マジック・プランターとは、遊戯王OCGにおけるカードの一種である。
概要
カード情報
通常魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する 永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。 デッキからカードを2枚ドローする。(遊戯王カードwikiより引用)
「RAGING BATTLE(2009年2月14日発売)」で登場した通常魔法。
既に発動された永続罠を墓地に送ることによって、2枚ドローする事ができるドローソース。
このカードとフィールドの永続罠の計2枚をドロー2枚と交換する、いわゆる手札交換カード。
しかしコストの用意が少々面倒なため、単なる手札交換カードとして使うだけでなく、永続罠を能動的に墓地へ送るメリットを見出したい。
アニメ版5D'sで十六夜アキが使用。アニメでは「”永続魔法”をコストにしてドローする」効果であった。
そのままだとレア・ヴァリューの上位互換になるエクゾディアデッキなどで悪用される恐れがあるためか、OCG化に伴い、コストが”永続罠”に変更された。
ハンドアドバンテージの確保とデッキ圧縮をするのが主な仕事だが、エンドサイクやカウンター罠で妨害されやすい永続罠を『一旦伏せてターンエンドし、表側表示に』してから発動することになるため、1ターンでの連続使用や高速ドローには向いておらず、手札で腐ることも多い。
また、劣勢時でフィールドに表側表示の罠がない時にこのカードを引いてしまうと、そのままゲームセットになりかねない。
また「マクロコスモス」「M・HERO ダーク・ロウ」などといった除外効果カードがフィールドに存在する間は、使用できなくなってしまう。前者は「サイクロン」などで破壊できるうえに癖も強いが、後者はフィールドに出しやすく使い勝手も良いため注意したい。
爆発力とコンボ性の高い分、使いどころや調整が難しいカードである。
「カードカー・D」、「補給部隊」などのドローソース等に枠をとられることも多いが、環境次第では採用率が上がることもあるだろう。
使用例
※実用的でないコンボなども含まれてますので、ご了承ください。
ニコニコ動画(デュエル動画・架空デュエル)において
環境の流れによって採用率の増減が激しいカードだが、ニコニコ(架空デュエルなど)では、「ガード・ブロック」と並び採用率が高い。
架空デュエルやデュエル動画における対戦者達には、遊戯王歴代主人公程のドロー補正を持ち合わせていない(もしくは原作設定上、極端な流れになりやすい)ため、戦局の建て直しやフィニッシュに多量のカードを必要とされる事情がある。(詳しくは、「ガード・ブロック」の記事参照)
また架空デュエルでは堅実的な動きやワンサイドゲームだけでなく『魅せるデュエル』も重要視されるため、使い方次第で墓地肥やしや除去とドローを同時にこなすコンボを披露できるこのカードは、場を盛り上げるのに一役買うようである。
……単に「手札の枚数が足りないからテキトーにドローソース刺しとけ」という安易な理由で採用される場合もあるが。
そのため、架空デュエル・三種の神器として知られる、ガード・ブロック・貪欲な壺・メタモルポットとともに、架空デュエル・デュエル動画などで重宝され、活躍の機会も多かった。2014年からは第9期に突入し、新たなドローソース「魔力の泉」「裁きの天秤」等が登場したため、それらのカードとともに、今後も使用されると思われる。
関連動画
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関連項目
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