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マッピー |
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ジャンル | アクション | |
対応機種 | アーケード | |
発売元 | ナムコ | |
開発元 | ナムコ | |
発売日 | 1983年 | |
価格 | 20~50円(1プレイ) | |
プレイ人数 | 1~2人 |
マッピーとは昭和58年(1983年)に稼働開始したナムコのアーケード用アクションゲーム。
概要
ゲームシステム
警官ネズミのマッピーを操作しながら、泥棒ネコのニャームコ達が盗んだアイテムを回収するのが目的。各ステージにアイテムが置いてあり、全て取得することでステージクリアとなる。
ステージにはトランポリンが置いてあり、これを使って上下階を移動する。トランポリンを使っている間は敵にぶつかってもミスにならない。トランポリンは使うごとに色が変わり、赤くなった状態で使うと破れてミス扱いになる。
ステージ通路にはドアが設置してありマッピーだけが閉めることができる。ドアはすべてドアノブ側に開く。ドアノブ側に敵がいる状態でドアを開けると敵を跳ね飛ばして気絶させることができる。点滅しているドア(パワードア)は開くとドアノブ側にマイクロ波を出し、敵を巻き込んで画面外に追い出すことができる。敵をたくさん巻き込むほどボーナス得点が入り、ニャームコを巻き込めば得点が二倍になる。ただし、アーケード版にはニャームコ含め10匹巻き込んだ際6000×2と表示されるにもかかわらず1000点しか入らないというバグがある。
キャラクター
- ニャームコ
アイテム
- テレビ
- 200点
- モナリザ
- 400点
- 金庫
- 500点
ボーナスステージ
音楽が流れている間にトランポリンで右から左に移動し、全部で16個の風船を取っていく。風船は1個につき200点。最後の特大風船
は2000点。
マッピーにまつわる色々なお話
元ネタ
よく知られている話だが、「マッピー」はアーケードゲームがオリジナルではなく、もともとは1981年の第2回全日本マイクロマウス大会のために製作された迷路脱出ロボットである。キャラクターデザインはナムコ(現・バンダイナムコゲームス)所属のゲームデザイナー・遠山茂樹。
ニャームコも同様にマイクロキャット(マイクロマウスがでかくなった様なもの)がもともと存在しており、こちらは1980年の記念すべき第1回全日本マイクロマウス大会のために製作された。(つまり、ニャームコの改良版がマッピーなのである。)この時のニャームコはマイクロキャットだけあって、実は写真で見るよりかなり大きい(高さ約650mm、重量27kg)。マッピーはこれよりかなり小さい(高さ約410mm、重量4.3kg)。小沢純子が惚れ込んだというニャームコはアーケードゲームではなくこちらの方である。
また、家庭で迷路脱出ロボットを楽しむことができるエレメカ玩具「それゆけ!MAPPY」が新正工業から発売されていた。
マッピー音頭
2001年に稼働開始した初代太鼓の達人には「マッピー音頭」なる楽曲が収録されていた。マッピーのメインBGMを音頭調にアレンジした歌なのだが、その歌詞の中に「18歳のマッピー」「30歳のマッピー」という言葉が出てくる。「18歳のマッピー」というのはマッピーのアーケードゲームが稼働開始した1983年から18年という意味で納得がいくが、「30歳のマッピー」の意図が不明で様々な憶測を呼んだ。
このリビジョンを書いている編集者の記憶によると「マッピーが30歳(2013年)になっても愛され続けているように祈りを込めて」という実に当たり障りない由来だったはずなのだが、根拠となる資料を探しても見当たらない。残念。
ドルアーガの塔とマッピー基板
ドルアーガの塔とマッピーのシステム基板は同じものである。これは当然の話で、ドルアーガの塔がインカム率の下がってきたマッピー基板のROM交換という低予算な形で企画されたためである。それがよもやあれほどエポックメイキングなものになろうとは…。
ピコカキコ
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MAIN BGM |
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ボーナスステージBGM |
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ネームエントリー |
お絵カキコ
関連動画
関連商品
関連項目
- ナムコ
- 大野木宜幸(コンポーザー)
- ゲームのタイトル一覧
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