マニッシュ・ボーイとは、
- アメリカのミュージシャン、マディ・ウォーターズが発表した曲の名前。
- ジョジョの奇妙な冒険Part3「スターダストクルセイダース」のキャラクター。
ここでは2について解説する。
概要
DIOの刺客の一人。生後11ヶ月の赤ん坊でありながら大人並の知能を持っており、他人の話す言語を完全に理解している。ベロベロバーをしてくるジョセフに対しても「おれだって相手するのはつかれるのによ~~」と内心見下すほどである。知能だけではなく、安全ピンでサソリを一突きで仕留めるほどの腕も持ち合わせており、挙句の果てには生後11ヶ月にして喫煙をカマす。「天才なんだよ天才!」と自称していたが明らかにその領域は超越している。
とは言っても赤ん坊なので自力での行動はかなり制限されている。そこで関係のない女性を巧みに利用して、ジョセフの運転するセスナ機に搭乗。そこで自分のスタンド「死神13(デスサーティーン)」で攻撃した。
詳細は後述するが、デス13は「夢のスタンド」ゆえ傍から見ると対象者は単に悪夢にうなされているようにしか見えず、「夢のスタンド」ゆえに起きてしばらくすると自分が攻撃されたことを忘れてしまう。花京院はこの罠にまんまとハマり、彼が不審な行動をとるたびにチーム内の輪が少しずつ乱れていく事になってしまった。
ジョセフ達は赤ん坊がスタンド使いだとは信じられず、花京院の必死な訴えも通じない。花京院は強行手段でマニッシュ・ボーイに自らのスタンドで攻撃しようとするが、完全にトチ狂ったとポルナレフに勘違いされ、当て身で気絶させられた上に「もうだめだ…こいつ完全にイカれちまってるぜ…」と冷たい目で見られてしまう。
一行全員がマニッシュ・ボーイのスタンドの術中にかかってしまった中、花京院は彼のスタンドの特徴をとらえ、見事制する事に成功する。マニッシュ・ボーイはまだ赤ん坊ということもあり再起不能(リタイア)にはならなかったものの、ある意味ボコボコにされるよりもキツイ「ブツを食わされる」という後味の悪い展開(物理)を迎えた。チャン♪チャン♪
スタンド
- 死神13(デスサーティーン)
【破壊力:C/スピード:D/射程距離:E/持続力:B/精密動作性:D/成長性:B】 - マントをはおり、大きな鎌を持ったピエロのようなスタンド。口癖は「ラリホ~~~~」。
- ターゲットが眠りに落ちた時に自らが作り出した「悪夢世界」の中に引きずり込む能力。ターゲットが寝ないと効果を発動できないかわりに、夢の中ではマニッシュ・ボーイが意図する通りの自在な変化を及ぼす事ができる。例えば相手の衣服や髪の毛を自由に操ったり、ニセのスタンドを作り出すなどと言った芸当が可能。
- 悪夢世界で攻撃を受けると現実世界の肉体にダメージが反映し、夢の中で殺されれば現実世界のターゲットは死ぬ。ただし自在な夢世界の中でもターゲットを殺す直接の行動はデス13自身がやらなければいけない模様。よくある「自分を傷つけその痛みで目を醒ます」という方法は無効であり、悪夢から目覚めるには眠りに落ちていない他の誰かに起こしてもらうしかない。さらに夢から覚めても「夢の中の出来事」であるため襲われていた事実をすぐに忘れてしまう。
- また夢の中は「精神が無防備状態」であるため、引きずり込まれたスタンド使いは夢の中でスタンドを出すことはできない。ただし寝る直前に身に着けていたもの(衣服や義手や寝袋等)は夢の中に持っていくことができるので、花京院はこの法則を応用し危機を乗り切った。
- ちなみに一見すると人の形のスタンドに見えるが、実はスタンドそのもののデザインは頭と両腕と肩、そして大鎌だけであり、人間の下半身に該当するものは存在しない。
- スタンド名の由来は、タロット大アルカナ13番目のカード「DEATH(死神)」。
余談
- 0歳にして吸血鬼の牙のような歯が生えている(吸血鬼というわけではない)。
- 人間とは思えない天才っぷりを見せているが、一応母親の存在が言及されている。
- 「抜け目のないヤツらとはきいていたが」と発言している事からDIOにきちんと指令をもらって来た事がわかる。
- アニメ版では喫煙描写はなくなっていたが、「お仕置き」はそのままガッツリやっていた。
担当声優
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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