、言葉に中身がない」。仲間や好きな人の怪我に対し過剰なまでに騒ぐ人。
名前の通り心の音、つまり思っていることが分かってしまう能力を持つらしい。
武器は注射器。治癒魔法が使えるらしいがノイジィ曰く「医療ミスされる予感しかしない」
・雪花
心音と同じ20年前の魔法少女。ノイジィ曰く「沸点が低く敵に情けをかけない、より確実で過剰な手段で魔族を浄化してきた」。ノイジィを蛇蝎の如く嫌っており、野性的な凶暴さを持つ。
・星来
心音と同じ20年前の魔法少女。ノイジィ曰く「表に出ない、傍観者に見えたけどおそらく仲間の魔力を強化してたと思う」。ふれあいランドの女王と姿が酷似しているが、ノイジィ曰く現世にいるし現役らしい。
・桃井美代子
兎琴の母。レジ打ちのパートの他、正義の怪盗をしているらしい。ムリ子を不審者扱いし、ノイジィ、ウブリを兎琴の友人扱いするという人間の妖精・魔族に対する一般認識の役を担う。
ノイジィは勿論、傍若無人な兎琴も流石に母親には逆らえないようだ。
兎琴の兄。植物と恋愛している専門学生であり、サンタクロースに願った甲斐もあり植物と意思疎通できる。兎琴とは互いに「奏ちゃん」「琴」と呼び合う仲だが、奏兎の話がマニアックすぎてそれ関係の話になると兎琴も諦め聞き流す。
冬の山をテントの中で半袖の部屋着でくつろげるほどの逞しさを持つ。
兎琴の父だが名前不明。謎のナノマシンと融合し、それをつけ狙う組織がいる為桃井家と別居している。
勤め先は常時滅びろと思っているようだが毎日欠かさず出社している。
・山本君
桃井と同じ中学校に通う男子。いわゆるモブで顔見せすらしてないが、河川生物が大好きすぎて読者へのインパクトが結構すごい。
・高橋高史
いわゆるモブのおまわりさん。ノイジィの家族関係を盛大に誤解している。
妖精(括弧内は契約者)
動物をヒトっぽくデフォルメしたミュータント。人間にとって基本不審者に見える模様。
・ムリ子(兎琴)
カタツムリの妖精。ふれあいランドの大和撫子で類稀なナイスバディを持ち、ビキニ姿がデフォというラインスタンプの規制に引っかかるような御姿をしているがどういうわけかいかがわしさを全く感じさせない。
コンケットの呪いを解くため、ふれあいランドを救うため兎琴に協力を持ちかけて契約する。
魔法で他人を魅了することができるようで作中ではとかく美人扱いされている。
・バニ雄(夢路)
ウサギの妖精。しつこい勧誘の甲斐あって夢路との契約に成功するも、契約までに2回殺され、
その後も生理的に無理とのことで契約者から悲惨な扱いを受ける不憫な男。しつこいが世話焼きでなんだかんだでいい人。
ナメクジの妖精で女王のフィアンセ。褌一丁のいい男で作中の女性を魅了して離さない。
重量感溢れる渋い声のキリンの妖精(34)。おなごのパンツが好きでところ構わず収集する趣味を持つ紳士。
ヴォルカの魔人が倒された腹いせに攫われるがなんだかんだでヴォルカやウブリと仲睦まじく生活をエンジョイしている。
・キ太郎
カメの妖精。ふれあいランド襲撃で妻子を喪い、自身も呪いを受けてただの亀として生きていたがヴォルカに拾われ、以降行動を共にする。
魔族に変装した時の貫禄がすごい。
ムササビの妖精。人の心の美しさが分かるらしく、そんな人がいないため露出狂になり果てた。
しかし、とある出来事で華子に拾われてから露出狂からは足を洗う。
クマの妖精。かつて雪花と行動を共にしていたが、一連の件以降は記憶を失い一人山中で生活していた。
物騒な物を捜していた兎琴にゴミとして回収されたが焼却前に脱走に成功したようだ。
そこで大怪我をし、華子に介抱される。
・女王
ふれあいランドの女王だが、何故か人間の姿をしている(ただし耳は尖っている)。魔族襲撃時に欠片を人間界にぶん投げたため、人間界も争いに巻き込まれることになる。現在行方不明。
魔族
角と翼(女性のみ)をもつ種族。人間には風貌の変わった外人さんに見える模様。
・コンケット
「四天王最弱、融通の利かない小娘」を自称する魔族の幹部。世界征服を夢見ているが面子不足なので魔人を人間界に送り付けたり妖精から魔力を抽出する研究を行ったりしている。
人型キャラ屈指のナイスバディの持ち主のはずだがムリ子のインパクトと出番の少なさと厚着で全然目立たない。
主な魔法は弱体化の呪いで妖精に対しては殊に効果覿面。最弱らしいが一番幹部している。
・ヴォルカ
・黒豆ノイジィ
四天王最強の幹部であり、リーダー。…なのだがコンケットとは真逆で人間界への干渉を最小限に抑えるべく動いている。
思考回路自体はまともだが頭が弱い上に天然も入っており、ボケもツッコミも兼ねる。
ショタ体型、ヘタレ、萌え袖等萌え属性の役満で魔族からも読者からも愛されている存在。もうお前がヒロインでいいよ。
20年前に不老不死の身になっている他魔力が枯渇してきて結構自棄気味。
主な魔法は音の増幅と拘束。この他怪力を活かし魔族でタブーとされている物理攻撃も積極的に行う。
・ウブリ
魔族襲撃時に拾われた女の子。クラウンに取り込み魔族の信頼を得るがノイジィの親友に「自分の存在を忘れられる呪い」をかけたことからノイジィからは警戒されている。
以下ネタバレ 実はムリ子の父違いの妹であり、魔族とのハーフ。身内から気にかけられてはいたものの、その出自から隔離され、その疎外感から忘却の呪いをかけて脱走した。現在はなんやかんやで兎琴に捕獲され、同棲中。育ち故かとんでもない被害妄想の持ち主だが、思考回路はなんだかんだいって割とまともな部類だったりする。魔族を裏切ってしまったと思っているが、それ以前に消息自体掴まれていない模様。
本名はムリ美。
・クラウン
現魔界の魔王。とても気さくで殊にノイジィはズッ友と思っているが当の本人からは相当ウザがられている。
コンケットの父で人間界征服を企んでいるのも同じだがこちらは已む無しの色が強い。
・ライア
ノイジィ推薦の幹部。ふれあいランド襲撃以降行方不明になっていたが、掃除機の中の世界の神になるべくなんやかんやしている模様。
以下ネタバレ 今回の事件の黒幕的存在。そもそも出自自体が魔族と異なる為か魔族特有の角がない。育ての親の天界人メリルの願いを継ぎ、掃除機の中の世界＝ムリ子の殻の中の世界「マジカルゴ」の構築に勤しんでいたが、ノイジィと話しているうちに葛藤が出たきた模様。
本名はサイレンス。
・フレア
ノイジィ・クラウンの元同僚であり、同じく元同僚だったアースと結婚し現在魔界の一般人として生活している。ニート生活をしていたノイジィに保育所から追い出された息子のお守りを任せたことも。
・アース
ノイジィ・クラウンの元同僚だが未だ姿を見せておらず、フレアの夫であることと現在リハビリ中であること以外は不明。
？？？(ネタバレ注意)
天界人という頭から羽が生えている、神に最も近いとされている種族。
・メリル
サイレンスの育ての親。ノイジィの親族らしいが本人は至って普通の魔族として育てられていた。殻の中の世界「マジカルゴ」は彼が作り損ねた世界らしい。
・94話初登場の天界人
現在名前不明。「マジカルゴ」を作る為詐欺のような手口で神隠しじみたことをしている。
魔族であるノイジィを「メリルのとこの子」であることを知っている。
本世界の(本人曰く)ごく普通のJCの語録
- なるほど、重いな
- 魔女っ娘とミュータントだ
- ナイスボディを押し付けるな
- やめろ、回想に入るな！
- 構わないわ。攻撃は全部私が防ぐ
- すっげえ水とか使いそう
- ムリ子！乳潰せ！
- 払えない時はこの背後にあるガラス突き破って直帰しようと思う
- 買いたての赤ペンが火を吹くぜ
- 最初ムリ子が私に助けを求めた時と同じようにこの人も困ってるよ
- 人は皆そんなもんじゃよ
- (テロップ)兎琴は無限の盾を手に入れた
- (書置き)にげたら貴様の故郷を焼き尽くす
- 私を誘拐はせんのかい
- ムリ子お前ぶっ殺すぞ
- 女子力の塊みたいなアイテム投入しやがって
- 一人って最高に楽
- 仕方ねえ、貴様らを地獄へ道連れじゃ
- 私なんて頭部強打で出血多量だ
- B4も入るわ馬鹿野郎
- んだよこれでようやく敵も味方も両立も木っ端微塵且つ一網打尽に出来ますな
- まあまあ大人しくしてれば殺さんよ
- もうみんなひっどい、中学生相手に何てやつらだ
- 自殺したリーマンの死体や生活用品を袋に詰め込んでいけば優勝間違いない
- (コテを向けて)さあ何も言わずにショーツの提供をお願いします
- 誰か！女性！レディースショーツを譲って下さい！僕たち中学生はボランティアに勤しんでいます
- 私は根は悪い奴だがたまに良い事もする
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