マルエーフェリー単語

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マルエーフェリーとは、鹿児島県奄美市のフェリー会社。別名"A"LINE"

神戸市・大阪市/鹿児島市と奄美群島・琉球諸島を結ぶ旅客フェリーを運行する。また貨物船も運行している。

要項

本社は奄美市にあるが、本部を鹿児島市に置く。

航空機路線網が発達している現代においても、物資や人員の輸送においてはフェリーが優位である。それをマルエーフェリーが現在に至るまで担っている。

特に京阪神航路は片道15000円（2等）で丸三日を要する。飛行機なら数時間で、しかもLCCならば5000円で到達できる現代において貴重な存在である。

現在の旅客航路は鹿児島〜奄美/沖縄 便の1航路である。かつては福岡県（博多）、鹿児島県（志布志）/東京都（有明）、兵庫県（神戸）・大阪府（大阪）も運行されていた。東京航路は飛龍21の愛称が付けられていた。所要時間は下り50時間、上り47時間30分。

航路

阪神航路（琉球エクスプレス）※現在は旅客営業終了

2017年10月に旅客営業は終了し、RO-RO船として運航されている。以下は旅客営業実施時の記述である。

• 神戸港（六甲アイランド） 〜大阪港（南港） 〜名瀬港（奄美大島） 〜亀徳港（徳之島） 〜和泊港（沖永良部島）〜与論港（与論島）〜那覇港・新港ふ頭（沖縄本島那覇市）

斜線には寄港しないダイヤが存在する。また与論島に寄港するダイヤは1ヶ月に1度程度で、非常に少ない。

大阪・神戸でのマルエーフェリーの発着は、それぞれ六甲船客ターミナルと大阪南港フェリーターミナルである。他フェリーと乗り場が異なる場合が多く、注意が必要。

売店・レストラン・喫茶店の設備は一切ない。カップラーメンなどのインスタント食品を販売する自販機が設置されている。インスタント食品が苦手な人は、持ち込みを強く推奨する。

ちなみに、大阪市大正区には沖縄県出身者が多い。（大正区は、大阪南港フェリーターミナルのある住之江区に隣接する）

鹿児島航路

• 鹿児島新港〜名瀬港（奄美大島） 〜亀徳港（徳之島） 〜和泊港（沖永良部島） 〜与論港（与論島） 〜本部港（沖縄本島国頭郡本部町） 〜那覇港・那覇ふ頭（沖縄本島那覇市）

売店・レストラン・喫茶店が設置されている。また、マリックスラインと共同運行している。

奄美航路

• 鹿児島新港〜湾港（喜界島）〜 古仁屋港（奄美大島） 〜平土野港（徳之島）〜 古仁屋港（奄美大島） 〜 平土野港（徳之島）〜知名港（沖永良部島）

奄美海運株式会社が運行。マルエーの子会社であるが、乗り場が異なる。レストランあり。

連絡交通

電車

• 那覇港・那覇ふ頭（鹿児島航路）
  • 沖縄都市モノレール・旭橋駅

連絡バス

• 鹿児島新港
  • 鹿児島新港 〜JR鹿児島中央駅 〜天文館 〜金生町 〜水族館口 〜JR鹿児島駅（大人160円/小人80円、自社バス）

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関連リンク

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関連項目

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