マスコット首チョンパリンクとは、マスコットキャラクターの頭が落ちてしまう瞬間を捉えた動画に付けられることがあるタグの一種である。
概要
マスコットといえば、スポーツチームをはじめ各種企業や地方自体のゆるキャラなど、その可愛らしい外見を着ぐるみ実体化したものが多い。外見の可愛さに加え、愛嬌のある動きを見せることも可能となり、各種イベントでは子供たちの人気を集める、今やごく当たり前に見られるようになった存在である。
ところが、動きを伴い様々な形で体を張ることとなったマスコットたちに時として悲劇が訪れることがある。いずれの場合も会場からは悲鳴にも似た歓声が上がり、子供たちのトラウマとなったことは間違いないであろう事件である。
Case1:マーくん(千葉ロッテマリーンズ)
数ある事件の中でも最も有名なものと言えるのがこのマーくんのケースであると言えるだろう。
2005年のプロ野球交流戦で、横浜ベイスターズのホッシー(チーム名とマスコット名は当時)と「湾岸ビーチフラッグ」対決に挑んだ千葉ロッテマリーンズのマスコット・マーくんに起きた悲劇の一部始終を、よりにもよってプロ野球中継のカメラが捉えてしまった瞬間であった。実況(節丸裕一)と解説(ギャオス内藤)も流石にスルーしきれず、笑いをこらえながら事件をイジるところがさらに涙(と笑い)を誘う。
Case2:ジェフィ(ジェフユナイテッド千葉)
2010年にサッカー・J2で行われたジェフユナイテッド千葉と柏レイソルの千葉ダービー。両チームのOBやスポンサー関係者を招いて行われたPK対決で、ジェフユナイテッド千葉のマスコット・ジェフィの身に悲劇が訪れた。ジェフィの相方・ユニティが素早く駆け寄って助け起こす場面や、立ち上がったジェフィが見せた「セーフ」のアクション、スタジアムDJの「生きててよかった」「見なかったことに!」という必死のフォローなど見所は多数。
Case3:なし坊(白井市)
千葉での事件はまだ続く。
2011年に柏レイソルのゲームに招かれたのは、柏市に隣接する白井市のゆるキャラ・なし坊ファミリー。「ファミリー」とあるように、なし坊と妹のかおりちゃんが仲睦まじく登場したが、それに嫉妬?したのが柏レイソルのマスコット・レイくんである。これまでのケースが自損事故であったのに対し、こちらは完全に他殺という点が特徴的。
なお、動画タイトルに「また」とあるが、これにさかのぼること2年前に、なし坊はやはり同じ場所でサポーターの前で激しくのぼり旗を振っていた際に首が落ちる事件をやらかしている(こちらは動画なし)。
Case4:てんけんくん(日本自動車整備振興会連合会)
マーくん事件での当事者となったホッシーが住んでいた神奈川にも悲劇は波及。
2008年、Jリーグ・川崎フロンターレのスポンサーを勤めていたことでハーフタイムに時折やってきたのがてんけんくんである。この日は川崎市に部屋を構えていた(当時)大相撲・春日山部屋とのコラボで「イッツ・ア・スモウ・ワールド」と題していたが、これが悲劇の始まり。川崎フロンターレのマスコット・ふろん太くんとじゃれ合うように相撲をとっていたてんけんくんであったが……なんにせよ、スイッチャーが有能である。
Case5:BooBo(TBS)
神奈川から悲劇をもうひとつ。
2008年の横浜スタジアム。当時のベイスターズのオーナーであったTBSのマスコット・BooBoはホッシーたちとも共演するなどスタジアムによく姿を見せていた。折りしも、ドアラのパフォーマンスでマスコットの動きに注目が集まっていた時勢もあったか、スタンドにいた対戦相手の阪神ファンからの「バク転して」との呼びかけに懸命に応えようとしたBooBoであったのだが……慣れないことはするものではないという教訓を我々に教えてくれたといえよう。
Case6:オ~レくん(愛媛FC)
Case2のジェフィの悲劇からさかのぼること数ヶ月、九州の地でも同じような事件が起きていた。なぜ関係者は学習しないのか
サッカー・J2のロアッソ熊本と愛媛FCの一戦において、マスコットキャラクター同士によるPK対決が行われていた。ロアッソ熊本のマスコット・ロアッソくんがコースを突いた見事なシュートを放ち、それに飛びつこうとした愛媛FCのマスコット・オ~レくんに起きた悲劇である。
なお、この事件から7年後の2017年シーズン開幕前。対戦相手だったロアッソくんは一時的にマスコットの座を追われるという、別の意味で首が飛ぶ悲劇を経験することとなった。
Case7:OPENちゃん(セブンイレブン@中国&台湾)
※動画前半部分
海の向こうからも悲劇が到着。
台湾プロ野球・統一ライオンズのスポンサー・統一超商は台湾でセブンイレブンをしている。その縁もあって、野球の試合にも顔を見せていた現地のマスコットキャラクターがOPENちゃんである。この日は砂も巻き上げるほどの激しい風が吹き荒れていたが、それが事件の引き金になると想像した人がどれだけいただろうか……
番外:ジャイアン(ドラえもん)
マスコットという定義からは少し外れるかもしれないが似たような事象として紹介。
様々なMADも作られて拡散している点で他のマスコットとの年季の違いを見せ付けているのかもしれない。
⇒首が取れたジャイアンシリーズ
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関連項目
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