マッスルボマーとは、カプコンが販売したプロレスゲームである。
海外では「Saturday Night Slam Masters」というタイトルで販売された。
3作品が製作され、3作目の「スーパーマッスルボマー」は対戦格闘ゲームのシステムになっている。
キャラクターは「北斗の拳」の作者・原哲夫氏がデザインを担当。非常に熱く濃い面々が揃っている。
柳田東一郎氏によって漫画になった事もある。
世界観は同社の「ファイナルファイト」「ストリートファイター」と繋がりがあり、プレイヤーキャラクターとして「ファイナルファイト」のマイク・ハガーが出場。ハガーの勝利シーンに娘のジェシカも出演、敗北時の台詞にコーディーの名が出る。時系列上は「ファイナルファイト」以前の時期。
また、背景には「ストリートファイター」のザンギエフ、E・本田、M・バイソンの姿も見える。
「ストリートファイターIII」ではヒューゴーのエンディングで、ストリートファイターのキャラがマッスルボマーの大会に殴り込みをかける場面が登場。
概要
マッスルボマー
体力ゲージはあるもののフォールやギブアップをしないと試合が終わらない、
移動は「ファイナルファイト」のようにリング内を上下(手前/奥)にも移動できるというプロレス仕様。
リング外に出て20カウントでリングアウト負けになるルールもあり、TAS動画ではこれが多用される。
試合形式はシングルとタッグがあり、タッグでのみボスキャラも使用可能。
マッスルボマーDUO
二作目。タッグ専用になった。キャラクターの性能調整、同キャラ対戦が可能になるといった調整版。
スーパーマッスルボマー
三作目。ルールががらりと変わり、場外無し、フォール無し、リング内の移動は手前や奥には移動できず前後移動のみという対戦格闘ゲームに変貌。
これまでエンディングにしか登場しなかったチャンピオン、ヴィクター・オルテガがプレイヤーキャラクター兼ラスボスとして参戦する。
登場キャラクター
アレクセイ・ザラゾフ
主人公。ロシア出身でアメリカに渡り、ハガーのジムで修行している。決め技はサンセットスプラッシュ。
ストIIIが発表された当時、あちらの主人公アレックスと同一人物説が流れたが使用する技や性格は別物で、人物像はどちらかと言うとリュウに近い修行大好き人間、というか結構な脳筋。
ラッキー・コルト
アメリカ出身でザラゾフのライバル。共にハガーのジムで修行する。技もほぼ同様で、決め技も同じサンセットスプラッシュ。いわゆるケンポジション。
ナンパ好きでハガーの娘ジェシカにちょっかいをかけ、コーディーと互角の乱闘を繰り広げて新聞沙汰になった事もある。
海外ではガイルの親戚という設定になっており、こっそり「ストリートファイター・ザ・ムービー」にブレードと名乗って登場。技はまるっきり違うが。
が、「ストリートファイターV」で設定されたブレードのプロフィールをよく見ると、なんかコルトにしか見えんというふしが……。
ミステリアス・ブドー
日本出身で歌舞伎のメイクをしたレスラー。毒霧攻撃や髪の毛を操る攻撃などを繰り出す。決め技は相手の首の周りを水平にぐるぐるする血風刃。
タイタン・ザ・グレート
イギリス出身の超大型レスラー。見かけによらずいい人。決め技は両足で相手を蹴り飛ばし、落ちてきた相手をバックブリーカーに捕らえるタイタンブリーカー。タイガーマスクの必殺技、フジヤマ・タイガー・ブリーカーと同じ技である。
「ストリートファイター」のバーディーと昔タッグを組んでいたことがあり、「500億万パワーズ」と名乗っていた。
エル・スティンガー
メキシコ出身。小柄軽量で空中殺法が得意なルチャドール。負けるたびに捻挫する男。決め技はハイジャンプして空中から頭突きを決める偽マッスル・リベンジャーもといアトミックダイバー。
「ストリートファイターIV」のエル・フォルテとは同門の仲らしい。
マイク・"マッチョ"・ハガー
ご存知「ファイナルファイト」のハガー市長。決め技はもちろんスクリューパイルドライバー。「マイク・ハガー」のページも参照。
後にナムカプで「オルテガより受け継いだ技」としてマッスルボマーを用いるが、この時はまだ伝授されていない。
シープ・ザ・ロイヤル
オーストラリア出身。「スーパーマッスルボマー」ではまさに北斗ザコそのものの凶悪な面構え。負けるたびに腕を骨折する男。あと毎回レフェリーにペースを乱される。決め技は相手を回転させて放り投げるトルネードスラム。
"ミッシングIQ" ゴメス
ドミニカ共和国出身。IQ200の天才猿フリークに操られる獣人。カプコン格ゲーによくいる獣系キャラの中でも知能は最も低いと思われる。決め技は相手を上空から叩き付けるハリケーンストンパー。
ブラック・ウィドー
「スーパーマッスルボマー」から登場。
ドイツ出身。プロテクター込みで身長2mを超える大柄な女性。決め技は回転しながら相手の頭を叩き付けるボルテクスフォール。
リップ・セイバー
「スーパーマッスルボマー」から登場。
カナダ出身。戦場帰りでスコップを得物に使う男。手榴弾も使う。コスチュームの背中が上尻まで丸出しで、匍匐前進・後退の際はわけのわからん姿を見せてくれる。決め技は相手をマットに叩き付けつつスコップを喰らわせるフェイタルエアレイド。
ザ・レイス
「スーパーマッスルボマー」から登場。
インド出身。首が180度回転して真後ろを向ける、巨大な蛇を何匹も隠し持っていて飛び出せて攻撃するなど奇怪なギミックを操る。ダルシムといい勝負である。決め技は大きくジャンプして噛み付きながら落下するルシファードロップ。
キマラ・ザ・バウンサー
アメリカ出身。体格はハート様、性格は陰湿な悪党という見事なヒール。決め技はジャイアントスイング。
「ストリートファイターIII」の設定では、リュウのかませのアレックスのかませのバイソンのかませというあんまりな扱いを受けた。
アストロ
初代ラスボス。出身地は不明。悪のプロレス団体BWAの総帥。悪役ながら一切の反則は使わず、実力で相手を叩き潰す。
ヘルメットをかぶり、スタイリッシュな佇まいと技は非常に格好いい。しっとマスクと呼んではいけない。決め技は回転しながら相手を叩き付けるピラミッドクラッシュ。漫画版ではダイビング・デス・ドライブという技を使うらしい。
体からサイコパワーっぽい光を放ったり、テレポートしたり、宙に浮いたりするので明らかに超能力者なのだが、その能力は移動技に用いるくらいで戦いには正統派のプロレス技を使う。「ストリートファイター」シリーズではサイコパワー絡みの話の時に彼の名が挙がらないので、超能力の種類は違う模様。
ヴィクター・オルテガ
「スーパーマッスルボマー」から登場。それ以前はタイトル画面とエンディングにのみ顔を出す。
二代目ラスボス。その風貌は「全盛期のトキ」と謳われる。戦闘方法は思い切り剛の拳であり、最強の決め技マッスルボマーを使う。
「ストリートファイター」でもプロレス系のキャラのストーリーで名前が出てくる事がある有名人。
関連動画
関連TAS動画
一刻も早くクリアすることを目指すTASにおいては可能な限り早く場外に出てリングアウト勝ちを狙うという方針で進められているため、塩試合が多発する。(マッスルボマーだけでなく、どのプロレスゲームも同じ傾向になる)
だが良く訓練された視聴者たちはすっかりこの展開に魅せられてしまい、逆に塩試合を求めるコメントが飛び交う有様。どうも塩試合の意味が「相手に全く見せ場を与えずに勝ってしまうこと」ではなく「リングアウト勝ち」に変わってきている気がする……。
「マッスルボマーDUO」ではリングアウトが無いので、普通の試合になる。こちらは「減塩」とか言われる。
関連商品
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関連項目
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