概要
遊戯王OCGのカード。
「SOUL OF THE DUELIST」(2004年5月27日発売)で登場した融合モンスター。
融合モンスター
※「SOUL OF THE DUELIST」収録のカード(SOD-JP035)による
星9/地属性/獣族/ATK 4200/DEF 3700
「ビッグ・コアラ」+「デス・カンガルー」
「オベリスクの巨神兵」や「シューティング・クェーサー・ドラゴン」を超える攻撃力4200の数値を持つオーストラリアの覇者。効果なし融合モンスターとしては「青眼の究極竜」に次ぐ攻撃力である。
「野生解放」を使えば7900という攻撃力が得られ、「巨大化」なら8400で1キルも可能になる。
融合素材の2体はそれなりに使いやすく、融合自体もそう難しくない。また、蘇生制限さえ満たせば「死者蘇生」、「再融合」などで墓地から特殊召喚できる。
「沼地の魔神王」などの融合素材代用モンスターを使ってもいい。
また、「融合呪印生物-地」の効果でも特殊召喚できる。ただし、この場合は蘇生制限を満たせないので注意。
OZ(オージー)はオーストラリアの略称。オズではない。
カード名から考えるに、オーストラリアの王者なのだろう。
現在は「EXPERT EDITION Volume.3」に再録されている。
その他の作品において
アニメGXで前田隼人が使用するモンスター。
元々は、自身の退学をかけた父・熊蔵とのデュエル前夜に十代から譲り受けたもので、彼のデッキの最強モンスターである。
翌日の熊蔵とのデュエルで登場。
「黙する死者」で復活した「ビッグ・コアラ」と手札の「デス・カンガルー」を「融合」して融合召喚された。
圧倒的な攻撃力で「酔いどれエンジェル」を戦闘破壊しライフを残り700まで削ったが、永続魔法「ちゃぶ台返し」で破壊され、お銚子二本(永続魔法「お銚子一本」×2)のダメージで隼人は敗れた。
だが、隼人と十代たちの友情に心打たれた熊蔵は、退学を取りやめ1人(船頭がいたので正確には2人)帰っていった。
進級をかけたVSクロノス戦でも登場。
「エアーズロック・サンライズ」によって特殊召喚された「ビッグ・コアラ」と「獣道」で手札に加えられた「デス・カンガルー」を「融合」して融合召喚された。エアーズロックに立つその姿は王者の風格がある。
「エアーズロック・サンライズ」で攻撃力の下がった「古代の機械巨人」に攻撃するが、「リミッター解除」を発動され、クロスカウンターとなるもあと一歩パンチが届かず、返り討ちとなった。
結果は敗北だったが、クロノスはインダストリアル・イリュージョン社への推薦を認め、隼人は新たな道へと旅立っていった。
攻撃名は「エアーズ・ロッキー」。由来はエアーズロック+ロッキー(ボクシング映画)だろう。
アニメZEXALでは、デュエルコースターでトロンとデュエルしていた3人のデュエリストの内の1人(ベルイマン坂田?)が使用。トロンに襲いかかったが、他の2人のモンスター共々謎の力で破壊された。
ゲーム「WORLD CHAMPIONSHIP 2008」ではデュエルワールドに登場。恩恵の世界の石碑に封印されており、解放するためにはこのカードを融合召喚してデュエルに勝利しなければならない。
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関連項目
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