マダラトビエイ単語

マダラトビエイ

マダラトビエイとは、トビエイ科マダラトビエイ属に属するエイの一種である。

学名はAetobatus narinari

概要

のような胸ビレや、クチバシのような鼻先から「(トビ)エイ」と名付けられた。全世界の熱帯・温帯の浅いに生息し、日本にも現れる…が、絶滅危惧種でもある。

な食べ物は海底類・甲殻類など。敵はサメ。大きな胸ビレは最大で幅3mにもなると言うが、普通は1mをえる程度。

泳ぎ方や模様が美しく、それでいて顔付きや仕がひょうきんであり、更に飼育方法も確立しているため、飼育展示を行っている水族館も少なくない。ダイバーにも人気

以下、マダラトビエイの体や生態について詳述する。

ここが素敵だ!マダラトビエイ~ボディ編

トビエイ胸鰭

エイと言えばここ、胸ビレ。三角形を基調として微妙曲線を描き、と同じ羽ばたきの原理で推を生み出す。ゆったりと胸鰭全体を動かし、羽ばたくように泳ぐ姿はとても滑らかで、優である。また、羽ばたきをやめて滑の原理で海底に滑り降りることも。

野生では水上に飛び出すこともあるが、水族館ではそのようなことはない。驚いた時などはかなり速く泳げる。旋回もうまくこなす。

こうした泳ぎ方をする生き物には他にペンギンウミガメなどがいる。

トビエイ背中

胴体と胸鰭の背中側全体が色~濃で、胸鰭には小さな玉が並んでいる。マダラトビエイの「マダラ」とは、この玉をす。

この玉には大きな個体差があり、濃いものや薄いもの、後頭部まであるものや鰭の後ろの方にしかないものと様々。

側はいが、胸鰭の先端近くだけ少しまだら模様があるものもいる。

トビエイ鼻先

ものすごいしゃくれと勘違いする人もいるが、口については後述。

普段はった形をしており、何やら上面の両サイドに溝のような部分がある。海底の餌を探す時はこの溝が左右に広がり、「頭鰭」と呼ばれる丸くたい部分が現れる。これはサメの鼻先と同じく感覚器官で、砂に隠れた餌を察知しつつ砂を掘ることができる。水族館でも水槽の底の砂を調べていることがある。

トビエイ口

エイの例にもれず側にあり、モナー( ´`)のような顔つきをしている。普段は呼吸のためフガフガ動いている。それもまた可愛い

一見ひょうきんだが、は非常に頑丈で、ウチムラサキガイ(食材としては大アサリと呼ばれる)という、子供の握り拳ほどもある大きな二枚を噛み砕くことができる。この甲殻類の殻を砕き、中身を食べる。

は左右が組み合わさったたい棒状のものがさらに前後で組み合わさり、上下それぞれが分厚いと化している。古くなると一つひとつ生え変わる。

トビエイ鰓穴&トビエイ噴水孔

鰓孔は胸鰭のに5対並んでいる。噴孔とは軟魚類によくあるもので、の後ろにある。口ですり潰した殻や餌の粉末がこれらから漏れ出て、それを狙う小が食事中のマダラトビエイを追いかけて群れを成すこともある。

トビエイ目

左右に少し出っった部分にある。瞳孔は縦長で、タレ目にもサメのような冷たい眼差しにも見える。

トビエイ胴体

ふっくらと丸みを帯びた流線で、アカエイマンタべると胸鰭との区別がはっきりしている。
はもちもちと柔らかそうだが、水族館タッチプールに入ることも、そこで側を見せてくれることもありえないだろう。

トビエイ腹鰭&トビエイ背鰭

小さな鰭と、さらにずっと小さい背鰭が胸鰭の後ろにある。泳ぎを安定させるのに役に立っていると思われる。また鰭はブレーキや、飛行機の補助のように体を傾けるのに使っているようだ。

トビエイ毒針

背鰭の後ろ、尻尾の付け根にある。基本的に自己防衛にしか用いられないが同種をひどく傷付ける場合もあり、人間死亡例もある。

トビエイ尻尾

体の何倍もの長さになることもある、大変細長い尻尾。これも泳ぎを安定させるのに役立っていると思われ、尾の長い個体が旋回すると優美な曲線を描く。
水族館では短く切れた個体や途中で曲がった個体も多い。どうも新しい水族館より古い水族館のほうが尾の長いマダラトビエイがいることが多いように思われる。

トビエイ繁殖

オスは鰭の付け根に交接器という生殖器官が1対あり、これで雌雄が見分けられる。軟魚類にはよくあることだが交尾による体内受精を行い、また胎生で、1年かけて最大4尾の親と同じ姿の子供を産む。妊娠時は背中が膨らむ。

繁殖に成功している水族館もいくつかある。内で初めて繁殖に成功したのは美ら海水族館である。
オランダバーガーズ動物園で、マダラトビエイ(もしくはその近縁種)が単為生殖を行ったことがDNA鑑定で明らかになった。エイとしては初めてのことである。Facebookの記事exit

ここが素敵だ!マダラトビエイ~生態編

トビエイ群れ

複数の個体が並んで泳ぐことがある。水族館でも複数飼育していれば見られる行動だが、野生では大群を成すこともある。実はこの群れは、先頭がメスで後ろのその他大勢がオスという組み合わせになっていて、交尾するために大勢でメスを追っかけているだけである。

トビエイ知能

としては知は低くないほうと思われる。

本来臆病な性質のはずなのだが、水族館ではダイバーが餌をくれるということを覚えさせ、1尾ずつ手渡しで確実に餌を与えることができる。すっかり慣れたマダラトビエイはダイバーに向かって先に群がり、鼻先をぐいぐいと押し付ける。
ただしペンギンイルカと違って、水槽の外の来館者に対して好奇心を発揮することはないようだ。

トビエイ近縁種

同じトビエイ科マダラトビエイ属に「ナルトエイ」がいる。背中一色で、マダラトビエイとべて小柄。瀬戸内有明海では大群でアサリを食い荒らすので漁業上は嫌われるが、こちらも飼育している水族館がいくつかある。

トビエイ属の「トビエイ」はかなり小さく、マダラトビエイ属の子供と勘違いされることがある。鼻先は丸くて短く、マダラトビエイ属とべると底に留まることが多い。

ウシバナトビエイ」は鼻先が四くて段差がなく、のっぺりとした形をしている。頭鰭がエの字に下に向かって広がるのが特徴。 マンタイトマキエイ)もトビエイ科に含まれる。

トビエイ鑑賞はこちらです

飼育展示しているのは、以下の水族館など。

エプソン品川海遊館和歌山中道、美らの個体は特に美しい

行動や見え方は水槽の造りに大きく左右されるため、見る水族館によって違った印を受けるだろう。例えば美ら海水族館では黒潮水槽の向かって右側に群れていることが多いが、海遊館ではガラス面に接近したり一時的に群れを成したりと一定しておらず多エプソン品川では底の砂を調べている姿がよく見られる…等。

グッズマンタほどではないが少なくない。大小各種のぬいぐるみ等。

関連動画

関連静画

関連商品


このぬいぐるみシリーズはMサイズ、Lサイズ磁石入り、携帯画面クリーナーもある。

関連リンク

南海の小悪魔マダラトビエイbotexit

関連項目

【スポンサーリンク】

スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A8%E3%82%A4

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

マダラトビエイ

1 ななしのよっしん
2013/09/12(木) 18:08:50 ID: d6ZU6Sz97D
お絵カキコ
タイトル:マダラトビエイ
画像をクリックして再生!!
 
Twitterで紹介する

2 ななしのよっしん
2013/09/12(木) 21:26:10 ID: 0tdGmg1l3u
>>1
お絵カキコありがとうございます!
さっそく記事に使わせていただきます。
マダラトビエイの特徴や美しさがとてもよく表れています。
3 ななしのよっしん
2013/11/04(月) 20:37:12 ID: czqQbqRZ43
駄に充実してんなw
4 ななしのよっしん
2015/02/15(日) 18:51:55 ID: I9vKHr03cZ
この記事に主観的な意見が多いとはいえ充実具合にダイバーの本気を垣間見た気がする。
5 ななしのよっしん
2015/04/17(金) 17:18:43 ID: y1QhxPFqcn
マダラトビエイbotナリナリうるさいから化しにきたら異常情報量にが生えた、訴訟は取り下げる
6 ななしのよっしん
2015/11/01(日) 07:54:44 ID: nShBSISU4g
まだ不確定なところも多いから、主観も交えて書いてるのかな?
もしかしたら、NARUTOボスキャラ補のモデルかもしれないし、そのあたりもネタとして書くと、盛り上がりそう
7 ななしのよっしん
2016/06/15(水) 11:04:53 ID: UEfq5qFAyp
が滲み出てて親しみが持てる、良い意味でニコニコらしい記事だ
>>1素晴らしい
8 ななしのよっしん
2017/01/23(月) 10:12:37 ID: AvaYIi4hKu
はえーずっと飛ぶように泳ぐから飛びエイなんだと思ってた……
9 ななしのよっしん
2017/04/23(日) 15:50:36 ID: IXkokmD9GS
トビエイガチ勢とはたまげたなぁ
10 ななしのよっしん
2017/08/27(日) 18:54:05 ID: 2uLoc5YAeV
で、味は?