マリー&ガリーとは、NHK教育テレビで2009年度に放映されていた科学アニメである。
第二期であるマリー&ガリーVer2.0が2011年三月末まで放映されていた。
概要
NHK教育テレビで放映されている「すイエんサー」内の1コーナーである。
OP含め、放映時間は5分間。
5分間と短い間ながら解説は比較的丁寧である。楽しみながら科学を学ぶことが出来る。
アニメーション製作は東映アニメーション。
キャラクターデザインは馬越嘉彦で、主人公マリカの中の人は千葉千恵巳。
それなんておジャ魔j
ストーリー
ゴスロリファッションに身を包んだ理科嫌いの中学生、マリカは気づくと知らない街へ向かうチンチン列車に乗っていた。
そこは世界中の科学者が集まる街、ガリハバラ。
科学嫌いの少年少女達は時たまこの街に迷い込んでしまい、科学が好きになるまで現実の世界に帰る事は出来ないのだ。
マリカは、街の名前の由来となったガリレオ・ガリレイ、通称ガリーを始めとする科学者達と身近な科学に触れながら成長していく。
キャラクター
- マリカ(CV:千葉千恵巳)
本作の主人公。ゴスロリファッションを好む女子中学生。冷静で無口な性格。
科学の話を聞いただけで眠くなってしまう。 - ガリレオ(CV:チョー)
ガリーと呼ばれている、中年オヤジ。「地動説」と書かれたTシャツを常に着ている。
下品な性格だが地動説にかける思いは人一倍。無職っぽいが、街の天文台で働いている。 - ペット
ぬいぐるみ。マリカが自分の服を作ったときの余りで作った物だったが、ガリハバラの街で自らの意思を持ったかのように動き出す。
口が無いので言葉は話せない。ガリーを嫌っているのか、いつもいじめている。 - キュリー婦人(CV:野沢雅子)
マリカとガリーが下宿しているペンションのオーナー。見かけによらず身体能力は高い。
特に、うっかり「きゅうり婦人」と言った人には凄まじい蹴りをお見舞いする。
熱しやすく冷めやすい性格はキュリー温度から来るもの。 - ニュートン(CV:阪田智靖)
長身で美形。リンゴ売りを営んでいる。全ての女性を惹きつける力、万有魅力の持ち主(自称)。
しかし当の本人は(愛情的な意味で)リンゴにしか興味が無い。 - ヘルツ(CV:小杉十郎太)
口が悪く、番長のようななりをしている。電波の波を麺に変える機械を使ってラーメン屋を営んでいる。
麺にかける情熱は誰にも負けない。 - アルキメデス(CV:西村知道)
おでん屋さん。
新しい発見をしたり、新たなアイデアが浮かぶと「エウレーカ!」と叫び、ふんどし一丁で何処かへかけてゆく。 - フレミング(CV:菊池正美)
エジソンの電気屋でバイトをする傍ら、夜はDJ屋台を営んでいる。
ヘッドスピンしている姿をよく見かける。アルキメデスとは親友。 - ダビンチ(CV:田の中勇(一期)、青野武(二期))
万能の天才というだけに何でも出来る。街の人からはダビンチじいさんと呼ばれている。
いろいろな事が出来るが非常に飽きっぽい性格でもある。ガリーがライバル心を抱いている。 - エジソン(CV:環有希)
電気屋を経営している小学生。金にうるさい。
いろいろな発明品を店で売っている。ライバル会社のベルに対抗心を燃やす。 - ダーウィン(CV:藤田圭宣)
オネエ言葉で話すロボット。進化の研究の末に自らがロボットになってしまったとかなんとか。
ペットショップを営んでいるが、売られているペットは皆ロボットである。 - ノリカ(CV:井上麻里奈)
第二期から登場。甘ロリファッションに身を包んだ小学生。
わがままな性格で、科学の話を聞くと癇癪を起こす。名前は「NO理科」から。 - クマ
第二期から登場。ノリカの連れてきたぬいぐるみ。
ノリカのストレスが爆発すると巨大化して手が付けられなくなる。ペットとの相性は良好。
マリー&ガリーVer2.0
2010年度からは第二期として、マリー&ガリーVer2.0が放映されている。
無事、ガリハバラを卒業したマリカだが、入れ替わりでガリハバラにやってきたノリカに手を焼いたガリハバラの科学者達に助っ人としてまた呼ばれる事になる。
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DVDには「公式同人誌」が、ガリハバラ!のCDには予告編に相当する第0話のDVDが付く。
こちらは大きいお友達向け
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