マックス・シャーザー単語

• 概要
• その他
• 成績
• 関連動画
• 関連コミュニティ
• 関連項目
• 掲示板

マックス・シャーザー（Max Scherzer、1984年7月27日-）とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー（投手）である。

概要

2003年にセントルイス･カージナルスから指名されたが、シャーザーはミズーリ大学に進学。

2006年MLBドラフトでアリゾナ・ダイヤモンドバックスから1巡目指名（全体11位）を受け、契約した。

ダイヤモンドバックス時代

2008年4月29日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。しかし0勝4敗に終わった。

---

2009年オフにトレードでデトロイト・タイガースに移籍。

タイガース時代

2013年は開幕から13連勝し、最終的に21勝3敗と大きく勝ち越し。最多勝のタイトル、サイ･ヤング賞を受賞。オールスターゲームにも出場した。

---

2014年は防御率が3点台と悪化したが、2年連続の最多勝を獲得。オフにFAとなった。

ナショナルズ時代

2015年にワシントン・ナショナルズと7年契約を結んだ。背番号31。6月20日のピッツバーグ・パイレーツ戦、10月日のニューヨーク・メッツ戦でシーズン2度のノーヒットノーランを達成。2010年のロイ・ハラディ以来6人目。

---

2016年5月11日のデトロイト・タイガース戦で史上3人目の20奪三振を達成。この年は20勝、284奪三振と活躍し、最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得。これで両リーグで最多勝のタイトル獲得者となった。オフに2013年以来2度目のサイ・ヤング賞も受賞した。

---

2017年は右手の骨折のため、WBCを辞退していた。6月11日のテキサス・レンジャーズ戦で通算2000奪三振を達成。268奪三振を挙げ、2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した。

---

2018年は18勝、300奪三振を挙げ、2年ぶりの最多勝のタイトルと最多奪三振のタイトルを獲得した。

---

2019年序盤は不振に陥ったが、徐々に復調し、6月には6勝を挙げピッチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞。7月以降は背中の張りで故障者リスト入りし8月下旬に復帰したため、27試合の登板に留まった。ポストシーズンで好投し、ナショナルズ初の世界一に貢献した。

---

2020年は12試合に登板し、5勝4敗だった。

---

2021年は19試合に登板し、8勝を挙げていた。

ドジャース時代

2021年7月にトレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍した。背番号は31。9月12日のサンディエゴ・パドレス戦で通算3000奪三振を達成した。2球団合計で30試合に登板し、15勝を挙げた。オフにFAとなる。

メッツ時代

2021年12月1日にニューヨーク・メッツと3年契約を結んだ。背番号は21。

2022年は23試合に先発登板し、11勝5敗を記録した。

---

2023年は8試合に登板し、4勝を挙げていた。

レンジャーズ時代

2023年7月30日にトレードでテキサス・レンジャーズに移籍した。背番号は31。レンジャーズでは4勝を挙げていたが、大円筋損傷で離脱。アリゾナ・ダイヤモンドバックスとのワールドシリーズ第3戦で復帰し、12月16日に椎間板ヘルニアの手術を受けた。

その他

スリークォーターの投球フォームから160km/hの4シーム、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。

虹彩異色症であり、右目が青、左目が褐色と色が異なっている。

成績

• （2023年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2008年	ARI	16	7	0	0	0	4	0	0	.000	56.0	21	66	24	19	3.05
2009年		30	30	0	0	9	11	0	0	.450	170.1	63	174	94	78	4.12
2010年	DET	31	31	0	0	12	11	0	0	.522	195.2	70	184	84	76	3.50
2011年		33	33	0	0	15	9	0	0	.625	195.0	56	174	101	96	4.43
2012年		32	32	0	0	16	7	0	0	.696	187.2	60	231	82	78	3.74
2013年		32	32	0	0	21	3	0	0	.875	214.1	56	240	73	69	2.90
2014年		33	33	1	1	18	5	0	0	.783	220.1	63	252	80	77	3.15
2015年	WSH	33	34	4	3	14	12	0	0	.538	228.2	34	276	74	71	2.79
2016年		34	34	1	0	20	7	0	0	.741	228.1	56	284	77	75	2.96
2017年		31	31	2	0	16	6	0	0	.727	200.2	55	268	62	56	2.51
2018年		33	33	2	1	18	7	0	0	.720	220.2	51	300	66	62	2.53
2019年		27	27	0	0	11	7	0	0	.611	172.1	33	243	59	56	2.92
2020年		12	12	1	0	4	3	0	0	.556	67.1	23	92	30	28	3.74
2021年		19	19	1	0	8	4	0	0	.667	111.0	28	147	36	34	2.76
	LAD	11	11	0	0	7	0	0	0	1.000	68.1	8	89	17	15	1.98
21年計		30	30	1	0	15	4	0	0	.789	179.1	36	236	53	49	2.46
2022年	NYM	23	23	0	0	11	5	0	0	.688	145.1	24	173	39	37	2.29
2023年		19	19	0	0	9	4	0	0	.692	107.2	30	121	49	48	4.01
	TEX	8	8	0	0	4	2	0	0	.667	45.0	15	53	16	16	3.20
23年計		27	27	0	0	13	6	0	0	.684	152.2	45	174	65	64	3.77
MLB：16年		457	448	12	5	214	108	0	0	.665	2834.2	746	3367	1063	991	3.15

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多勝	4回	2013年、2014年、2016年、2018年
最多奪三振	3回	2016年-2018年
表彰
サイ・ヤング賞	3回	2013年、2016年、2017年
ピッチャー・オブ・ザ・マンス	6回	2015年5月・6月、2017年6月、2018年4月・5月、2019年6月
その他
MLBオールスターゲーム選出	7回	2013年-2019年
ノーヒットノーラン	2回	2015年6月20日・10月3日

関連動画

タイガース時代

ナショナルズ時代

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• MLB（メジャーリーグベースボール）
  • アリゾナ・ダイヤモンドバックス　/　デトロイト・タイガース　/　ワシントン・ナショナルズ
    ロサンゼルス・ドジャース　/　ニューヨーク・メッツ　/　テキサス・レンジャーズ

関連記事

親記事

• 2006年MLBドラフト

子記事

• なし

兄弟記事

• ティム・リンスカム
• ドモニク・ブラウン
• クリス・デービス（内野手）
• クレイトン・カーショウ
• グレッグ・レイノルズ
• エバン・ロンゴリア
• ウェイド・ルブラン
• クリス・ジョンソン（投手）

▶もっと見る

• アンドリュー・ミラー（野球）
• クリス・マレーロ
• デーブ・ハフ