- マリオシリーズの関連項目一覧 > マリオテニス
マリオテニスとは、キャメロットが開発、任天堂が販売しているゲームシリーズである。
概要
ボタン2つで多種多様なショットを打てるというテニス初心者でも簡単な操作性や、世代を追うごとに追加される特殊な駆け引き要素によって人気を博し、初登場から20年近く続く息の長いシリーズ作品となっている。
ラリー主体の淡泊なテニスから、大技の応酬が繰り広げられるテニヌ、さらにマリオシリーズならではのミニゲームモードなど、作品ごとに様々なゲームモードが用意されている。
シリーズ作品
マリオテニス64
シリーズ第1作目。2000年7月21日発売。ハードはNINTENDO64。WiiおよびWii UでVC版も配信されている(いた)。
初代でありながら使用可能キャラクターは16名と豊富。中には本作がデビュー作品となり、後のシリーズでも皆勤を果たすワルイージの姿も。
シンプルなテニスモードのほか、正確なコントロールが鍵を握る「リングショット」や、アイテムを駆使して戦う「クッパステージ」といったサブモードもすでに搭載。
本作では通常のテニスモードに特殊な要素がないので、そのためシリーズで一番テニスをしている作品であるとも言える。単純なテニスゲームをやりたいのなら今でも十分に楽しめる。
マリオテニスGB
2000年11月1日発売。ハードはゲームボーイカラー。3DSでVC版も配信中。
本作の舞台はテニスの名門学校「ロイヤルテニスアカデミー」。ここで本作オリジナルの人間キャラクター(アレックス、ニーナ)を主人公として操作し、最強のテニスプレイヤーになるのが目的。もちろんマリオシリーズおなじみのキャラクター達も登場。
キャラクターには育成要素があり、試合を重ねるごとに経験値を得られ、スピードやパワーといった各要素を上げることができる。バランスよく育てるか、一点豪華型に育てるか、あえてパートナーキャラに全振りするか、等の選択はプレイヤー次第。
また、64GBパックを用いれば『マリオテニス64』との連動も可能。GB版で成長させた壊れキャラを64で活躍させたり、連動特典で得られる隠しコートやキャラを得たりと、楽しみ方は様々。VC版ではできないが
マリオテニスGC
2004年10月28日発売。ハードはゲームキューブ。2009年にはWiiで移植版が発売された。
本作では「スペシャルショット」という新要素を新たに導入。ラリーを続けるとラケットが光るようになり、そのチャージを利用してキャラクターごとに異なる強力なスペシャルショットを打てるようになる。スペシャルショットには攻撃系・防御系の2種類があり、どの場面でどのショットを使うかの駆け引きも重要。
またテニスコートも個性的なものが新たに登場しており、コート上のギミックも豊富になっている。
ちなみにワリオとワルイージが活躍するOP・EDムービーもある意味必見。
マリオテニスアドバンス
2005年9月13日発売。ハードはゲームボーイアドバンス。Wii UでVC版も配信中。
本作の舞台はGB版でも登場した「ロイヤルテニスアカデミー」。前作から数年後、新たにアカデミーの門戸を開いた2人のオリジナルキャラクター(ノーティ、タビー)が主人公となっている。また、前作に登場したアレックスやニーナ達もコーチとして登場。
GB版同様の育成要素も健在だが、本作ではGC版でもあった「スペシャルショット」を開発するトレーニング(ミニゲーム)が新登場。もはやテニス要素がどこにも見当たらない奇想天外なトレーニングを繰り返すことで主人公は個性的なスペシャルショットを習得できるようになる。ちなみに今作は登場キャラクターが36人と多いがそのうち30人がオリジナルの人間キャラクターとなっている。もはや「マリオ」でも「テニス」でもないとか言ってはいけない
ちなみに本作にGC版との連動要素は存在しない。
マリオテニス オープン
新要素「チャンスショット」を導入。これはコート上に現れたマーク上で指定されたショットを打つと強力になるというもので、その効果は前作までのスペシャルショットに匹敵するもの。また、Xボタンが(威力が下がるものの)場面に応じてショットを打ち分けられる「かんたんショット」にあてられており、初心者でも1ボタンでプレイすることができるようになっている。かんたんショットでチャンスショットを打つことも可能。
本作の目玉要素として、Miiのカスタマイズが挙げられる。ゲームを進めることでウェアやラケット、着ぐるみを入手でき、それらを使ってMiiをカスタマイズすることが可能。装飾によってMiiの能力も変化し、組み合わせによっては非常に強力になることも。
また、本作ではシリーズで初めてWi-Fi対戦、すれちがい対戦の通信プレイを実装しており、全国のプレイヤーと手軽に対戦できるようになった。ちなみにオンラインでは上述したカスタマイズMiiが跋扈しており、「もう『Miiテニス』でいいのでは?」と言われていたのは内緒である
マリオテニス ウルトラスマッシュ
高いボールに飛びつく「ジャンプショット」、チャンス時に打ちこめる「ウルトラスマッシュ」のほか、巨大キノコでキャラクターを巨大化して戦える「メガバトル」、巨大なボールでラリーを行う「メガボールラリー」など、全体的にインパクトの強い派手な演出の多い作品となっている。
また、手持ちのamiiboにプレイスタイルを覚えさせ、成長させるモードもある。
マリオテニス エース
2018年6月22日発売。ハードはNintendo Switch。
対戦中に溜まる「エナジー」を利用して、狙ったポイントに強烈なショットをたたき込む「ねらいうち」、本来届かない場所に打たれたボールに追いつく「加速」、エナジーを最大限に消費して一撃必殺のショットを放つ「スペシャルショット」によるラケット破壊など、もはやテニスというより格闘ゲームのような新要素が追加されている。ほかにも、強烈なショットをノーダメージで抑える「ブロック」、タイミングはシビアだがエナジーを大きくためることができる「テクニカルショット」などのテクニックも様々。
対戦ゲームとしてのレベルは高く、オンライン対戦が盛んで腕利きのプレイヤー達による熾烈な戦いが日々繰り広げられている。参加者特典ありのオンライン大会や、公式が主催するオフライン大会も定期的に開催されている。
他にも、マリオを育成しながらルイージを救い出す「ストーリーモード」、ジョイコンを振って直感的に遊べる「スイングモード」でも遊ぶことができる。
マリオテニス フィーバー
2025年9月12日にニンテンドーダイレクトで発表された新作。Switch2向けで2026年2月12日発売予定。
登場するプレイヤーは38名とシリーズ最多。今作の新要素として様々な効果を発揮する「ラケット」がある。ラケットは全30種。ラリーで増加するフィーバーゲージを使用してラケットに応じた「フィーバーショット」を放てる。2025年9月時点ではコートを凍らせる「アイスラケット」、分身を作り出す「シャドウラケット」などが公開されている。
「ストーリーモード」も搭載されており、「まもの」の力で赤ちゃんになってしまったキャラクターたちにテニスを覚えさせながらまもの討伐を目指すようになっている。
その他のテニス作品
- マリオズテニス
- 1995年にバーチャルボーイで発売。シリーズで初めてマリオがテニスをプレイした作品。
- マリオスポーツ スーパースターズ
- 2017年にニンテンドー3DSで発売。遊べるゲームモードの一つにテニスがある。感覚は『オープン』と『ウルトラスマッシュ』の中間ぐらい。
使用可能キャラクター
※『GB』『アドバンス』に登場するオリジナルの人間キャラクターは除いている。
| キャラクター名 | 64 | GB | GC | GBA | OP | U | Ace | F |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マリオ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| ルイージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| ピーチ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| デイジー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| ヨッシー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| キャサリン | ○ | ○ | ||||||
| ベビィマリオ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| ワリオ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
| ワルイージ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| ドンキーコング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| クッパ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| キノピオ | ○ | ○ | ○ | |||||
| テレサ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| パタパタ | ○ | ○ | ○ | |||||
| ヘイホー | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| ドンキーJr. | ○ | |||||||
| ノコノコ | ○ | ○ | ||||||
| クッパJr. | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| ディディーコング | ○ | ○ | ○ | |||||
| プロペラヘイホー | ○ | |||||||
| ハナチャン | ○ | |||||||
| ボスパックン | ○ | ○ | ||||||
| ベビィピーチ | ○ | |||||||
| メタルマリオ | ○ | |||||||
| チコ | ○ | ○ | ||||||
| ほねクッパ | ○ | ○ | ○ | |||||
| ロゼッタ | ○ | ○ | ||||||
| キノピコ | ○ | ○ | ||||||
| ようせい姫 | ○ | |||||||
| ワンワン | ○ | |||||||
| ガボン | ○ | |||||||
| ゲッソー | ○ | |||||||
| ブンブン | ○ | |||||||
| ポリーン | ○ | |||||||
| カメック | ○ | |||||||
| カロン | ○ | |||||||
| ファイアパックン | ○ |
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