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マッドクール
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マッドクール(Mad Cool)とは、2019年生まれアイルランド生産日本調教競走馬である。芦毛

な勝ち
2024年:高松宮記念(GⅠ)

概要

Dark AngelMad About YouIndian Ridgeという血統のアイルランド
アイルランド産でイギリス調教。現役時代は英2歳GⅠドルパークステークス勝利し、種牡馬としても短距離戦線を中心に多数のGⅠを送り出し毎年種牡馬リーディングの上位に連ねている。
アイルランドGⅢグラッドネスステークス勝利のほかGⅠ2着2回、3着2回の実績がある。
は現代では重なByerley Turkの直系でG2時代のキングスタンドS勝ち種牡馬としても一定の成績を残している。

アイルランドのモイグレアスタッドファームで生産され、当歳時のゴフズノヴェンバーセールで22万5000ユーロ(約2700万円)で吉田勝己氏が購買。サンデーレーシングで1口100万×40口の4000万円で募集され、東の池添調教師に預けられた。

名の意味は「マドリードで毎年夏に開催される音楽フェスティバルexit」。

マッドクールはクールに走るぜ

3歳(2022年)

デビュー戦は少し遅れ3歳時の1月23日中京1600m新馬戦池添謙一とのタッグで1番人気に支持されたのだが、前残りの展開を3番手から追走するいい流れに乗ったものの後の騎手となる坂井瑠星騎乗のキタサンシュガーにまとめて差し切られ0.1差の3着に敗れる。

2戦からその坂井瑠星に乗り替わり、3月13日阪神ダート1400m未勝利戦に出走。逃げを打って直線半ばまでったが最後に差し切られ0.5差で2戦連続の3着。

3戦は芝に戻り5月28日中京1400m未勝利戦。ここでも逃げの手を打ち、今度は直線も余裕たっぷりに突き放し5身差の圧勝で初勝利を挙げる。

7月23日には小倉に遠征し大牟田特別(小倉・芝1200m・1勝クラス)に出走。1番人気の支持を受け、2番人気ヨシイースターと2頭で群を引っり、直線も2頭で叩き合うマッチレースの展開を制して2連勝を果たす。

このあとは休養して9月25日に復帰。知多特別(中京・芝1200m・2勝クラス)に出走する。この日はスタートでやや立ち遅れ2番手からの競馬になるが問題なし、直線半ばであっさり先頭を奪うと後続の追撃も半身退け余裕の3連勝を飾る。

このあと12月まで間隔を12月11日に前走と同条件の知立ステークス(中京・芝1200m・3勝クラス)に出走。戦の坂井は同日の阪神JFに騎乗するため藤岡康太と初コンビを組む。この日は3手前で行きたがる先行に前を譲ったため5番手からといつになく後ろからの競馬になるがやはり問題なく、直線は群の間を突き抜けで最後までしっかりと脚を使い1身半差の快勝。4連勝でオープンに昇級し3歳を終える。

4歳(2023年)

となった初戦は1月29日の初の重賞挑戦となるシルクロードステークス(中京・芝1200m・GIII)。坂井は同日の根岸Sで騎乗があり2戦連続で藤岡康太が騎乗した。近走の内容から1番人気に支持された。レース久々逃げの手を打ち、直線も一時は2身近いリードを取ったのだが、狙い澄ましたように飛んできた実績ナムラクレアファストフォースの末脚に抗いきれず3着。1着ナムラクレアからアタマ+クビ差の僅差ではあったが連勝は4で止まってしまう。

次走は4月16日ステークス(中山・芝1200m・L)。短期免許で来日中ダミアン・レーンとの初タッグとなった。他とは実績の違うここでは断然人気に推され、これに応えて外2番手から直線半ばで先頭に立ち、最内を巧く立ち回った3番人気キミクイーンとの叩き合いもクビ差しのいで勝利。OP初勝利を挙げる。

約3ヶ休養し、7月2日のスプリンGⅢCBC賞(中京・芝1200m・GIII)に出走。坂井瑠星と約10ヶぶりのコンビ復活となった。ここも単勝1.8倍の人気を集め、3番手から普段通りの競馬をしたのだが、直線でいつもの手応えがなく々に失速。初めて掲示板を外す9着に敗れてしまった。この日の中京競馬場は最高気温34度の猛暑で、マッドクールは熱中症に近い状態になってしまっていたという。

短期放牧のあと次走は10月10日GⅠスプリンターズステークス(中山。芝1200m・GI)。ナムラクレア、アグリなどGⅠ勝利の実績人気になる混戦模様の中、マッドクールは6番人気。前走の惨敗と前々走までの勝ちっぷりで中に落ち着いた。
510番からのスタートながら、坂井の巧みな進路取りで内の5番手に入り前をうかがう。コーナーも最内で通過し、直線で一列外に出して進出。先に抜け出していたママコチャを差し切らんばかりの末脚で迫り、全く並んでゴール写真判定の結果僅かにママコチャが前に出ており、マッドクールは惜しい2着となった。坂井は「この着差だけに悔しいしかない」と念さをにじませたが、池添調教師は「明できた。キャリアも浅いしこれからよくなる」と期待感を抱いていた。

この後は12月10日香港スプリント(シャティン・芝1200m・香港G1)へ遠征。クリスチャン・デムーロと初タッグを組み2番人気に支持されたが、初海外遠征でカイバ食いがよくなく、1番人気Lucky Sweynesseに届かないどころか、直線伸びを欠き8着に惨敗してしまった。

5歳(2024年)

明けて2024年初戦は3月24日高松宮記念(中京・芝1200m・GI)に直行。相手はママコチャナムラクレアら実績に上昇ムードのルガルトウシンマカオ、そして久々海外参戦となる香港GⅠ*ビクターザウィナーも出走。しかしそれぞれ決め手に欠く要素もあり、人気割れ模様。マッドクールは実績はあるが休養明けで体重+18kgということもあり、*ビクターザウィナーと並ぶ単勝9.6倍の6番人気に落ち着く。

が降りしきり重馬場中京競馬場・12番の好からゲートを上手く出たマッドクールの坂井香港からしてきた*ビクターザウィナーとウインカーネリアンを先に行かせ、ルガルと並ぶように最内の3番手を確保する。
そのまま手綱を抑えて4を回り、各が外に振る中で迷わず最内を回って仕掛ける。*ビクターザウィナーとの内外離れての叩き合いを難なく制し、自身の背後から最後の最後に伸びてきた2番人気ナムラクレアの急襲からアタマ逃げ切ってゴールを通過。初重賞勝利GⅠ舞台で成し遂げた。

上の坂井JRAGⅠ5勝、管理する池添調教師ドゥラエレーデ以来の2勝。そしてサンデーレーシング馬主として史上初のJRAGⅠ全制覇(障害含む)という偉業を成し遂げた。なお体重18kg増でのJRAGⅠ制覇は1988年サッカーボーイ(マイルチャンピオンシップ)に並ぶ歴代3位タイ記録でもある。

レース明けの状態は良好との事だが、4月末開催のチェアマンズスプリントプライズ(シャティン・芝・1200m)への招待も届いているマッドクール。このまま香港リベンジを向かうのかも気になる所である。

血統表

Dark Angel
2005 芦毛
Acclamation
1999 鹿毛
Royal Applause *ワージブ
Flying Melody
Princess Athena Ahonoora
Shopping Wise
Midnight Angel
1994 芦毛
Machiavellian Mr. Prospector
*マッドクール
2019 芦毛
Coup de Folie
Night At Sea Night Shift
Into Harbour
Indian Ridge
1985 栗毛
Ahonoora Lorenzaccio
Helen Nichols
Hillbrow Swing Easy
Mad About You
2005 鹿毛
FNo.1-l
Golden City
Irresistible Jewel
1999 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
In Anticipation Sadler's Wells
Aptostar
競走馬の4代血統表

クロス:Ahonoora 3×4(18.75%)、Northern Dancer 5×5×5(9.38%)

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マッドクール

27 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 11:36:15 ID: JrA477wm5h
悪が向いたのは間違いないけど、去年のスプリンターズS2着だし、元々はあるんだよね。今後の成績次第だと種牡馬入りは固そう。日本的には異端な血統だし。ただ去年はCBC賞負けで負けたり香港遠征で体大幅に減ったり(今回体戻ったけど)ちょいとメンタル面はやや不安要素はあるんだよね・・・。ローテ難しいね
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28 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 12:24:35 ID: Ia2b+jEhEe
今のスプリントの層が薄過ぎて、番手で折り合えて内を走れて速く走れるっていうこのみたいに普通に強いならG1まで足りるのよね
ちょっとの展開の差で勝ちコロコロ変わるだろうからG1連勝できるかっていうとなんとも言えないけど頑って欲しい
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29 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 12:52:13 ID: EiVj2zgbF0
トライマイベスト系は何かと日本と縁があるというか普通に相性いいんだよな
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30 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 18:19:45 ID: SbwEUysogw
とはいえアローキャリーメイショウドトウキングカメハメハサトノクラウンの祖ラストタイクーンのラインべると、ラジオたんぱ賞勝ちのプレストシンボリぐらいしか出てないワージブのライン日本ではかなり希少だよね
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31 ななしのよっしん
2024/03/25(月) 19:27:41 ID: 7QD4eM7b+x
馬場でも勝ち負け、重馬場なら勝てるって時点でなんも衒わず強いって言っていいんじゃないかな
ナムラクレアとは、競争理論値クレアの方が高いけど明確な弱点あり、マッドクールの方は競争上の弱点は少ないが体質弱いというtierで言うと同じ帯にいる感じ
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32 ななしのよっしん
2024/03/26(火) 17:43:54 ID: 7cY5Ok2bxC
トライマイベスト系のしぶとさは異常
サトノクラウンタスティエーラ出して継続を確定させたところに
欧州ブイブイ言わせてるダークエンジェル直系のマッドクールまで出てきた

日本でも遅まきながらノーザンダンサー系の逆襲が始まるかもしれん
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33 ななしのよっしん
2024/03/26(火) 18:14:00 ID: 174uZ14R9l
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34 ななしのよっしん
2024/03/28(木) 18:15:06 ID: QPyDBm2yLd
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35 ななしのよっしん
2024/04/04(木) 17:37:00 ID: QPyDBm2yLd
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36 ななしのよっしん
2024/04/17(水) 18:27:34 ID: A3xLTR1wLM
なおチェアマンズスプリントではビクターザウィナーが参戦するどころか、2024の香港スプリント役たるカリフォルニアスパングルマッドクールを迎え撃つべき参戦
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