マッド・ジャックとは、ニンテンドウ64専用ゲームソフト「ドンキーコング64」に登場するキャラクターである。
概要
3面のマッドファクトリーにてボスを務める、大きなビックリ箱。最初は小さい状態で天井の口から落ちてくるが、すぐに見上げられるほどに巨大化。右目は機械化されている。ところどころにツギハギがあり、ボロボロな印象を受けるが・・・・。ちなみにボス戦はタイニーコングで挑む事になる。
実力
3面という序盤のボスでありながら相当強く、戦闘曲の怖さも手伝って多くのプレイヤーのトラウマとなっている。端的に言うと攻撃チャンスが短く、耐久力も高く、しかも時間が掛かる三重苦。
戦闘開始後しばらくは、ビックリ箱の中に入ったマッド・ジャックの追跡から逃げ続ける展開になるのだが、足場がマス目状の高台になっており、この足場を飛び移りながら逃げなくてはならない。この間、マッド・ジャックは無敵で本当に逃げ回るしかない。追いつかれて踏み潰されると当然ダメージ。さらに追跡されている途中で足場から転落すると、ダメージこそ無いものの、また一からの追跡となり余計に時間が掛かるという心折設計。ちょっとしたミスで一からやり直しになる難しさが強さに繋がっていると言えよう。
しばらく逃げているとマッド・ジャックが箱から姿を現し、同時に攻撃可能となる。攻撃するにはマッド・ジャックがいる足場の色と同じスイッチを押す必要あるが、間違って自分のいる色のスイッチを押すとタイニーがダメージを受けてしまう。またスイッチを押すのに時間が掛かりすぎるとマッド・ジャックが再び箱の中に入ってしまい、追跡パートからのやり直しとなる。足場から落ちてもやり直しとなる。無論、マッド・ジャックも黙って待っている訳ではなく、火の玉を投げて動きを阻害してくる。
順調にダメージを与えていくと、少しずつ追跡の速度が上がっていき、プレイヤーのミスを誘ってくる。最終的にはステルス能力で箱が見えなくなる。攻撃技も火の玉だけでなくレーザーも放つようになり妨害が激化する。しかもこのレーザーは先読みして撃って来るため、無策で避けようとすると直撃する。発射する際に特徴的な効果音が出るので、それを聞いてフェイントする等の対策が必要。プレイヤーは常に慎重な操作を要求されるのである。本当に3面のボスかよ・・・。5回攻撃すると、ようやく撃破となる。5回ダメージを食らってもなお形状を保っていたマッド・ジャックであったが、何故か足場が地面に引っ込んでしまい転落死。形も残さぬほど大破してしまう。
戦闘曲はマッドファクトリーのアレンジだが、曲の要所にマッド・ジャックの笑い声と思われる音声が挿入されており恐怖感を煽ってくるとか。
因みに余談だが、全ボス中唯一マッド・ジャックを倒して手に入れるクランジーの檻の鍵だけ他のエリアの解放条件に入っておらず倒すのを後回しにして他のエリアから先に攻略する事も可能である。先に三つ目のスイカとウルトラコングスラムを取得した状態で勝負を挑んだプレイヤーも居るのでは?
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