マリーンカップとは、地方競馬の船橋競馬場で毎年9月に施行される3歳牝馬限定・ダート1800mの重賞競走(ダートグレード競走)である。格付けはJpnⅢ。
3歳牝馬の下半期チャンピオン決定戦かつ、優勝馬にJBCレディスクラシックの優先出走権を付与するトライアルとされている。
2023年までは3歳以上牝馬限定・ダート1600mの重賞競走として4月に開催されていた。
概要
前身は1988年に創設された牝馬限定ダート1700mの準重賞「マリーン・カップ」。この頃は夏の開催だった。1997年に重賞に格上げされ、4月開催の統一GⅢ・南関東GⅡの指定交流重賞「マリーンカップ」となる。以降、2023年まで基本的に4月開催(2回だけ6月に開催)だった。
2007年から格付けがJpnⅢに統一された。2011年は東日本大震災の影響で中止になった。
2024年から3歳牝馬限定のダート1800m戦として9月に移動となり、6月の関東オークスに続く南関東の3歳牝馬のダートグレード競争となった。
フルゲートは14頭。1着馬にはJBCレディスクラシックへの優先出走権が与えられる。
本レースの勝ち馬では、ホワイトフーガが本レースの前にJpnⅠを勝利しており、ファストフレンド、メーデイア、アンジュデジール、テオレーマ、ショウナンナデシコが本レースの後にGⅠ/JpnⅠを初勝利している(ファストフレンド・ショウナンナデシコ以外はいずれもJBCレディスクラシック)。サンビスタは本レースの前にJpnⅠ(JBCレディスクラシック)を、本レースの後にGⅠ(チャンピオンズC)を勝利している。
2008年と2009年にはメイショウバトラーが8歳と9歳で連覇。9歳牝馬による平地グレード競走勝利は歴代最高齢記録となっている。
歴代優勝馬
関連リンク
関連項目
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