マッスルパワーとは、対戦格闘ゲーム「ワールドヒーローズ」シリーズに登場する架空のプロレスラーである。
初期の作品では「M.パワー」と略称で表記されることもあった。
「マッスルパワー」はリングネームで、本名はクリス・ハンガー。
概要
ワールドヒーローズのキャラクターは実在の偉人を元にしたものが多く、マッスルパワーはハルク・ホーガンをモデルにしている。……が、肖像権の問題か、シリーズ二作目からヒゲを剃ってホーガン似の顔でなくなってしまった。
(そのおかげで、ハルク・ホーガンとは別のマッスルパワーという個人の個性が確立された)
格ゲーキャラとしての性能はザンギエフと同様の投げキャラで、多彩な投げ技を操り、また高速突進技も備えている。
シリーズ初作品「ワールドヒーローズ」ではガイル系待ちキャラのジャンヌに極めて相性が悪く、本家ガイルvsザンギでも存在しなかった対戦ダイヤグラム10:0(マッスルパワーは絶対に勝てない)という悲惨な数値を付けられてしまった。ジャンヌの必殺技フラッシュソードへの対抗法が無く、それを連発されるだけで詰むんだとか。
マッスルパワーの持ちネタとして、シリーズ最終作「ワールドヒーローズパーフェクト」で追加された最終奥義(超必殺技)スーパーデンジャラスジャイアントブリーカーがある。画面上に表示される字幕「しつこいなげだーっ」から通称「しつこい投げ」と呼ばれる。HEROゲージ点灯時のパワーアップ版の字幕は「もっとしつこいぜ!!」
頭突き、パワーボム、ジャイアントスイング、トルネードブリーカーを次々に繰り出していくコマンド投げ。
この時(ゲームの基本仕様で)連続ヒットする技の途中でKOした時、残りの攻撃がヒットするたびに相手が断末魔の悲鳴を上げるという素敵なシステムになっており、最初の方でKOされた相手は一発ごとに何度も何度も悲鳴を上げ続ける羽目になる。主な犠牲者はシュラ・ナイ・カノム・トム。
勝利ポーズなどでたびたび叫ぶ「ナンバーワン」の台詞も印象深い。
ニコニコ大百科ではマッスルパワー本人の記事よりも先に「ナンバーワン」の方が作られていた。
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関連項目
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