マジンガーZ(マジンガーゼット)とは、永井豪原作の漫画およびそれをもとにしたテレビアニメ、またそこに登場する主役ロボット、もしくは当該アニメのOP主題歌のことである。
概要
漫画は1972年10月から週刊少年ジャンプで連載。アニメは1972年12月から1974年まで東映動画制作で放映。
テレビアニメ放送開始後、子供達の間で超大人気になった。この作品は人がロボットに乗り込む形式では初、日本最古の巨大ロボット作品である。この作品の後に日本のTVアニメは乗り込み型の巨大ロボットアニメが数多く作られるようになり、後の「長浜ロボットロマン」「機動戦士ガンダムシリーズ」等に繋がっていく。
また「ロケットパンチ!」「ブレストファイヤー!」「パイルダーオン!」など必殺技・決め台詞を叫ぶパターンも当作品で確立され、スーパーロボット作品と呼ばれる分野の元祖たる所以となっている。
特に武器の一つである「ロケットパンチ」はインパクト大だったため、後続の多くの作品・玩具で模倣されている。
主な登場人物
- 兜甲児
- 声:石丸博也。主人公。ちょい不良な熱血漢であるが、反面では礼儀正しさや心優しさも兼ね備えている。祖父の兜十蔵博士からマジンガーZを託され、Dr.ヘル率いる地下帝国の侵略に立ち向かう。
- 弓さやか
- 声:松島トモ子(1代目)、松島みのり(2代目)、江川菜子(3代目)。ヒロイン。中卒(高等教育は光子力研究所内で教わっている設定。漫画版では普通に甲児やボスのクラスメート)。おかちめんこ。女性型ロボットのアフロダイA、後にダイアナンAを操縦。
- ボス
- 声:大竹宏。典型的なドジ番長キャラ。アニメ版では語尾が「~だわさ」「~だわよ」となる。子分達と共にボスボロットを操ってマジンガーZの足を引っ張るに協力する。
- ヌケ/ムチャ
- 声優はそれぞれ富田耕生、田の中勇。ボスの子分である。
- 弓博士
- 声:八奈見乗児。バリアがすぐ割れることで有名な光子力研究所の所長。兜十蔵博士の弟子の1人。
- みさと
- 声:山口奈々。ボスの親戚だが美人。家政婦として光子力研究所に雇われたが、後に機転や度胸の良さを買われて所員としてスカウトされる。サブタイトルでの異名は女007。
マジンガーZ / INFINITY
2018年1月公開の劇場版作品。テレビ版放送開始から45年を経て、初代スーパーロボットが劇場に還ってくる。今作ではテレビアニメ版からつながる世界観の元、Dr.ヘルとの戦いから10年後の世界の危機を描く。
→マジンガーZ / INFINITYの記事参照。
関連動画
オープニングテーマ「マジンガーZ」
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関連項目
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