マリア・シャラポワとは、ロシア出身の元プロテニスプレーヤーである。
188cm・59kgというスタイルを活かしてモデル業もこなす。
概要
Maria Sharapova | |
基本情報 | |
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国籍 | ロシア |
出身地 | ロシア:ニャガン |
生年月日 | 1987年4月19日 |
身長 体重 |
188 cm 59 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 2001年 |
引退年 | 2020年 |
テニス選手テンプレート |
17歳でウィンブルドン選手権を制覇、その後8年がかりで4大大会を全て制覇した実力者。
日本では「ポオオオオオオオオオオオオオウウ!!」というショットを放つときの声や付け乳首でおなじみである。
WTAツアーでの初優勝は2003年のジャパン・オープンで単複同時優勝している。ジャパン・オープンでは翌2004年も優勝したほか、2005年と2009年の東レ パン・パシフィック・オープンでも優勝するなど日本の大会でも活躍している。ツアーレベルでの活躍前に国際大会での初優勝としてITF草津国際女子オープンで優勝しており、シャラポワ本人も草津が原点と語るように日本と接点がある。
プロテニスプレーヤーであるノバク・ジョコビッチにモノマネをされることが嫌だったが、近年ではモノマネし返すなどお互いをネタにしている。
2016年、ドーピング検査で新しく禁止薬物に追加されたメルドニウムの陽性反応が出たことで世界中を驚かせた。ITFは彼女が最後にプレーした2016年1月26日から起算して2年間の活動停止処分を下したが、シャラポワ側はスポーツ仲裁裁判所に上訴。結果、9ヶ月短縮されて1年3ヶ月の活動停止となった。
起こした問題ゆえに復帰後の彼女にワイルドカードを与えるかは各大会運営を悩ませる話題となった。2017年10月には天津の大会で復帰後初優勝を挙げたが、その後は目立った活躍はできず、これが現役最後の優勝となる。2018年は30位内までランキングを戻したものの、翌年は故障で失速。2020年も序盤の大会で初戦負けが続き、2月に引退を表明した。
主な実績
- WTAランキング1位(在位21週)
- キャリアグランドスラム達成(女子テニス史上10人目)
- 2004年ウィンブルドン優勝
- 2006年全米オープン優勝
- 2008年全豪オープン優勝
- 全仏オープン優勝2回(2012年、2014年)
- 全豪オープン準優勝3回(2007年、2012年、2015年)
- 2011年ウィンブルドン準優勝
- 2013年全仏オープン準優勝
- 2004年WTAツアーチャンピオンシップ優勝(史上最年少)
- ロンドンオリンピック女子シングルス銀メダル
- シングルス通算優勝回数 36回
- シングルス通算マッチ成績 645勝171敗
十分すぎる実績ではあるのだが、特に肩を手術して以降サーブの乱調から崩れることが多かったのは悔やまれる。キャリア前半の活躍はほとんどが芝やハードコートだったが、後半はこれらのコートでは勝ちきれないことが増えた。一方でキャリア後半、クレーコートに順応して実績を伸ばした点は見事だった。
関連動画
関連項目
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