マリオパーティ7とは、任天堂が2005年にゲームキューブで発売したゲームソフトである。
概要
マリオパーティシリーズの7作目。前作と同様、ニンテンドーゲームキューブ用マイクと同梱で発売された。
プレイヤーキャラは前作の11人からミニクッパが外されたが、新たにキャサリンとカロンを隠しキャラとして加え12人となった。
今作のストーリーは、キノじいがなかなかノンビリできなかったマリオ達に豪華客船でのバカンスの旅をプレゼントし、その旅先でパーティを行うというもの。そのためマップのほとんどは実在する世界の観光名所をモデルにしたものとなっている。またこのバカンスを快く思わないクッパの怒りが爆発することによる妨害イベントが5ターン毎に発生する。(後述)
今作ではなんと最大8人までプレイすることができる。8人プレイでは2人で1つのコントローラを持ち、1人が左手でコントロールスティックとLボタンを、もう1人が右手でCスティックとRボタンを操作する。8人用のミニゲームも登場し、8人が個別で競うものと2人ずつの4チームに分かれて競うものの2種類に大別できる。
パーティモードでのチーム戦は2人×2チームと2人×4チームの2種類あり、後者は前述した8人用の操作でプレイする。どちらの場合もチームの2人がまとまってマップ上を行動し、ターン毎に交代で決められる「チームリーダー」が各種決定を行う(ちなみに、人間とCOMの複合チームでは常に人間がチームリーダーになる)。4チームプレイでは、ターン終了時のミニゲームはチームリーダーが行う(8人用ミニゲームは除く)。サイコロは1~5しか出ないサイコロをチームで2つ叩き、その出目の合計だけ進める。
クッパタイム
先述の通りパーティモードではターンの経過毎にクッパの怒りメーターが上昇していき、最大になると怒りが爆発してクッパタイムが発生する。どれも嫌がらせイベントなのだが、状況によっては有利に働くこともまれにある。
- 頼んでもいないのに記念撮影をし、写真代として10または20コイン徴収する。おまけに写真をわたす前に逃げ去ってしまう。
まあいらないけど。 - カプセルショップの1つを物理的に潰し、新たにクッパショップを設置する。通過したプレイヤーは強制的に不要なものを20コインで買わされる。一回使用すると元の店に戻る。ちなみにここで使用したコインもショッピングスターの計算に入る。
- 橋を破壊し、数ターンの間渡れなくする。代わりにクッパマスだらけの橋をかけることも。
- 1位のプレイヤーからコインやスターを奪い、宝箱やミニクッパに預ける。上手くいけば取り戻すことも可能。
- ミニクッパに風車からコインを盗ませる。たまに失敗する。
- スターのある島を沈没させる。
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関連項目
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