マトリョーシカ(露:Матрёшка)とは、人形の中に人形が入っている木製のロシアの民芸品である。
曖昧さ回避
ハチの楽曲については「マトリョシカ」の項目を参照。音楽ユニットについては「matryoshka」を参照。
概要
木製でボウリングのピンを縦に縮めたような形をしている。民族衣装の女性が描かれていることが多い。
中は空洞、真ん中の腹のあたりに割れ目があり上下に分解できる。すると中には一回りサイズの小さい人形が安置されている。
それにも割れ目があるのでまた割ってみるとまたまたもう一回り小さいお人形が出てくる・・・というもの。
その数はピンきり。大体、5,6個くらいだろう。最後の人形はただのピン。
ロシア原産だが日本でも結構見かける玩具。日本のだるまとかこけしか何かがその起源だという説もある。
見かけは確かに達磨とこけしを足して2で割ったような感じだね。
子宝に恵まれますように・・・という意味の幸せの人形。
マトリョーシカという名前はロシアの女性の名前である「マトリョーナ」に日本で言う「○○ちゃん」的な意味の「シカ」をつけたもの。ロシアのキャラクター、チェブラーシカもそういう意味らしい。
「マトリョーナ」には「母親」というラテン語の単語からの由来があるようだ。
1900年にパリ万博博覧会で賞を取ったことで注目を浴び、ロシアのいたるところで作られるようになった。
いまではロシアに行ったらマトリョーシカをお土産に買って帰れば絶対にわかるほど有名に。
ただ見てのとおり、歴史は意外と浅い。ロシアの人にとってもお土産という感覚らしい。婚礼の記念として贈ったりロシア国内の旅行のお土産として買ったりする。御当地マトリョーシカとかありそう。
最近は女性以外にもいろいろ柄がある。何にも描いてない無地のものもあり、オリジナルのマトリョーシカが作れたりもする。おもしろいぞ。
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関連項目
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