マリオ・ズッケェロとは、ジョジョの奇妙な冒険Parte5「黄金の風」のキャラクターである。
CV:石野竜三(PS2ゲーム版) / 高橋伸也(TVアニメ版)
「概要」?あのオレがか?
ギャング組織「パッショーネ」の構成員。カメレオンの尻尾のような巻いた髪の毛がトレードマーク。二の腕部分がやたらトゲトゲした服を着ている。
相棒のサーレーから、組織幹部のポルポが自殺(本当はジョルノが暗殺)したことと、ポルポの隠し遺産の話を聞き、それを独占しようとブチャラティチームの襲撃を画策する。
そして、ポルポの隠し財産を回収しにカプリ島へ向かうブチャラティチームのクルーザーに後述のスタンド能力を使い潜伏。一行は奇襲されるまで船に潜伏されていたことに全く気づかなかった。
初登場時は右画像のようなどこか気の抜けた顔つきだったが、再登場時はキリッとしたギャングらしい人相に変わっている。
チーム全員でズッケェロを捕らえた後にジョルノが奪った(拾った)身分証明書からローマの出身である事がジョルノの台詞から語られているが、テレビアニメ版では生年月日が1976年6月21日である事もわかる。(つまり本編時点で24歳)
スタンド能力
- ソフト・マシーン
【破壊力:A / スピード:C / 射程距離:E / 持続力:A / 精密動作性:D / 成長性:E】 - ズッケェロのスタンド。全身に丸い凸ができているのとレイピアのような武器を持つのが特徴の人型スタンド。
このレイピアで突き刺した対象をコンドームや空気の抜けたゴム風船のようにぺっちゃんこに萎ませてしまう。生物がこの針で突かれるとダメージは無いものの意識を失ってしまう。生物だけではなく物に対しても使用でき、作中の描写からすると平べったくなったものからは重さも抜けてしまうらしい。
この能力は自分自身にも使うことができ、この場合は意識が維持され、狭い隙間へ隠れたりと自由に行動できる。
総称すると、単行本でも解説されている通り「船上などの限定された空間ならばこの上なく脅威となるスタンド」「人質を取る戦法に最適」な能力だが、反面破壊力や持続力以外には乏しいので何も無い場所などで正面から戦いを挑む事には不向きなのが弱点。 - 破壊力がAなのはおそらく、あらゆる物体の形をぺちゃんこにできて無力化できるからだと推測される。
活躍
ナランチャ、ミスタ、フーゴを順々に拉致し、ジョルノとアバッキオとブチャラティの三人だけになってしまった。ここでジョルノは危機を打開するべく、自らがワザと拉致させるように罠に自分から入った。最初はジョルノのことを毛嫌いしていたアバッキオも彼のスタンド「ムーディー・ブルース」で再生を開始。これにより、敵マリオ・ズッケェロの能力が物をぺっちゃんこにする能力と判明する。
そこで、ワザと再生を続行し、ズッケェロの進路を辿り位置を特定しブチャラティに攻撃要請をだす…が、何故かいるはずのところにズッケェロはいない。続けて特定するもまたもや空振り。やがてアバッキオは敵の本当の位置を見つけ出すが、ズッケェロに拉致されてしまう。残るはブチャラティ一人だけになってしまった(拉致された皆は、ペッちゃんこになったあと気絶させられた)。
そしてズッケェロは自信満々にブチャラティにポルポの隠し遺産の在り処を聞く。だがブチャラティがとぼけたことを言い出したため仲間を殺そうとしたところ、ブチャラティは彼のスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」で船に穴をあけた。実はブチャラティもアバッキオのおかげでズッケェロがどこに隠れているのかが分かったのだ。このままでは船が沈んでしまいかねないのでズッケェロはスタンド能力を解除した。そこに浮かんできたのは…
実はこのカラクリは、ブチャラティ達が乗る予定だった船を2隻用意して片方の船をソフト・マシーンでぺっちゃんこにし、ぺっちゃんこにされていないほうのもう一方の船に覆いかぶせ、一隻目の船と二隻目の船の間に僅かに生じる隙間を(ソフト・マシーンで自分の体をぺっちゃんこにして)潜伏していたのだった。この際船にあった無線機やパイプなどもぺっちゃんこになっている。パイプ部分なんかは一旦切断した後、パイプに通して繋げたのだと思われる。
このカラクリを見破られてしまい、抵抗するもブチャラティに取り押さえられてブチャラティチームの拷問タイムが開始された。体(ジッパーで切り離された、首から下)をフルボッコにされる、右まぶたに釣り針をひっかけられ、糸でつるされた上に眼鏡で黒目をメガネを介した日光により焼かれてしまうわきでギャングダンスが開始される、果てアバッキオの裏拳を思いっきりくらうなど散々な目に合っている。その後、ズッケェロに(もう片方の相棒=サーレーのことを)訊くよりも、直接こちらから対抗すればいいという案の元で行動が起きたので、結局この拷問は大して意味をなさず、ズッケェロはただタコ殴りにされて終わった。
あまり知られていないが、実はブチャラティチームを一番追い詰めたのはズッケェロである(ブチャラティ以外皆全滅)。組織のボスであるあのディアボロよりも追い詰めており、すばらしい功績を残した。
スタンドの強さは環境と使い方次第 ・・・とホルマジオは言っていたが、それを一番表現できたのは間違いなくコイツだろう。
その後は船に気絶したサーレー共々寝かせられ、出番終了。サーレーと同じく、第5部のキャラクターでは最後まで生存するというかなり珍しいキャラクター。
外伝小説「恥知らずのパープルヘイズ」の扱い
第5部の後日談にあたる外伝小説「恥知らずのパープルヘイズ」でも、相棒サーレーと共に登場している。
組織のボス・ディアボロがジョルノに倒されたことでジョルノがミスタ共々パッショーネを掌握してから半年後の情勢の中、上記の「遺産をめぐる争い」のマイナス分を清算するべく、ミスタ達に『旧パッショーネ』の負の遺産たる麻薬チームの壊滅を命じられ、フーゴ達とは別行動でサーレーと2人で麻薬チームへ戦いを挑む。
(半年前ならともかく、ミスタ達の存在は最早ズッケェロ達が絶対に逆らえないものとなっていた為。)
そしてフーゴ達より先に麻薬チームの潜伏先へ、スタンド能力を行使して潜入するも探知されてしまい、サーレーは返り討ちにされズッケェロも捕えられてしまい麻薬チームの中枢・マッシモのスタンド「マニック・デプレッション」によって麻薬チームの手先として操られた結果、フーゴ達を足止めするための捨て駒としてフーゴとシーラEの元へ差し向けられ、戦闘の末死亡する末路を辿っている。
フーゴ達とは異なり、サーレーと共に麻薬チームに対するかませ犬同然に扱われるという散々な目に遭ったのだった。
ただしこの小説はあくまで”公式二次創作”。どう受け取るかは貴方次第である・・・。
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